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『週刊少年ジャンプ』2025年52号 感想

『さむわんへるつ』 (#11 交換しよ) シャーペンとペンを交換して、一組のイヤホンを片方ずつ分け合う、という王道ラブコメなエピソードぶちこんできたけど、くっつく気配はまだない。 でも、もどかしい、って感じはないかな。 できれば、この微妙な距離感を堪能していたい。 『呪術廻戦≡』 (第12話 人外魔境) なるほど、カリヤン=呪霊ではなく、カリヤン≒呪霊か。 そうなると、シムリア星人たちが呪霊をカリヤンと認定するか否か、という問題になってくるけど、シムリア星人内で意見が割れそうだ。 どんどん事態がややこしくなっていくな。 東京はいまだ人外魔境だけど、呪術師たちは呪霊が増えすぎてあふれ出ないように定期的に狩りをしている。 人々の恐れの気持ちが呪霊になるんだから、減ることはないんだろうね。 『カグラバチ』 (第102話 視るべきモノ) 視えるようになったがゆえに動揺した座村さんに、「集中しろ」の一言でその原因を取り除く柴さんがめっちゃかっこいい! 座村さんはなんでもかんでも自分で解決しようとがんばっちゃう人だから、あの反応はしかたない。 一切、動じなかったチヒロくんは、柴さんがなんとかしてくれるって信じ切ってたから動かなかったのかな。 チヒロくんの柴さんに対する信頼がすごい。 柴さんはやろうと思えば、戦いの場からチヒロくんを遠ざけることもできるんだろうけど、それをグッとこらえてサポートに徹してるんだろうな、と思うと不憫すぎる。 「剣聖」はどこかでこの様子を視ている。 チヒロくんが六平の息子だということもわかっているんだろう。 そして、チヒロくんと幽のそれぞれの信念を確かめてるんじゃないかな。 『逃げ上手の若君』 (第228話 継承1317) 別記事になりました。

『逃げ上手の若君』(第228話 継承1317) 感想

今回は尊氏サイドのお話。 家時が自害してから当主と当主候補が三代続けて錯乱状態に陥っていた足利家。 直義と高兄弟がやたらと次男である高氏をけしかけてるのは、それだけの才覚を認めているからだと思ってたんだけど、足利のトップが次々と様子がおかしくなるのをみてたら、そりゃあ必死にもなるよな、と思った。 だって、このままだったら足利家のお先まっくらだ、って不安になるの当然じゃん。 周囲の期待は感じているけれど、一生食うには困らないだろう名家の、責任を負わずに済む次男坊という立場に満足して、のんびり自由に生きていたかった高氏。 ここらへん、時行と似たような感じなのね。 そして、ふたりとも兄の死により、たくさんのものを背負うルートから逃れられなくなってしまった。 自信満々で「何か」を引き受けた高氏。 でも結局はそれにのみこまれてしまい、弟と幼馴染みを死に追いやってしまった。 「中の神」がいなくなっても、何も取り戻せない。 それでも足利尊氏としての責任は果たそうとしたんだな。 決着をつけることを望んだのは時行だけじゃなかったか。 そして、それは時行への憎しみゆえではないような気がする。 時行も尊氏もこのままでは終われない、という想いを抱きつつ、どこか鬼ごっこをした昔をなつかしんでいるようで、少なくともネガティブな気持ちにとらわれている様子はない。 それはなんか、うれしいな。

