『週刊少年ジャンプ』2019年08号 感想
『ONE PIECE』(第930話 "えびす町")
ビッグ・マムがワの国に来ちゃった! と思ったら、あっさり海に落とされちゃったよ。
マムは能力者だから泳げないはずなんだけど、どうなんの、これ。
マムの子供たちも能力者が多いし、あれだけの巨体じゃ、助けられる人はそんなにいないんじゃないの?
まあ、あれだけのキャラがポッと出のキャラにあっさりやられて退場ってのはさすがにないと思うんだけど。
『Dr.STONE』(Z=90 NEW WORLD MAP)
気球が巨大すべり台になってるのちょっと笑った。かわいい。
空と地上から地図を広げていく様子はやっぱりわくわくするな。
あと、羽京さんがなにげに便利キャラ。
眼と耳がよくて、運動能力が高くて、冷静な判断力もある。そして、まじめで善人。
こういう人がサポートにいるのは心強いよね。
3000年以上たってるのに、石神村があの人数なのは、食糧問題で減ったからか。
農耕は狩猟に比べて継続的なリソースが必要だけど、稲とか麦は蓄えることができるから安定供給がのぞめる、というのが強いよね。
特にこれからは、石神村だけじゃなく、旧司帝国の連中も養わなけりゃいけないので、食料問題はどっちにしろ解決しなきゃいけないんだよね。
逆に言えば、旧司帝国の連中というリソースが増えたから、農耕に手を出せるともいえる。
現代のおいしい作物は品種改良されているので、ほとんどのものは人の手が入らないと一世代で絶滅してしまう、という話をきいたことがあるんだが、この小麦はしっかり3000年以上を生き延びたのか。
とりあえず今年は自生している小麦を収穫して、次のシーズンから畑を増やして農耕はじめようということかな。
これで、旧司帝国の連中も「うまい」と言ってくれるラーメンがつくれるのかな。
お魚はたくさんあるんだから、スープはつくれそうだし。
みんな、パンやらパスタやらをみたら涙を流して喜びそう。
『アクタージュ act-age』(scene49.阿良也と巌)
阿良也くんが、人の名前を間違えることを、悪いともなんとも思ってないのすごい。
阿良也くんにとって通りすがりに等しい人だから間違えた、まではともかくとして、同じようなことしてきた人だから同じ名前で呼んでも問題ない、って認識がすごい。
こういう扱いされた女性やら男性やらが複数いるようだが、阿良也くんが有名人になったことを知ったら週刊誌とかに売り込んだりしないのかね、と思ったんだが、その当時、阿良也くんは子供だったので、自分の方が犯罪者になるから名乗り出るようなことはしないか。
巌さんと出会っていなかったら、阿良也くん、誰かに刺されて死んでたかも。
アキラくんを「堀くん」って呼び続けてたの、本当に素で間違えてて、素で本当の名前なんかどうでもいいと思ってたんだな。それがちゃんと「星アキラ」になったってことは、阿良也くんにとって個体識別の必要がある存在にランクアップしたってことか。
まあ、夜凪ちゃんのことは一度も間違えてないけど。
あと、阿良也くんを追いかけて、知らない女性の家にあがりこむ巌さんもなかなかすごい。
それにしても星アリサの存在感はすごいな。
「役者はやめておきなさい」と言ったコマとか本当にすごい。
星アリサに「役者はやめておきなさい」と言われたから役者になった阿良也くん。
実質的に星アリサが阿良也くんを役者にしてしまったわけだ。
これは、役者はやめておけ、と言った役者がすごかったから、役者になればこんなすごい存在のいる世界に入り込めて、なおかつ、自分もそんなすごい存在になれるかもしれない、と考えたということなのかな、と思った。
あるいは、「お前の退屈はお前が器用なせいじゃない。お前がすべてを馬鹿にしているせいだ」という巌さんの評価を考えるのなら、星アリサは阿良也くんにとって生まれてはじめての馬鹿にできない存在で、そういう存在がいる世界なら自分は退屈しない、と考えたのかもしれない。
それにしても、巌さんは星アリサに対しては本当に弱腰だな。
よっぽどなことやらかしたんだろうな。
『ハイキュー!!』(第334話 ネガティブ限界突破)
