『週刊少年ジャンプ』2016年45号 感想

『ONE PIECE』(842話 "満腹の力")
サンジが絶対に女に手を上げないのは、ゼフの首がかかってるからか。
そりゃあ、なにがなんでも言いつけを破っちゃいけない、と思うわなあ。

恥ずかしいから親子を名乗るなと言った実の親と、おまえがやっちゃいけないことをやったら自分が死んで落とし前をつけてやると言う育ての親。
サンジがゼフを慕うのは当然だよなあ。

あと、ナミはやっぱり最強かもしれん。

『ハイキュー!!』(第225話 ぎくしゃく)
伊達工のメイン盾(?)はハロウィンコスが似合うなあ。

「言葉選びも間違うみたいです」と反省の弁を述べる影山くんに対して、何をいまさら、という反応の烏野の面々。
確かになにをいまさらとしか言いようがない。
でも、影山くん的にはちゃんと反省して、ちゃんとまわりとうまくやっていこうと努力してたんだ。ちょびっと間違ってたかもだけど、その心意気は必要だ。

「本数減らす」と言われるのがイヤな田中くんと、ちゃんと言って欲しい旭さん。
スパイカーそれぞれに考えがあるから、セッターも大変やねえ。
でも、そういう気持ちを伝えあい、納得しあうのが大事なんだよね、多分。
だけど、影山くんに「さりげなく」を要求すると余計な惨事を招きそうな気がする。

『ブラッククローバー』(ページ81 そんなアイツが)
ずっと、「魔力なんかなくても」と言い続けて、がんばり続けてきたアスタが、泣きながら「オレ……魔力に恵まれなくて…」とつぶやいたシーンをみて、アスタがあんなに連呼してたのは、いっそ、それだけがアスタのアイデンティティになってたからなのかなあ、とか思った。
このマンガの世界観では、魔力がない、というのは相当に生きづらいんだろう。
でも、それに負けたくなかったアスタは無理やりにでも、それを強みにしようとしてきた。
そのがんばりが、いつの間にか自分を居心地のいい場所に連れてきていたことに気付いて、「ずっと…悔しかった」と素直な気持ちを口にすることができて、アスタはようやく、自分の中の何かと折り合いをつけることができたのかもしれない。

こればっかりは、ユノにはできないことだったんだなあ。
自分を認めてくれてるってわかっていても、ライバルポジを堅持するユノの前では、弱音は吐けないもの。

『左門くんはサモナー』(第52話 左門くんは一周年)
祝! 一周年!

てか、一周年なのに主人公の扱いがひどすぎる。最終的に爆発してるし。
ちゃんとしてるのは、「魔いったー」で「#左門様」とタグにちゃんと様付けするサルガタナスくらいだ。

ところでトンガリ欲しがる人っているんだろうか。
個人的にはネビロス様に付けたいが……。

『鬼滅の刃』(第33話 苦しみ、のたうちながら前へ)
「俺、じいちゃんが好きだよ!!」と言われて、ポッと頬を染めるじいちゃんがかわいすぎる。
てか、善逸は美人局に金巻き上げられたのか?

唐突に善逸が金髪な理由が判明した。
いや、雷にあたって髪の色が変わるってどういう理屈だよ、と思うが。
でも、その金髪も今や大ピンチ!
「なのに最期、髪ずる抜けで化け物になんの!?」ってセリフに、不謹慎にも笑ってしまった。
いや、深刻なシーンのはずなんだが。
人面蜘蛛に「何なんだコイツは……」と思われる始末だし。

善逸、ひとつの技しか使えないのか。
不器用な善逸らしいというかなんというか。

そう考えると、多彩な技を使い分ける炭治郎ってのは、もしかしてかなり優秀なんだな。

じいちゃんの教育はかなりバイオレンスだが、鬼と戦っていく以上、鍛えないと死ぬだけだしなあ。
善逸は「でも俺は鋼じゃねえよね」って考えるし、炭治郎は「はい、俺、鋼になります」と答えそうな気がする。
伊之助ならそうだねえ、「俺が鋼になるわけないだろ」って言うかな?

ところで巻末コメントの、実年齢が思ってたよりひとつ若かった、ってどういうことなんだろう。数え年で覚えてたとか?

『ワールドトリガー』(第160話 「ヒュース・4」)
別記事です。