『魔人探偵脳噛ネウロ』第123話 茶【ちゃ】 感想
今週は真ん中くらいに掲載されている『魔人探偵脳噛ネウロ』。
これくらいの位置で固定してもらえるとありがたいんだが‥‥。
シックスの招待を受けた魔人様。
連れていかれたのは、海辺の別荘(?)。
お外にカーペットと椅子と机をセッティングして、海を眺めながらお茶会。
字面だけだと優雅なもんだけど、実態はめっちゃ凶悪っつーか、最悪っつーか、ありえないっつーか‥‥。
弥子ちゃんがこのお茶会に参加してなくてよかった。
ホント~に心の底から、よかった、と思った。
いくら神経が図太い、と言われてる弥子ちゃんだって、こんなの絶対、見せちゃだめだよ。
てゆーか、こんなところに「人間」を連れこんじゃだめだよ。
「かけなさい、ネウロ」ってすごい台詞だ。
完全に上から目線というか‥‥。
そもそも、魔人様に対して命令口調ってのがありえない。
そのうえ、魔人様に対して「喰べなさい。大量の食糧を用意してあげたよ」って‥‥。
魔人様のこの「不快」としか表現のしようのない表情がなんとも言えない。
魔人様ってあんまりこういうあからさまな嫌悪の表情は見せないんだけど、今回のはホントに露骨だよね。
私は、魔人様の不快そうな顔を見て、シロタの料理(ド~ピング・コンソメ・ス~プ~)を食べた時の弥子ちゃんを思い出した。
「私は食べ物が大好きなのよ!! 食べるとすっごく幸せな気持ちになれるから! だけど‥‥あの料理は幸せな気持ちになれなかった」
弥子ちゃんはそう言った。
そして魔人様はその後で弥子ちゃんにこう言った。
「食物の価値は美味いか不味いか、多いか少ないか、それだけでいいのだ。ヤコ、そこに違いはないはずだ。物質を喰う貴様も、『謎』を喰う我が輩もな」
魔人様がこんなことを言ったシーンは、初めて弥子ちゃんが魔人様に対して「共感」した場面だったと思う。
つまり、まったく違う生物にしか見えなかった魔人様は、理解しあえる部分をちゃんと持った存在なんだと、弥子ちゃんが感じることができた瞬間だったんじゃないかと。
「食べること」=「生きること」、というのはこのマンガのひとつのテーマなんじゃないかと思う。
だからこそ、弥子ちゃんはあんなに食べることに対して貪欲でないといけないのかもしれない。
魔人様は「美味い『謎』をたくさん食べる」ことが目的で人間界にまでやってきた。
そんな魔人様の生きる目的とまで言っていい「食事」を、シックスはものすご~く軽く扱った。
エサを用意してやったからオレ様に感謝しながら食べなさい、って感じで、魔人様を餌付けしようとした。
これほど魔人様を見下した行動はない。
だからこそ、魔人様は不快になったんじゃないかと思うんだ。
弥子ちゃん風に言うと「食べるってことに失礼」って感じかな?
「見ていて実に好ましい」と魔人様はサイに言った。
そのサイの「親」であるシックスに対して、魔人様は「これほど‥‥不快な気分にさせられたのは初めてだ」と言った。
「美味しい『謎』」をうみだす「人間」は好ましくて、「不味い『謎』」をうみだす「シックス」は不快。
実にわかりやすい。
そして、世界中の「人間」が死んでしまって、「シックス」ばかりが生き残ったら、グルメな魔人様が喰べられる『謎』はなくなってしまうかもしれない。
もしかして、魔人様にとって「生きるための戦い」とまで言っていいくらいの事態なのか?
松井センセが読者をふるいにかけようとしてるんじゃないか、とさえかんぐりたくなった今回。
これ、よく編集部がGOサイン出したな。
なんかこう‥‥読むのにちょっとした覚悟がいる感じ(苦笑)。
そういえば、アニメ化情報が出てた。
主要キャストはドラマCD版と同じみたい。
できれば弥子ちゃんはもっと低めの声にして欲しい。
ところで吾代の声優さんが出てなかったのはナニユエ?