貉坂の監督は女性か。なにげにこのマンガで女性監督は初のような(←記憶違いだったらスマナイ)。
怖いもんなしにみえる木兎さんと、怖いものばかりな八。
でも木兎さんだってしょぼくれる時はあるよね。まあ、あれはプレッシャーに負けそうになってるって感じじゃないけど。
『呪術廻戦』(第43話 京都姉妹校交流会-団体戦・10-)
別記事(交流会をのんびり楽しんでいたかった)になりました。
『鬼滅の刃』(第142話 蟲柱・胡蝶しのぶ)
童磨は鬼の力を利用して新興宗教の教祖になったのかと思ってたんだが、人間だった時からすでに教祖に祀り上げられてたのか。
それにしても、子供時代の童磨のかわいさと毒々しさがすごい。
「死んだら無になるだけ」と言いつつ、殺して楽にしてあげよう、というのがちょっと矛盾してるような気がしたんだけど、無になった方が幸せ、という考えなのかな。
というか、本当に女性の首を壺に活けて愛でてたのね。社交辞令じゃなかったんだ。
しのぶさんは自分の小柄さと非力さがコンプレックスだったんだな。
「鬼の頸は斬れないけど」というのは、それを補ってあまりあるものを自分は持っている、という自信からではなく、自分はそれでも柱になれたんだ、という自身を鼓舞するための言葉だったのかもしれない。
このマンガでは、ピンチの時に身内の幻が鼓舞してくれる、というシーンがよくでてくるけど、しのぶさんの元にもかなえさんは現れた。
「泣くことは許しません」「立ちなさい」と冷たいまなざしで言うかなえさんがめっちゃ美しい。
忠告に背いて柱になって、今、自分の弱さを嘆いていることを、姉は許してくれないだろう、というしのぶさんの想いがみせたものなのか、かなえさんは実はこういう人だったのか。
柱になったくらいだから、こういう厳しさを持ち合わせた人だったんだろうな、きっと。
でも、最後にはちゃんと励ましてくれるんだよね。
「あっ、ほら~!」とか「無理しないで!」とか口にしてる言葉がやさしげなとこが、童磨のおそろしさを際立たせる。
童磨、これ本気で言ってるよね。煽りとかじゃなく。
童磨のふところに飛び込んだしのぶさんの羽織が斬れたところが、なんだか蝶の羽がもがれたようにみえて痛々しかった。
そして、いつも羽織に隠れていた背の「滅」の字がみえたところが、決死のしのぶさんを動かすものを示しているような気がした。
ていうか、これ本当にしのぶさん死んじゃう?
回復役が真っ先に死んじゃうとかある?
『ブラッククローバー』(ページ189 信じられる人間)
エルフ族を襲ったのは確実に人間だ、という描写がこれまでなかったので、だまされてるだけの可能性もあるのかな、と思ってたんだけど、本当に人間の王族が襲っていたのか。
まあ、摂理を侵すほどの魔道具をどうやって作ったんだ、と考えると、裏で糸を引いている存在は別にいるのかもしれないが。
エルフ族の魔力を人間の王族が奪った、ということを考えると、王族はやたら魔力が高い、という設定は、エルフ族から奪ったから、ということになるのか。
これを知ったらノエルちゃんとかショックを受けるだろうな。
「…だがそれは、コイツらじゃない…」というのは本当にその通りで、エルフ族が理不尽な仕打ちを受けて怒り狂うのは当然としても、その報いをアスタたちが受けるのは理不尽なんだよね。
本当のリヒト様はそれを理解してるような気がするけど。
「何でも無かったことに出来るなんて便利な力…存在すると思うか?」って言葉がめっちゃこわい。
アスタはすでにそれを覚悟して使っているようだけど。
エルフ化から戻った後も、その最中の記憶が残ってるのきついよね。
マリーちゃんは「誰も…傷つけなくて…よかったあぁ」と安心して泣けるけれど、シャーロット団長はヤミ団長を襲ってるからな。元に戻った時にどうなっちゃうのか。
超ちっちゃくなったアジトに押し込められてるヘンリーがちょっとかわいい。
ああしなければ生きていけない、という事情を考えるとだいぶ気の毒なんだけど。
さて、ようやくヤミ団長を除いた黒の暴牛が全員集合。
仲間に混ざりたくてうずうずしてるノエルちゃんがかわええ。
そして、素直になれないゾラもちゃんと巻き込んでみんなでキャッキャウフフするあたり気が利いている。
