『魔人探偵脳噛ネウロ』 第127話 ☆【はんにん】 感想

前回に引き続き短編集。
今回は犯人特集。
またもや表紙にしか魔人様がいない(あっ、早坂兄弟の回想に1コマ)。
考えてみれば、魔人様って弥子ちゃんとあかねちゃんくらいしか、日常的なつきあいがある人がいない。
だから、こういう日常編になると出番がむずかしいのかな?

まずは、「ボクの国」の人、デイビット・ライス。
魔人様に鼻を折られちゃって、さらにおもしろい顔になってる。
あいかわらず納豆を食べさせられ続けてるみたいだね。
そして、同じ刑務所には噛み切り美容師もいるらしい。
至郎田もいたりして。
「悔い改めなさい 母より」の下に手書きで「←英語」と書いてあるのが、むっちゃウケた。
何度見ても笑えるのはナゼだろう。

次は早坂兄弟。
あいかわらずアニキべったりなユキ。
「老後の貯蓄を奪う」とか「ネコを蹴り飛ばす」とか、おそろしくセコイ悪役をアニキに求めているユキが笑える~。
おまえはアニキに何をして欲しいんだ、ユキ。
車を止めるために拳銃ぶっぱなす方が「悪」な感じするんだけど、その点はツッこまないのか、ユキ。
ネコちゃんに顔をゆるませるアニキがキモカワ(笑)。
そして、アニキがネコをかわいがって、それにジェラシーなユキがすねる‥‥という図を妄想してウットリ~な私も相当キモいかもしれない。

最後はアヤさん。
あいかわらず弥子ちゃんはアヤさんには何でも話すんだね。
なんだか弥子ちゃんのカウンセラーになってる感じ。
それにまぁ、シックスなんて現実離れしたことを話しても、アヤさんなら笑わないで訊いてくれる、って確信がもてるから素直に話せるのかもしれない。
アヤさんの歌声は人間どころか、植物にまで作用するらしい。
そうか、アヤさんはキチェ・サージャリアンだったのか。
そして、服役囚ではあっても大物歌手のアヤさんのところにはなんと現役総理大臣もお忍びでくるらしい。
「総理やめるわ」って‥‥その隣にいる額と頬にガーゼの人って‥‥あいかわらずきわどい(苦笑)。
前の右森総理はサイに「赤い箱」にされ、右妻総理はアヤさんに力を抜かれすぎちゃって退陣し‥‥次の総理はどうするつもりだ、松井センセ。
アヤさんが歌ってる時の音符のデザインがなにげにかわいくてお気に入り。

ところでなぜに「レモン石鹸」にこだわるですか、松井センセ。

こういう並びできたら、次回は警視庁組のおはなしよねっ! と信じて疑わない私。
違ってたらカナシイ。