『魔人探偵脳噛ネウロ』 第129話 虫【むし】 感想

さて、前回から引き続き、石垣のリストラ問題のおはなし。
等々力さんは若手の期待の星!
かわいいし、はきはきしてるし、当然、仕事中にプラモなんか組み立てないだろう(←それが普通だ)。
きらっきらした目で笹塚さんを見る等々力さんがかわいい。
ああ、ホントにあこがれの人なのね。
うん。かっこいいし、能力あるし、いざとなったら俊敏だし、笹塚さんはステキだよねぇ。

そして、そんな笹塚さんと等々力さんのラブラブぶり(?)に、ジェラシーのあまり豹変する石垣。
等々力さんを「小娘」呼ばわりだよ。
女ながら警視庁捜査一課にいるってのは、かなりな努力家なんじゃないかと思うんだけどね。
石垣の脳内では、絵石家邸でサイと対峙した時、自分は拳銃をかまえて立ち向かったことになっているらしい‥‥都合のいいように編集したもんだなぁ(苦笑)。
しかし、等々力さんはホントにはっきりものを言う子だねぇ。
石垣を「お荷物」呼ばわり‥‥しかし、これを石垣以外、誰も否定しないんだろう、きっと。
ところで、道が逆になるのは当人たちが困るだけだけど(いや、このご時世、ガソリンの無駄遣いはよくないか)、車線が逆ってのは道交法違反かと思われるんだが‥‥「死ぬぞ」の一言で片付けちゃっていいのか?

一方、魔人様と弥子ちゃんは昼間っからデート(笑)。
「魔界の太陽は明るい所が嫌い」って‥‥自己矛盾だな‥‥。
「謎」を追って二人が来たのは、笹塚さんたちが出張ってる現場。
石垣、弥子ちゃんに助けを求めるも振りほどかれる。
笹塚さんの「昆虫を見るような冷たい目」もナイスだが、弥子ちゃんの「正直、どォーでもいィーなという目!!」が最高!
現場は「キッチンあたり」。なんか食べ物屋としては縁起の悪い名前だな。
弥子ちゃんと等々力さんが再会。
等々力さんの中では、「笹塚さんが一目置いてる」から、弥子ちゃんにも一目置くのね。わかりやすい。
アヤさんとか由香ちゃんとか、理知的な女性を虜(?)にしてきた弥子ちゃん。
等々力さんも味方につけることができるのだろうか。

ところで、弥子ちゃんの理解では、魔人様とシックスは「餌場争い」をしていることになっているらしい。
ずいぶんと問題をシンプルにしたな。
でも、シンプルな問題だからこそ、簡単には片が付かない、ということなのかもね。
まぁ、この二人の場合は存在そのものが折り合わないんだろうけど。