『週刊少年ジャンプ』2025年51号 感想

『ウィッチウォッチ』 (225 The Stream Before the Storm) ついに最終章に突入か? ウィッチ&使い魔たちとウォーロックの戦いに全国民を巻き込むとか、想像以上に規模がでかい話になってきたな。 ドリーはこのためにあんなおもしろキャラを引き受けてたのかと思うと、悪役ながらお疲れ様と言いたくなる。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS237 凶敵) こんな非常事態でも免許が有効期限切れだから運転できない葵さんに笑ってしまった。 いや、今はそこを遵守してる場合じゃないだろ。 アタリちゃんが免許もってるのはちょっと不思議な気がした。 なんか浮世離れ感があるせいかな。 と思ってたんだけど、そういえば今のアタリちゃんは超絶不運モードだったね。 でもハンドル握ってるアタリちゃんかわいい! 『呪術廻戦≡』 (第11話 文化交流) シムリアの宇宙船は呪力で動いていた。 技術的な問題があるため免れている呪力を持つ日本人狩りだけど、それがクリアされてしまうおそれがあるわけか。 これが知られれば、シムリア星人たちも狩り対象になりそうな気がするんだけど、日本人狩りの方が格段に容易だもんなあ。 タコパでほのぼのしてると思ったら、ラストで突然、不穏になった。 日本人が「カリヤンを惨殺している」という話がでてきた。 つまり、シムリアからきた人々の信仰対象であるカリヤンは地球にもいる。 そして、鉄格子の向こう側にいて惨殺されてる? これ、東京は人外魔境のままで、その中で呪霊狩りが続けられていて、つまり呪霊=カリヤンっていう話なんだろうか。 だとすると、呪霊が人々を殺すので、それを信仰対象とした彼らが追い出された、ということになるので納得感があるな。 でも、だとするとシムリア星人のみなさんには、居住地としては使えなくなった東京に住んでいただく、という可能性もあるのでは? 『カグラバチ』 (第101話 安全地帯) 「選別審査は虚勢に次ぐ虚勢で潜り抜けた」彼が「……虚勢張ったまま死なせてくれ」と言うの、めっちゃかっこいい。 選んだ連中の目はものすごく正しかったってことだ。 そしてやっぱりハクリくんの能力は便利すぎる! 柴さん、ようやく出番がきたと思ったら、「あとよろしく」であっさり撤退してしまった。 まあ、チヒロくんと座村さんVS剣聖と幽の戦いが繰り広げられる場に残るのは危...

『逃げ上手の若君』(第227話 別れ1352) 感想

秕さんが頬を染めながら「真の変態は冷めない」とか言い出して笑ってしまった。 逃若党内では「変態」は最上級の誉め言葉なの? それが「これからは…旦那様専門の変態でいていいのですね」ってなると、突然エロくなるのが、なんというか松井せんせーらしいな、と。 信濃に戻る諏訪神党。 上杉たちもまた信濃に潜伏して再起を図る。 一方、時行は駿河四郎を頼って伊豆に潜伏し、尊氏が鎌倉から京に移動するタイミングを狙うことを決断。 「中の神」が散っても、まだ尊氏を狙うのね。 「中の神」を生んだものを雫は「悪戯半分にかけた呪詛」と表現したけれど、実際のところ、足利家時の呪う気持ちは本物で、でもさすがにそれで北条を呪い殺せるとは思ってなかった、ってところかな、と感じる。 呪う気持ちを本気で伝えたかったけど、そんなもので北条を滅ぼせるわけないだろ、とも思ってたんじゃないかと。 だけどそういう中途半端なものが、足利尊氏が持つ天賦の才とうっかり融合してしまったのがあれだったのでは? 「一度始めた鬼ごっこは… 決着がつくまで終わらない!」 北条が滅びる前から始まっていた、時行と尊氏の鬼ごっこ。 それは幼い時行にとって楽しい想い出だったはずなのになあ。 「中の神」が消えた現在、時行が望む決着ってなんなんだろう。 尊氏の中の時行への憎しみは消えてないと思うけど、時行の中に尊氏への憎しみは残っているんだろうか。 年内終了はなさそうだけど、年始早々の完結はありそうな気がしてきた。

『週刊少年ジャンプ』2025年50号 感想

『JK勇者と隠居魔王』 (第1話 勇者と魔王) 新連載。 なんかわかんないけどかなり好きかもしれない。 『呪術廻戦≡』 (第10話 賛成多数) 「秤規定」とかいうなかなか熱い言葉が出てきた。 秤先輩、呪術バトルでギャンブルやりたくて虎杖たちに力を貸してたけど、あの後、本当に呪術協会に公営化をもちかけたんだろうか。 で、公営ギャンブルは無理だったけど、呪術師同士の商闘は条件付きで認められてはいる、と。 でも、ほぼほぼ忘れられてるってことは、やっぱり公営ギャンブル化を望んだ秤先輩って、かなりな異端思考だったんだな。 虎杖、生きてて行方不明だったことが判明! 地球側の戦力として計上されてなかったから死んだのかと思ってたんだけど、呪術協会の管理下にない、という意味だったか。 フードを目深にかぶって歩いてるのが虎杖なんだろうけど、なんか若そうだな。 もしかして老化してない? 元々が特製ボディなうえに九相図とりこんだりしてたから、その可能性はあるよなあ。 「正しい死」を求めていた虎杖が、親しい人たちが年老いて亡くなってもひとり取り残されているのか、と思うとなんか苦しい。 仲間の誰も虎杖の死を看取ってくれないじゃん。 あっ、そういえばパンダ先輩は健在だな。 『カグラバチ』 (第100話 “剣聖”) 剣聖は妖刀の力にとらわれて正気を失ってるのかと思ってたんだけど、しっかり正気だな。 幽はどうやって剣聖をコントロールするつもりなんだろう、って思ってたんだけど、これならしっかり連携もとれそう。 これは幽にとってうれしい誤算だろう。 神奈備にしてみれば最悪のシナリオだけど。 てか、六平パパのことを「義兄さん」って呼んでるってことは、剣聖の姉が六平パパと結婚してて、剣聖がチヒロくんの叔父なのか。 六平パパが剣聖の暴走に責任を感じる理由がさらに増えた。 ところで「曽我明無良」ってすごい名前だな。 外園先生のネーミングセンスはかなり好き。 『逃げ上手の若君』 (第226話 南北朝無双1352) 別記事になりました。

