『週刊少年ジャンプ』2007年45号 感想

『D.Gray-man』が戻ってきて、『HUNTER×HUNTER』が再開して、ようやくフルラインナップに戻ったかと思ったら『テニスの王子様』が休載していた。
いつも誰かが休載状態って、昔のジャンプでは考えられないことだなぁ。
アンケートハガキでおもしろかった順位をつけるのに、かーなーり久しぶりに悩んで、1位は『魔人探偵脳噛ネウロ』、2位は『HUNTER×HUNTER』とつけておいた。
ストーリーの内容以外では読者を泣かせない松井センセに敬意を表して(苦笑)。

『家庭教師ヒットマン REBORN!』
キャラクター人気投票結果発表。
女の子たちの中ではいまやクロームが一番人気なんだなぁ。元々のヒロインは京子ちゃんのはずなのに順位低っ。
私はラル・ミルチが一番だな。
さて、男の子たちの中では、圧倒的に雲雀が強い!!
実は、雲雀に一目ボレして、このマンガを熱心に読むようになった私‥‥。
時流に乗りすぎてるな。
ところで、スクアーロってディーノよりも人気あるんだね。ディーノ好きとしてはちょっとショック。

さて、本編。
ボックスに憑依した骸。
憑依できるということは、ボックスのあれはひとつの生物としてみていい、ということか。
クロームを助けるために現れた骸も、今は大きな力を使うことができない。もしかしたら、表に出ること自体がむちゃなのかもしれないな。
そんなわけで骸は、クロームが本来持ってる力とボンゴレリングそのものの力を最大限に引き出すことで、なんとかこの場をしのごうと考えたらしい。
そして、一番、信じているもの、と言われてクロームが出した幻は、骸と千種と犬。
なるほど、クロームが信じているのは、ボスであるツナでも守護者たちでもなく、あくまでも骸のチームなのね。
この4人が並んでる姿を見るのは初めてで、グロとの戦いがちょっと楽しみだなぁ。

ところで、ホンモノの千種と犬は今なにしてるんだ?

『ONE PIECE』
ひっくり返されたひょうしにツノが地面に突き刺さって抜けなくなってしまったオーズ。
それをいいことに全員でめった打ち。そして、抜けたら即撤収。
正々堂々と戦おうなんて考えはない。さすが、海賊! 非道だな(笑)。
ルフィがモリアを倒すまでの時間稼ぎなんて気持ちはなく、自分の手で倒す気満々のサンジとゾロ。
こういう時だけ気があう二人。
フランキーは意外に堅実派だった。

一方、バーソロミュー・くまと遭遇したナミ。
バーソロミューはなんでルフィの兄のことを確認したんだろう?
祖父や父の方が重要人物のような気がするんだがな。
白ひげとの関連を疑っているのかもしれない。

影を取り戻したブルックの影が薄い‥‥。

『HUNTER×HUNTER』
なんか、1年と8ヶ月ぶりの再開らしい。そうか、そんなに経ってたか‥‥。
それにしても、いろんな意味で何も変わっていないのが、ある意味スゴイ(苦笑)。

自覚のないままに、コムギの存在により混乱を来たしている王。
自分が母国の命運を左右しているなんてわかるわけもないままに、軍儀と王だけに心を傾けているコムギ。
なんか、これからどんどん展開がコワくなっていく気がしてしかたないんだけど‥‥。

『D.Gray-man』
よくわからないんだけど、クロス元帥がアレンを弟子にしたのは偶然じゃなくって、明確な目的があったもよう。
それにティムキャンピーも単なる案内役ではなかったんだなぁ。
クロス元帥ってかなりいろんな秘密を持っていて、それを教団にさえ隠している?

『サムライうさぎ』
清木のたくらみが進行する間も、どうやったら志乃ちゃんを喜ばせられるかばっかり考えている伍助。
ここらへん、清木から見ればダメダメな侍なこと間違いない。
それにしても、志乃ちゃんの十五夜の解釈がスゴイ。
何をどうやったらこういう考えに至るんだ?
それを「ごっちんも知ってると思うけど‥‥」ってのがまたスゴイ。
志乃ちゃんの中ではそれは常識なんだ(笑)。
月の上でウサギなんだかイヌなんだかよくわからない生物がぎゅむ~ってあわふいてる絵がなんともいえずカオス。