谷山さんじゃないの? 私、あの声、気に入ってるんだけど‥‥。
これくらいの位置で固定してもらえるとありがたいんだが‥‥。
シックスの招待を受けた魔人様。
連れていかれたのは、海辺の別荘(?)。
お外にカーペットと椅子と机をセッティングして、海を眺めながらお茶会。
字面だけだと優雅なもんだけど、実態はめっちゃ凶悪っつーか、最悪っつーか、ありえないっつーか‥‥。
弥子ちゃんがこのお茶会に参加してなくてよかった。
ホント~に心の底から、よかった、と思った。
いくら神経が図太い、と言われてる弥子ちゃんだって、こんなの絶対、見せちゃだめだよ。
てゆーか、こんなところに「人間」を連れこんじゃだめだよ。
「かけなさい、ネウロ」ってすごい台詞だ。
完全に上から目線というか‥‥。
そもそも、魔人様に対して命令口調ってのがありえない。
そのうえ、魔人様に対して「喰べなさい。大量の食糧を用意してあげたよ」って‥‥。
魔人様のこの「不快」としか表現のしようのない表情がなんとも言えない。
魔人様ってあんまりこういうあからさまな嫌悪の表情は見せないんだけど、今回のはホントに露骨だよね。
私は、魔人様の不快そうな顔を見て、シロタの料理(ド~ピング・コンソメ・ス~プ~)を食べた時の弥子ちゃんを思い出した。
「私は食べ物が大好きなのよ!! 食べるとすっごく幸せな気持ちになれるから! だけど‥‥あの料理は幸せな気持ちになれなかった」
弥子ちゃんはそう言った。
そして魔人様はその後で弥子ちゃんにこう言った。
「食物の価値は美味いか不味いか、多いか少ないか、それだけでいいのだ。ヤコ、そこに違いはないはずだ。物質を喰う貴様も、『謎』を喰う我が輩もな」
魔人様がこんなことを言ったシーンは、初めて弥子ちゃんが魔人様に対して「共感」した場面だったと思う。
つまり、まったく違う生物にしか見えなかった魔人様は、理解しあえる部分をちゃんと持った存在なんだと、弥子ちゃんが感じることができた瞬間だったんじゃないかと。
「食べること」=「生きること」、というのはこのマンガのひとつのテーマなんじゃないかと思う。
だからこそ、弥子ちゃんはあんなに食べることに対して貪欲でないといけないのかもしれない。
魔人様は「美味い『謎』をたくさん食べる」ことが目的で人間界にまでやってきた。
そんな魔人様の生きる目的とまで言っていい「食事」を、シックスはものすご~く軽く扱った。
エサを用意してやったからオレ様に感謝しながら食べなさい、って感じで、魔人様を餌付けしようとした。
これほど魔人様を見下した行動はない。
だからこそ、魔人様は不快になったんじゃないかと思うんだ。
弥子ちゃん風に言うと「食べるってことに失礼」って感じかな?
「見ていて実に好ましい」と魔人様はサイに言った。
そのサイの「親」であるシックスに対して、魔人様は「これほど‥‥不快な気分にさせられたのは初めてだ」と言った。
「美味しい『謎』」をうみだす「人間」は好ましくて、「不味い『謎』」をうみだす「シックス」は不快。
実にわかりやすい。
そして、世界中の「人間」が死んでしまって、「シックス」ばかりが生き残ったら、グルメな魔人様が喰べられる『謎』はなくなってしまうかもしれない。
もしかして、魔人様にとって「生きるための戦い」とまで言っていいくらいの事態なのか?
松井センセが読者をふるいにかけようとしてるんじゃないか、とさえかんぐりたくなった今回。
これ、よく編集部がGOサイン出したな。
なんかこう‥‥読むのにちょっとした覚悟がいる感じ(苦笑)。
そういえば、アニメ化情報が出てた。
主要キャストはドラマCD版と同じみたい。
できれば弥子ちゃんはもっと低めの声にして欲しい。
ところで吾代の声優さんが出てなかったのはナニユエ?
谷山さんじゃないの? 私、あの声、気に入ってるんだけど‥‥。