『逃げ上手の若君』(第226話 南北朝無双1352) 感想

弧次郎と長尾が大暴れの回。 ポンポン首が飛んでて、あらためてこれよくアニメ化できたな、ってなる。 ここまでアニメやってもらえるかわからないけど。 長尾まで人間爆弾はじめた。 「…殺傷力は及ばん」って言うけど、そういうのよりも、敵に与える恐怖心のでかさが効果的な技だと思う。 上杉は嬉々として距離測定を行うそうだが、人が飛ばされるのみてうっきうきな上杉を想像すると楽しいな。 どれくらいの重量の人をどれくらい飛ばせるかデータとってるんだろうな。 ところで弾(=飛ばされる人)はどうやって調達してるんだろう。 てか、弧次郎と長尾がめっちゃフレンドリー! 弧次郎の「男見せなきゃ あんだけの良い女は落せねえ!」が良いよね。 秕さんは自己評価が激低で、自分は戦闘能力しか取り柄がないと思ってる。 でも、弧次郎にとっては「あんだけの良い女」なんだよ。 尊氏に迫る弧次郎の刃が、多くの刃に阻まれて届かなかった絵がかっこよかった。 これまでは「中の神」の力で守られていた尊氏。 理不尽でわけがわからない現象に翻弄され続けていた時行たち。 でも、今回は足利の武士たちが必死に守った結果の失敗で、納得感があるというか、すっきり感があるというか。 「祢津小次郎」の伝説をつくって生還した弧次郎。 「…どうぞお好きに旦那様」ってセリフがあまりにも良すぎる! 松井せんせー、絶対、カップルくっつけるの大好きだよね。

『週刊少年ジャンプ』2025年49号 感想

『魔男のイチ』 (第57狩 大好きと大嫌い) 魔法にも幼少時はあるのね。親がいるのかはわからないけど。 機はドMなのか? って思ってたけど、そういうわけではないらしい。 その先にある愉しみのことしか考えられなくて、そこにいたるまでの痛みは全無視できる感じかな? 魔法には人間と同等の痛覚がない可能性もあるけど。 ニコッて微笑むキング・イチがなんともいえず素敵だった。 イチの顔なんだけど、イチがしない表情してて。 『呪術廻戦≡』 (第9話 ドゥーラ・ヴァル・ボビディ・メチカ(後編)) ダブラという最強の存在がいるんだから力づくで地球上に居場所を得ることも可能なのに、なんで様子をうかがってるんだろう、って思ってたんだけど、そもそもが自分の星で居場所を失い、良き隣人を求める旅に出た連中だから、戦争はできればしたくないのね。 それでも、星を出た経緯からして誰かを無条件で信じることもできない。 良き隣人を求める気持ちと、人類に対する猜疑心がぶつかりあってる。 でも、できれば信じたいんだよね、きっと。 ダブラはバーサーカー的な存在かと思ったら、寡黙で不器用なだけの良い人だった。 ビビってる宇佐美さんたちをみて、心の中で申し訳なく思ってたけど、交渉中だからがんばって怖そうにみせてたのかもしれないと思うと、ちょっとかわいい。 『逃げ上手の若君』 (第225話 延長戦1352) 別記事になりました。

