『魔人探偵脳噛ネウロ』 第125話 母【はるか】 感想

コミックスは10月発売。
「表紙にはあの女性が!!」って、絶対にアイさんだよね! アイさんじゃなかったら泣く。
ていうか、このタイミングを逃したらもう出番が‥‥あっ、ホンキで泣けてくる。

さて、本編。
今回は遥さんのおはなし。
「接着剤ぎょうざ」をつくったというウワサの遥さん。
しかしどうやら、接着剤ぎょうざはまだ笑い話にできるレベルのもんだったらしい。
あんなコンパスやら分度器やらカップ酒やらがつっこまれてる鮭のホイル蒸しを食べた、弥子ちゃんと誠一さんてスゴイ。
遥さんて家族にめっちゃ愛されてるね。

料理の材料をホームセンターで買う遥さん。
「何か違う!!」じゃなくって、根本的に違ってるから。
ものすごい数の工具を買い揃えようとする遥さん。アイさんみたいにゴリラでも解体する気かもしれない。
そして、そこに魔人様登場。
極太鎖をご購入。
「何のプレイ用」って‥‥そうか、これは『ジャンプ』的にはセーフなのか。
魔人様は遥さんに気に入られている様子。
「お母様」って‥‥魔人様、桂木家に婿入りしたいんですか?(笑)

そして始まるポイズンクッキング‥‥違った‥‥ケーキ作り。
まず、メレンゲをつくる。
「黄身と白身分けなきゃ!! てゆうか殻!! それ以前に手羽先とか入ってんだけど!!」
「いーのよ!! みんな同じニワトリでできてんだから!!」
いや、手羽先とか入ってたら絶対に泡立たない。
次にメレンゲに小麦粉を入れる。
「隠し味でなんかの昆虫のさなぎ粉!!」
「それ、あきらかに魚つり用!!」
虫やら石やらを見ておいしそうと言う弥子ちゃんのルーツを見た気がした。
さらにバターを投入。
「それとふっくらふくらむように風船!!」
「無機物投入!!」
弥子ちゃんが楳図かずお先生テイストに‥‥。
そして出来上がったスポンジを食欲をそそる色に着色。
「それどう見ても油絵の具!!」
「多分、べにばな由来かなにかよ」
油絵の具の中には鉱物由来のものとかあって、中には毒物もあるという話をきいたことがあるんだけど‥‥。
最後にできあがったスポンジ生地を焼く。
「直火!?」
どうやらその後、オーブンにうつされたらしい‥‥。

仕上げのクリームは生クリーム・砂糖・硫酸・硝酸・グリセリン、その他でできあがっているらしい。
そして作成されたニトログリセリンクリームは、ドーピングコンソメスープよりも破壊力があった!(笑)
ケーキ作りで桂木家爆発‥‥弥子ちゃんの食費だけでも大変そうなのに、修理費出せるのか?
てゆーか、知的なはずの遥さんが、なぜこの状態の異常さを自覚できないんだ‥‥。

「ヤコ。不安だって1人で抱えちゃいけないよ?」
ああっ、この遥さんがすごい美人さんだ。
ただのギャグ話かと思っていたら、実はキレイなオチが入ってた。
遥さんはちゃんと弥子ちゃんのことを見てたんだね。
シックスのことで不安を抱いていた弥子ちゃんを気遣って、弥子ちゃんと楽しい時間を過ごしたいと思ったんだ(ちょっと方向性間違っちゃってるかもだけど)。
「不安なことはやり過ごしちゃえば‥‥ちゃんと次は楽しい事がやってくるから」
遥さんはそう自分に言い聞かせて、夫の死を乗り越えたのかなぁ、とか思うとちょっと泣ける。

ところで、弥子ちゃんの近しい人のラインナップに、魔人様、吾代、叶絵はともかくとして、百歩譲って浅田くんもいいとして、なんで陳ヤマトが入ってる‥‥。

次回、アニメ放送間近センターカラー!!
誕生日(?)じゃないと、巻頭カラーはもらえないのか‥‥。