『呪術廻戦』(第43話 京都姉妹校交流会-団体戦・10-) 感想(交流会をのんびり楽しんでいたかった)

センターカラーの伏黒がかっこよすぎですよっ!
赤と黒の世界に黄色味が入ってるのほんとかっこいい。
ちょっと油絵っぽい重みのある雰囲気が伏黒にはよく似合う。
あと、いつものことだけど、手の甲と足の甲の描き方になんとなくフェチっぽいものを感じる。


さて、お話は伏黒VS加茂に移行。
なぜか屋内。戦闘フィールド内にも建物があったのか。
矢をキャッチする蝦蟇がかわええ、と思ったんだが、羽があるってことは「不知井底」なのか?

伏黒の技は十種の式神を出せるらしいが、今のところ、玉犬+鵺+蝦蟇+大蛇くらいしか出てない?
まだ出していないだけなのか、今のところそこまでマスターしてないのか。

伏黒と加茂がお互いを煽りながら、互いを冷静に評価しあってるのおもしろい。
禪院家的には、伏黒が総領息子だったらよかったのに、と言ったところか。
伏黒を真希さんか真依さんとくっつけるって案も出てそうだよなあ。


一方、三輪ちゃんは刀をとられて途方に暮れていた……。
「刀のない私は戦力にならないから」って、この人、居合いしか武器がないのか。

「タピオカって言うほどおいしいか?」って、現実逃避してもどうにもならんぞ~、って思ったら、メカ丸からの電話に出ちゃって、狗巻にあっさり眠らされるという。
加茂に事前に注意されてたのにこれだもんな~。
なかなか昇級できない理由がわかったような気がする(苦笑)。

相手を無力化しなければいけない、ただし、殺してはいけない、というルールでは、狗巻が「眠れ」と言うのが一番簡単かつ確実だな。
そんな物騒な言葉でもないから、狗巻への反動もそんなにないだろうし。
それにしても、電話越しでも呪言は効くのか。これは強い。
パンダ先輩がメカ丸にケータイをくれ、とか言ったのは、自分の連絡先でも登録する気なんだろうか、と思ってたんだが、玉犬にそれを狗巻の元に届けさせて、これをやるためだったか。
わざわざメカ丸の手まで届けてるのは指紋認証だかを突破するためかな。
メカ丸、指紋までちゃんとつくりこんであるのかは知らんけど。

これ、他の連中にも電話したけど出なかったのか、そもそも三輪ちゃんだけしか登録されていなかったのか。

それにしても、狗巻の貴重な口元が見えてうれしいよっ。
玉犬の頭わしわししてるとこもかわいいし。
東京校の連中、みんな玉犬をかわいがってるよな。愛嬌あるもんね。飼い主(?)と違って。


京都校の学長、二級じゃなく準一級呪霊を放してたのか。
そんなのに寝てるとこを襲われたらひとたまりもないよな、ということで歌姫先生が救出に。
と言っても、歌姫先生はそのこと知らないんだけど。
でも、中の人が安全圏にいるメカ丸はともかく、真依さんも倒れてるはずなんだが、なんでそのタイミングで救出に行く、と言い出さなかったのか……。
それとも、真依さんは戦意喪失しただけで意識を失ってるわけではないんだろうか。

なんか歌姫先生が内通者の線も出て来たなこれ。そうなると、五条先生がわざわざ話したのは油断させるため、ということも考えられる。
まあ、ミスリードな可能性もあるんだけど。


で、狗巻のとこに準一級呪霊がいっちゃうっぽいけど、大丈夫か?
と思ってたら、突然の見開きの花御だよ!
えっ? 二級じゃなく準一級じゃなく特級きちゃったよ!
なにこのなめらかに敵がグレードアップしていく絶望感。
見開きの花御こわすぎるし。

こんな状況でも冷静にジッパーおろしてる狗巻すごいな。
この、おにぎり語と謎言語という独自言語使いのふたりの対決って、どういうことになるのか興味深いんだけど、狗巻は死んで欲しくない……でもさすがに特級が相手では……。


この展開はびびる。さすがにビビる。
おまけに真人まできてるし。
エプロンの人は誰だか知らんけど。

虎杖にとって真人は、心の底から殺したいと願っている唯一の存在だけど、真人がこんなところに現れたら、虎杖は冷静ではいられないだろうな。
つらい……。
そんな虎杖を伏黒と野薔薇ちゃんがみてしまうかも、と想像するのがもうキツい。
しばらくは交流会をのんびりと楽しんでいたかった……。
真人にとって虎杖は、絶対に攻撃してはいけない相手だから、真人の方も虎杖との接触は避けるだろうけど。
ていうか、真人が伏黒に手を出したら、宿儺を激怒させること間違いなし案件なんだけど、真人はそのこと知らないんだよね。


ところでやっぱり、交流会は中断か。
一通り、東京校と京都校の戦力を紹介した後での特級戦ということは、両校が協力しあうということになるんだろうな。
このことは五条先生もみてるんだろうし、両校の学長もいるし、戦力的に絶対不利ということはないはず。
まあ、冥冥さんが隠してる可能性もあるけどね。

わざわざこのタイミングで乱入してきたのは、五条先生が確実にその場にいるから、という理由もありそう。
ということは、夏油が動くための、五条先生の足止め、という可能性もあるのかなあ。