と思ったら、フィンラルが合流できずに倒れてた。そうか、置いてけぼりか。
『チェンソーマン』(第6話 使役)
「ソ連」って単語が出てきてびっくりした。
背景とかちょっとレトロっぽいなと思ってたけど、ソ連がまだ健在だった頃の時代設定なのか。
マキマさんは強権でデンジたちを使役してるようにみえるけど、そのマキマさんもまた使役されている立場なのだな。
「デンジは深いなだけで面白くないですよ」と言ってたのに、マキマさんが「面白いと思うけどな」と言ったら、「面白いだけで使えないヤツですよ」に切り替えたアキがおもしろい。
マキマさんの言葉には、こんな軽口でさえ異論を唱えないのか。
マキマさんが白を黒と言ったら「黒ですね」と迷いなく同意するんだろうな。
デンジが悪魔と仲良くなれると思っちゃってるのは、ポチタの存在があるからだろうな。
ポチタがいる限り、デンジは悪魔を全否定できないんじゃないかと思う。
それともこのことで、ポチタだけが特別だ、ということになるのかなあ。
「言い間違い」「じゃ」の後で、ふたりが即座に武器をだして攻撃しあうコマ割りがおもしろくて、おおっ、ってなったんだけど、デンジ一撃でやられちゃった。
てか、あそこでチェンソーだせないの?
デンジがまずいのは純正の人間じゃないからだろうなあ。
なにげにパワーちゃんの裏切りがショックだった。
アホの子なのは演技だったんだろうか。
でも「そういう設定じゃったか?」とかうっかり言っちゃうあたりをみると天然なのかもしれん。
デンジはパワーちゃんと、おとなしくしていた悪魔を野に放ってしまうという大失敗をしたわけだが、これこのままだとデンジが処分されちゃうし、マキマさんも責任を問われるよね。
ていうか、デンジとパワーちゃんを組ませてみよう、と進言したアキが一番、悪いような気がしてきた。
デンジが悪魔を信用しちゃう、ということを知ってたわけだし。
ビッグ・マムがワの国に来ちゃった! と思ったら、あっさり海に落とされちゃったよ。
マムは能力者だから泳げないはずなんだけど、どうなんの、これ。
マムの子供たちも能力者が多いし、あれだけの巨体じゃ、助けられる人はそんなにいないんじゃないの?
まあ、あれだけのキャラがポッと出のキャラにあっさりやられて退場ってのはさすがにないと思うんだけど。
『Dr.STONE』(Z=90 NEW WORLD MAP)
気球が巨大すべり台になってるのちょっと笑った。かわいい。
空と地上から地図を広げていく様子はやっぱりわくわくするな。
あと、羽京さんがなにげに便利キャラ。
眼と耳がよくて、運動能力が高くて、冷静な判断力もある。そして、まじめで善人。
こういう人がサポートにいるのは心強いよね。
3000年以上たってるのに、石神村があの人数なのは、食糧問題で減ったからか。
農耕は狩猟に比べて継続的なリソースが必要だけど、稲とか麦は蓄えることができるから安定供給がのぞめる、というのが強いよね。
特にこれからは、石神村だけじゃなく、旧司帝国の連中も養わなけりゃいけないので、食料問題はどっちにしろ解決しなきゃいけないんだよね。
逆に言えば、旧司帝国の連中というリソースが増えたから、農耕に手を出せるともいえる。
現代のおいしい作物は品種改良されているので、ほとんどのものは人の手が入らないと一世代で絶滅してしまう、という話をきいたことがあるんだが、この小麦はしっかり3000年以上を生き延びたのか。
とりあえず今年は自生している小麦を収穫して、次のシーズンから畑を増やして農耕はじめようということかな。
これで、旧司帝国の連中も「うまい」と言ってくれるラーメンがつくれるのかな。
お魚はたくさんあるんだから、スープはつくれそうだし。
みんな、パンやらパスタやらをみたら涙を流して喜びそう。
『アクタージュ act-age』(scene49.阿良也と巌)
阿良也くんが、人の名前を間違えることを、悪いともなんとも思ってないのすごい。
阿良也くんにとって通りすがりに等しい人だから間違えた、まではともかくとして、同じようなことしてきた人だから同じ名前で呼んでも問題ない、って認識がすごい。