『逃げ上手の若君』(第225話 延長戦1352) 感想

尊氏から「中の神」を追い出すことには成功したものの、とどめは刺せなかった時行。 一か八かでもとどめを刺しにいこうとしたあたりに、「中の神」には関係なく尊氏を憎む気持ちもあったのかなあ、と思った。 尊氏を亡き者にしておけば、自軍の者たちの生存確率があがる、というのもあるかな。 親王は撤退を決断。 勝てたとしても兵を減らしすぎれば、確保できてるものを守る力を失う、ということか。 南朝側はわりと総力戦だけど、足利側は他にも兵力があるからね。 撤退を受け入れてはいるけど残念そうな時行をみて、弧次郎が単騎で乗り込むことを決断。 吹雪も同行しようとするけど体調不良。 「寿命の短縮」って……吹雪の短命が確定してしまった。 まあ、すでに死んでたはずの人なので、上杉に文句は言えないけど。 ところで弧次郎、「帰ったら結婚しようぜ」は本当に死亡フラグなのでやめてください! 秕さんとくっついてくれるのはうれしいけど。 そうか……初対面の頃から意識してたのか……。 じわじわ追い詰めてたのね、実は。 ついでに「祢津小次郎」を名乗って、自分の武勲を小次郎くんに付け替えようとするあたりが、本当に弧次郎らしい。 弧次郎の父親がアレでなければ、甥を(遠回しに)自慢しまくる祢津殿がみれただろうに。 弧次郎と長尾がなにげに仲良しさんなの、かわいいですね!

『週刊少年ジャンプ』2025年48号 感想

『魔男のイチ』 (第56狩 エクストラ) 自分の中にいる厄介なもの(=ウロロ)と交渉する際に初手で「断る!!」って言うイチに、宿儺と虎杖のことを思い出してちょっと楽しかった。 ウロロは宿儺よりだいぶチョロそうで、イチは虎杖よりだいぶ用心深そうだけど。 というわけで、前回の引きのだいぶ偉そうでかっこいいイチは、イチとウロロがフュージョン(?)した姿だった。 ウロロって「全魔法の王」なの? 自称じゃなくて? 「キング・ウロロ」って名前はそのまんまの意味だったりする? 『さむわんへるつ』 (#7 ライバルだから) 「レジの店員さんバンクシーに似てなかった?」「知らないよ顔」というやりとりが妙にツボってしまった。 私も未明くんと同じく水尾ちゃんが「何考えてるのか分からなかった」けど、それがちょっと分かったのがなんだかうれしくて、めっちゃにこにこしてしまった。 「そーだな これから 好きになれそうな人はいる」って、「好きな人がいる」よりもなんか良いよね。 未明くんと水尾ちゃんの寝不足だけが心配です。 『ウィッチウォッチ』 (223 やっと言えた) ついにモイちゃんがニコに想いを伝えた。 長かった……。 『あかね噺』 (第180席 測りたかった) からしとひかるちゃんが通じ合いすぎてる。 でも、恋愛関係にはならないというか、なれないんだろうな、と思ってる。 ふたりとも(特にひかるちゃん)の朱音ちゃんへの執着が強すぎるから。 『逃げ上手の若君』 (第224話 貴方に無くて私にあるもの1352) 別記事になりました。

『逃げ上手の若君』(第224話 貴方に無くて私にあるもの1352) 感想

本当は楽しいことだけやって生きていたかった尊氏。 「中の神」にとりつかれるまではそんな感じだったよね。 その強さと愛嬌で郎党たちに好かれ、細かいことは直義や師直たちが整えてくれてたら、そういう人生も叶ったかもしれない。 時行は尊氏の反乱によりすべてを失ったけれど、もし北条が滅亡しなかったら、今みたいに自分の意志で自分の行動を決することはできなかったと思う。 妻と友を自分で選ぶことも。 だから「天下の代わりに楽しさを得た」なんだよね。 時行と尊氏は共に「中の神」に人生を反転させられたのかもしれないなあ、とか思ったりした。 誰も巻き込まずに、ふたりでずっと鬼ごっこに興じていられたら幸せだったのにね。 だけど、こういう人生になったからこそ出会えた大事で大好きな人たちがたくさんいて、それこそが「貴方に無くて私にあるもの」だからなあ。 尊氏に感謝はできないけど、尊氏にねじまげられた人生を時行は受け入れている。 でも尊氏は今の状況を受け入れられないまま、人生を終えるかもね。 「中の神」が散り、頼重が○を出してくれたところで終わって、これはもう年内に完結か……と思ってたら、巻末コメントで松井せんせーが「来週にでも終わりそうな展開だけど皆さんの思っているよりは続くと思います」と書いてらっしゃって、うぉっ、ってなった。 えっ? ここからまた何かイベントが発生するわけ? 吹雪というイレギュラーが存在することで、史実とは違う方向に進むのかな?