『週刊少年ジャンプ』2018年20号 感想

『ONE PIECE』(第901話 "死んでも死ぬなよ!!!")
サンジのケーキのおかげでビッグ・マムが万全の状態に戻っちゃってるんだけど、どうすんだこれ。

「お前の船長はもうおれだぞ!!!」で、ようやくジンベエの麦わら一味入りが明言された。
いや、そうなってるんだろうとは思ってたけど、なんか微妙にうやむやな感じがしてたので、なんかすっきりした。

ところでベッジは一応助かったけど、この一件で得たものってあったのかな。
結局、ビッグ・マムに追われる身になってるわけだし。
ギャンブルに負けたけど、次の機会を待つさ、くらいな感じなのかな。

『鬼滅の刃』(第106話 敵襲)
時透くんは何をあんなに驚いてたのかな。
炭治郎がいい子すぎてびっくりしたのかな。
それに、ねずこちゃんのことも覚えてないっぽいし……。

で、ほのぼのした炭治郎と時透くんの会話に、突然、現れる半天狗……これはめっちゃびっくりした。
鬼のにおいに敏感なはずの炭治郎が「んっ? 誰か来てます?」ってテンションだったから、小鉄くんあたりが来たのかと。

それでもすぐに戦闘態勢に入れたのは、炭治郎も時透くんもさすが!
てか、ねずこちゃんは結構、簡単に鬼モードになるようになったよね。
炭治郎がねずこちゃんを止めたのは、前回みたいに暴走することを恐れたのかな。

それにしても、半天狗の頸が飛んで、頸から腕が生えて、二体の鬼が現れる、というこの3コマの流れは本当にきれいだった。
なんというか、鮮やかだなあ、って。
なんだろうね。こういうのを「画力」じゃなく「漫画力」って言うのかな。

しかしまたもやひとりと思ったらふたりか……。
上弦はこれがデフォなわけ?
しっかし、上弦のわりには若干、弱そうなルックスだった半天狗さんが、めっちゃ強そうな鬼ふたりに分裂おこすとはびっくり展開すぎる……。
おまけにどえらくかっこいいし。
なんで合体してるんだろうね。陸の場合は、鬼いちゃんが妹ちゃんを守るためだったようだけど。

てか、玉壺もまだどこかにいるんだよね……。
前回の時点ですでに、上弦の鬼がふたり……大丈夫かよ……状態だったのに、さらにハードルあげてくるとわっ。

あと、銃が出てきてびっくりした。
いや、大正時代だから銃はあって当然なんだけど、ものすごく意表をつかれた。

『ハイキュー!!』(第298話 導)
今回、ツッキーの山口くんへのデレがすごすぎて、「ツッキー、おまえ死ぬのか?」ってなってる。

サブタイトルが「導」だよ。
山口くんはツッキーの「導」……うぉぉぉぉぉっ。
ブロック決めたあとのツッキーのかっこよさよ。
ツッキーと山口くんがハイタッチしてる時、ふたりとも本当にうれしそう。
ツッキーそういう熱血っぽいこと、嫌いそうなのに。
で、さらにツッキーがまっすぐな目で「極、たまに、面白いです」だよ。
ツッキー、そんなこと口にできるようになったのか……大きくなって……!(←子か!)

ツッキーにとって山口くんは、どんな時でも自分をしっかりみつめてくれる、まさしく「導」なんだなあ。
ツッキーは、自分が欲しいものをつかむためにあがくことを、「かっこ悪い」ではなく「面白い」と感じるようになったんだなあ。

『ブラッククローバー』(ページ153 命懸けの生きる道)
カウンター魔法とアンチ魔法の組み合わせは、意外と相性がよいな。
まあ、ああいう荒技が使えたのも、それが使える状況をアネゴレオン様がつくったからこそ、だけどね。
あと、選抜試験でチーム組んでて、お互いのことを理解しあってたことも大きいんじゃないかな。

とにもかくにも、アネゴレオン様が無事でよかった~。
魔法帝が死に、フエゴレオン様は昏睡状態、ヴァンジャス団長は失踪(?)という状況で、王族であり戦闘能力も高いアネゴレオン様は騎士団の最重要人物になりそうだからね。
そういえば、ノゼル兄さんは今どこにいるんだ?

『呪術廻戦』(第7話 呪胎戴天-弐-)
別記事になりました。

『火ノ丸相撲』(第189番 ホントの気持ち)
柴木山親方がかわいすぎるんですが……。
顔赤くして「え……みんなは知ってる感じ?」ってのが本当にかわいい。
なにこの萌えキャラ。

てか、お付き合いはじめたんなら、ちゃんと親方には報告しとけばよかったのに。
レイナちゃん、親方とも面識あるんだから、そこは言っといた方が無難だろう。
てか、実は私もレイナちゃんと同じで、潮くんが「お付き合いしてる」認識ちゃんとしてるのか、若干、心配してた。

潮くんの言葉は、本当に潮くんらしくて、だからレイナちゃんだって応援したいだろう。
でも「嫌だ…」と思ってしまう。
その正直な気持ちを、レイナちゃんが潮くんにちゃんと伝えられたのは、大きいと思う。
レイナちゃんは潮くんの「足枷」にはなりたくないんだろうけど、まだ子供なところがある潮くんには「錨」が必要だろう。
それは、潮くんの中で、レイナちゃんがしっかりと重みを持っているからこそできることだ。
レイナちゃん的には苦しいだろうけど、なんとか乗り切って~。

恋愛上級者達の助言が上級者すぎて、レイナちゃんにはキャパオーバーだった。
だめだよ。レイナちゃん、ユーマさんの保護下で大事に育てられた箱入りなんだから……。