こういう扱いされた女性やら男性やらが複数いるようだが、阿良也くんが有名人になったことを知ったら週刊誌とかに売り込んだりしないのかね、と思ったんだが、その当時、阿良也くんは子供だったので、自分の方が犯罪者になるから名乗り出るようなことはしないか。
巌さんと出会っていなかったら、阿良也くん、誰かに刺されて死んでたかも。
アキラくんを「堀くん」って呼び続けてたの、本当に素で間違えてて、素で本当の名前なんかどうでもいいと思ってたんだな。それがちゃんと「星アキラ」になったってことは、阿良也くんにとって個体識別の必要がある存在にランクアップしたってことか。
まあ、夜凪ちゃんのことは一度も間違えてないけど。
あと、阿良也くんを追いかけて、知らない女性の家にあがりこむ巌さんもなかなかすごい。
それにしても星アリサの存在感はすごいな。
「役者はやめておきなさい」と言ったコマとか本当にすごい。
星アリサに「役者はやめておきなさい」と言われたから役者になった阿良也くん。
実質的に星アリサが阿良也くんを役者にしてしまったわけだ。
これは、役者はやめておけ、と言った役者がすごかったから、役者になればこんなすごい存在のいる世界に入り込めて、なおかつ、自分もそんなすごい存在になれるかもしれない、と考えたということなのかな、と思った。
あるいは、「お前の退屈はお前が器用なせいじゃない。お前がすべてを馬鹿にしているせいだ」という巌さんの評価を考えるのなら、星アリサは阿良也くんにとって生まれてはじめての馬鹿にできない存在で、そういう存在がいる世界なら自分は退屈しない、と考えたのかもしれない。
それにしても、巌さんは星アリサに対しては本当に弱腰だな。
よっぽどなことやらかしたんだろうな。
『ハイキュー!!』(第334話 ネガティブ限界突破)
貉坂の監督は女性か。なにげにこのマンガで女性監督は初のような(←記憶違いだったらスマナイ)。
怖いもんなしにみえる木兎さんと、怖いものばかりな八。
でも木兎さんだってしょぼくれる時はあるよね。まあ、あれはプレッシャーに負けそうになってるって感じじゃないけど。
『呪術廻戦』(第43話 京都姉妹校交流会-団体戦・10-)
別記事(交流会をのんびり楽しんでいたかった)になりました。
『鬼滅の刃』(第142話 蟲柱・胡蝶しのぶ)
童磨は鬼の力を利用して新興宗教の教祖になったのかと思ってたんだが、人間だった時からすでに教祖に祀り上げられてたのか。
それにしても、子供時代の童磨のかわいさと毒々しさがすごい。
「死んだら無になるだけ」と言いつつ、殺して楽にしてあげよう、というのがちょっと矛盾してるような気がしたんだけど、無になった方が幸せ、という考えなのかな。
というか、本当に女性の首を壺に活けて愛でてたのね。社交辞令じゃなかったんだ。
しのぶさんは自分の小柄さと非力さがコンプレックスだったんだな。
「鬼の頸は斬れないけど」というのは、それを補ってあまりあるものを自分は持っている、という自信からではなく、自分はそれでも柱になれたんだ、という自身を鼓舞するための言葉だったのかもしれない。
このマンガでは、ピンチの時に身内の幻が鼓舞してくれる、というシーンがよくでてくるけど、しのぶさんの元にもかなえさんは現れた。
「泣くことは許しません」「立ちなさい」と冷たいまなざしで言うかなえさんがめっちゃ美しい。
忠告に背いて柱になって、今、自分の弱さを嘆いていることを、姉は許してくれないだろう、というしのぶさんの想いがみせたものなのか、かなえさんは実はこういう人だったのか。
柱になったくらいだから、こういう厳しさを持ち合わせた人だったんだろうな、きっと。
でも、最後にはちゃんと励ましてくれるんだよね。
「あっ、ほら~!」とか「無理しないで!」とか口にしてる言葉がやさしげなとこが、童磨のおそろしさを際立たせる。
童磨、これ本気で言ってるよね。煽りとかじゃなく。
童磨のふところに飛び込んだしのぶさんの羽織が斬れたところが、なんだか蝶の羽がもがれたようにみえて痛々しかった。
そして、いつも羽織に隠れていた背の「滅」の字がみえたところが、決死のしのぶさんを動かすものを示しているような気がした。
ていうか、これ本当にしのぶさん死んじゃう?
