『週刊少年ジャンプ』2020年06・07合併号 感想

『ONE PIECE』(第967話 "ロジャーの冒険")
おでんは自分の夢のために、一度、ワノ国を見捨ててるのか。
ここでおでんがワノ国にとどまっていたら、この世界の歴史はだいぶ違うことになってたんだろうな。
見捨てられて「ろくでなし~~!!!」って怒ってても、この家臣団はいまだに光月家に忠義を尽くしてるんだから、恨み言はあっても嫌いにはなれない。それだけおでんが魅力的な人物だったんだろうな。

バギーの看病のためにシャンクスはラフテルまではいかなかったのか。
このふたりどんだけ仲いいんだよ。
ていうか、シャンクスがめっちゃバギー好きなだけにもみえる。

『鬼滅の刃』(第189話 心強い仲間)
一般人が乱入してこないけど、さすがにあの惨状みて逃げてるのかな、と思ってたんだけど、隠の皆さんが人止めしてたのか。

ちょっと気弱なとこをみせる義勇さんがかわいい。
この人は元々、こういう折れやすい気質で、だけど、強くあらねばならないと、常に自分を律した結果、なんかたまにちぐはぐな感じになっちゃうんだろうな。
自分は水柱じゃないとか言ってた義勇さんが「水柱として恥じぬ戦いを!!」って考えてるの熱い

義勇さんを嫌ってる風柱さんと蛇柱さんが、必死にフォローしてくれてるとこもいいよね。
嫌ってるけど、水柱としての能力は信じてくれてるんだなって。
風柱さん、刀まで調達してくれてるし。
水の呼吸の剣士は数が一番、多いというから、その点では義勇さんが一番有利か。
逆に、一点ものっぽい蛇柱さんと恋柱さんの刀は替えがきかない。
岩柱さんもそうだけど、かなり頑丈そうなのでまだなんとか。
ていうか、この乱戦の中、音と気配だけで戦えてる岩柱さん、ほんとすごいな。

そして、珠世様のとこの猫・茶々丸が大活躍。
おそらく、愈史郎の術で姿を隠したまま、珠世様か愈史郎の近くに潜んでいたんだろうね。
いざという時のための血清を持って。
ていうか、茶々丸がむごいことになっちゃってるんですけどっ。
このマンガ、人間も猫も烏も容赦なく殺される……。

この血清、恋柱さんと炭治郎にも打ってあげてくださいっ、って思うんだけど、愈史郎が助け出されてて、すでにそちらで手当てしてもらってる可能性もあるのか。

蛇柱さんだけは痣が出なくて生き延びる可能性があるかも、と思ってたんだけど無理だったか……。
これはほんとに、現役の柱全滅エンドの可能性がでてきた……。

4コママンガの「別に死んでもいいじゃないか」って静かに言い放つ無惨様がおもしろすぎだった。
ギャグじゃなく、本編でこういうこと言ってもおかしくないよね、無惨様。
もはや言う相手の上弦が全滅してるけど。

『アクタージュ』(screen96.限界)
怒りの形相で「あなたを許します」という台詞を吐いた白石さん。
台詞と表情が一致してない。
台詞を変えるのはNG、というレギュレーションの隙をついてきたな。

怒りの炎は鎮められない。でも許す。
なるほどこのルートがあったか。
でも、羅刹女がそれを呑み込むだけの、説得力を持つ展開ってのが想像つかないんだよね。

4コママンガは、子供と同レベルで遊べる王賀美すごいな、ってなった。

『呪術廻戦』(第90話 渋谷事変・8)
別記事(呪術師の眼と親友の魂)になりました。

『AGRAVITY BOYS』(第4話 gobbledigook)
こんなファンレター欲しいアピールはじめてみた。
めっちゃ笑った。
いや、そこは隠さなくてもコンプラ的にはOKなやつだろ!

てか、ファンレター告知ってコミックスになるとはずれるのが普通なんだけど、これコミックスになったらどうなるの?

でもまあ、おバカではあるけど、いい連中ではあるよね。
ちゃんとクリスを仲間として大事にしていきたいという気持ちはあるんだ。
ちょっと欲望に負け気味だけど。

『ハイキュー!!』(第379話 妖怪大戦争)
武田先生と鵜養コーチはあんまり変わってない。まあ、すでに大人だったからね。
鵜養コーチはまだ烏野のコーチを続けてくれてるんだね。
最初は音駒戦までの限定、とか言い張ってたのに。

トイレの前は妖怪ばかり(笑)。てかなんなんですかこのサブタイトル。

ツッコミが追い付かなくて困り果ててるツムがおもしろい。
いや、そんな律儀にツッコマなくてもいいのに、って思うんだけど、なんか義務感があるんだろうな。
それにしても、木兎さんのフリーダムさがすごくて、これを軽くあしらっていた赤葦の偉大さをあらためて知る。
まあ、赤葦は赤葦でちょっと変わったとこあったけどね。
身長で日向くんと張り合う星海もかわええ。
いや、事前に勝ってること確認してからつっこんでくるとか、どんだけだよ。

アランを恋しがるツムと、ツムを恋しがるアラン……両想い……ボケとツッコミ的な意味で。

あっ、佐久早もMSBYなのか。
春高バレーで出番ほとんどないまんまで、フェードアウトしたのかと思ってた。

そして、今回の一番の驚き!
潔子さんが「田中潔子」になってた!
えええええ、田中くん、本当に潔子さんと結婚したのかっ。
あのバレー少女はあのまま引いちゃったのか。
バレー少女といえば道宮ちゃんはどうなった!
それより、ノヤさんはどうなってるんだ!
と、大混乱。

スガさん、「田中、このやろォォォォ!!」ってわめいてるけど、同じことわめいてた潔子さんファンは多いんだろうな。
メガネと黒タイツが標準装備だった潔子さんはもういないのか……。

『チェンソーマン』(第53話 夢の中)
レゼちゃんに振られて(実際には振られてないけど)傷心なデンジー。
でも、マキマさんみたらすぐに元に戻るデンジー。
これ、他のマンガの主役がやったらだいひんしゅくだと思うんだけど、デンジーなら許せる不思議。

マキマさんが、アキ、デンジー、パワーちゃんをまとめて「早川家」って呼んでるの、なんか萌える。
そうか、家族なのか、この3人。

ソ連は、デンジーを手に入れたい。それが叶わないのなら、せめてマキマさんの元から引きはがしたい、か。
マキマさん、もしかしてめっちゃ有名人なのでは?

この世界で悪魔が死んだら地獄で蘇る。
地獄で悪魔が死んだらこの世界に来る。
悪魔は地獄とこの世界を行ったり来たりか。
で、チェンソーの悪魔は、地獄で悪魔を殺して、この世界に悪魔を送り込むということをやっていた?

悪魔がチェンソーの悪魔の心臓を狙うのは、チェンソーの悪魔がいないとこの世界に蘇れなくなるから地獄に引き戻したい、なのか、チェンソーの悪魔がこの世界にいる限り地獄で殺されずにすむからこの世界に留めたい、なのか。
いろいろ妄想できるな。

ところで、4コママンガの横で謎のポーズとってるパワーちゃんはなんなんですか?
かわいいけど。

『ブラッククローバー』(ページ235 漆黒の使徒)
ヴァンジャンス団長、マスクするのやめたんだな。
となると、ヤミ団長は今、ヴァンジャンス団長をなんて呼んでるんだろう。