回復役が真っ先に死んじゃうとかある?
『ブラッククローバー』(ページ189 信じられる人間)
エルフ族を襲ったのは確実に人間だ、という描写がこれまでなかったので、だまされてるだけの可能性もあるのかな、と思ってたんだけど、本当に人間の王族が襲っていたのか。
まあ、摂理を侵すほどの魔道具をどうやって作ったんだ、と考えると、裏で糸を引いている存在は別にいるのかもしれないが。
エルフ族の魔力を人間の王族が奪った、ということを考えると、王族はやたら魔力が高い、という設定は、エルフ族から奪ったから、ということになるのか。
これを知ったらノエルちゃんとかショックを受けるだろうな。
「…だがそれは、コイツらじゃない…」というのは本当にその通りで、エルフ族が理不尽な仕打ちを受けて怒り狂うのは当然としても、その報いをアスタたちが受けるのは理不尽なんだよね。
本当のリヒト様はそれを理解してるような気がするけど。
「何でも無かったことに出来るなんて便利な力…存在すると思うか?」って言葉がめっちゃこわい。
アスタはすでにそれを覚悟して使っているようだけど。
エルフ化から戻った後も、その最中の記憶が残ってるのきついよね。
マリーちゃんは「誰も…傷つけなくて…よかったあぁ」と安心して泣けるけれど、シャーロット団長はヤミ団長を襲ってるからな。元に戻った時にどうなっちゃうのか。
超ちっちゃくなったアジトに押し込められてるヘンリーがちょっとかわいい。
ああしなければ生きていけない、という事情を考えるとだいぶ気の毒なんだけど。
さて、ようやくヤミ団長を除いた黒の暴牛が全員集合。
仲間に混ざりたくてうずうずしてるノエルちゃんがかわええ。
そして、素直になれないゾラもちゃんと巻き込んでみんなでキャッキャウフフするあたり気が利いている。
と思ったら、フィンラルが合流できずに倒れてた。そうか、置いてけぼりか。
『チェンソーマン』(第6話 使役)
「ソ連」って単語が出てきてびっくりした。
背景とかちょっとレトロっぽいなと思ってたけど、ソ連がまだ健在だった頃の時代設定なのか。
マキマさんは強権でデンジたちを使役してるようにみえるけど、そのマキマさんもまた使役されている立場なのだな。
「デンジは深いなだけで面白くないですよ」と言ってたのに、マキマさんが「面白いと思うけどな」と言ったら、「面白いだけで使えないヤツですよ」に切り替えたアキがおもしろい。
マキマさんの言葉には、こんな軽口でさえ異論を唱えないのか。
マキマさんが白を黒と言ったら「黒ですね」と迷いなく同意するんだろうな。
デンジが悪魔と仲良くなれると思っちゃってるのは、ポチタの存在があるからだろうな。
ポチタがいる限り、デンジは悪魔を全否定できないんじゃないかと思う。
それともこのことで、ポチタだけが特別だ、ということになるのかなあ。
「言い間違い」「じゃ」の後で、ふたりが即座に武器をだして攻撃しあうコマ割りがおもしろくて、おおっ、ってなったんだけど、デンジ一撃でやられちゃった。
てか、あそこでチェンソーだせないの?
デンジがまずいのは純正の人間じゃないからだろうなあ。
なにげにパワーちゃんの裏切りがショックだった。
アホの子なのは演技だったんだろうか。
でも「そういう設定じゃったか?」とかうっかり言っちゃうあたりをみると天然なのかもしれん。
デンジはパワーちゃんと、おとなしくしていた悪魔を野に放ってしまうという大失敗をしたわけだが、これこのままだとデンジが処分されちゃうし、マキマさんも責任を問われるよね。
ていうか、デンジとパワーちゃんを組ませてみよう、と進言したアキが一番、悪いような気がしてきた。
デンジが悪魔を信用しちゃう、ということを知ってたわけだし。