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『魔人探偵脳噛ネウロ』第167話 D【ディフィカルト】 感想

『ジャンプ』の来年分のカレンダのラインナップが発表されてたけど、ネウロのは出ないらしい。 う~ん、カラーのストックがあんまりないしなあ。 そんなわけで、2009年も2008年のカレンダを飾り続けることにした。 元々、カレンダとして使ってないから、まったく問題ないし(笑)。 表紙のジェニュインがやたらエロい。 このマンガにおいて、エロい女性キャラは意外と貴重! 男性キャラは宝庫だけど(爆)。 味方同士で銃を向け合う警官たち。 どうやら増殖したのは石垣だけじゃなかったらしい。 「群集とは愚かな液体。真実よりも単純な答えに向かって流れ込む」というジェニュインのモノローグがやたらとかっこいい。 あいかわらず松井センセのセンスは絶妙です。 疑心暗鬼に駆られ、互いを撃ち始めた警官たちの前に現れたのは魔人様&弥子ちゃん。 パニックに陥った彼らはこの飛び入りに襲い掛かる。 これで魔人様に魔力を使わせ、消耗させるのがジェニュインの狙いらしい。 群集を扇動する力はあっても、ジェニュイン自体にはそんなに戦闘能力はないってことなのかもしれない。 弥子ちゃんを足蹴にしてかばう(なんか日本語が変だな)のが、いかにも魔人様っぽくってステキ。 特に、わざわざ顔を踏みつけるあたりが。 ピンチと思いきや、閃光弾ひとつで簡単に場を収拾してしまった。 手榴弾や閃光弾といった小道具は、そのピッタリしたスーツのどこに隠してるんですか?(笑) マジックのネタは通路の両側に張られたマジックミラー。 これを利用して、味方を敵と誤認させるらしい。 確かに明かされてしまえば簡単なトリックだけど、あんなにキレイに画像を歪ませる、ってのが特殊能力なのか? 石垣も等々力さんも唐突に登場した魔人様&弥子ちゃんにビックリ。 笹塚さんも何も話してないんだろうしね。 それにしても、魔人様は等々力さんたちの前でこんなに堂々と力を見せて大丈夫なのか? とりあえず人間にも使える能力なら、後でなんとでもごまかせると思ってるのか? そんなわけで警察官たちは足手まといになるんで置き去りに。 弥子ちゃんは頭わしづかみで連行だけど(笑)。 サブリミナルが「脳」だけ飛んでるのは、弥子ちゃんを現状を表しているのかも。 「だが安心しろ。貴様の脳には狂うほど注入してやる」って、いちいち言うことがエロすぎますからっ!(爆) このお顔がまたっ! またっ!(←言...

『週刊少年ジャンプ』2008年35号 感想

『D.Gray-man』が載ってない~。 『ONE PIECE』 (第508話 “修羅の島”) キャラが多すぎてよくわからなくなってきた。簡単にロストするな、私。 部下を小さくして自分のからだの中に収納(?)するってのはスゴイ。 便利そうだけど、ルフィ一味みたいなおとなしくない連中ばっかだと大変なことになりそうな気がする。 『BLEACH』 (BLEACH319. Ants And Dragons) 一角には祈る神がないらしい。 この人、剣八の信者らしいんで、剣八に祈るってのはどうだろう、とも思ったんだが、絶対に願い事なんて叶えてくれそうにないよな、あの人(苦笑)。 だけど、「オメェんとこの神」ってつきつめると藍染様になっちゃったりしないのか? シャルロッテと弓親の組み合わせはウザさが最高(笑)。 一方、イヅルはやっぱりギンのことを相当、根に持ってる。 イズルや雛森は「捨てられた」とゆーよりは「棄てられた」とゆーイメージだよな、確かに。 『ぬらりひょんの孫』 (第二十幕 カナの誕生日) 「化け猫横丁」とかいう妖怪のたまり場にカナちゃんを連れ込んだリクオ様。 今までわりかしせっぱつまった状況でしか出番がなかったリクオ様が、やけにのんびりモードでうれしい。 平穏な時は結構、愛想がいいんだね。 「いいんだよ、怖がらせた方が」って、怖がりのカナちゃんを遠ざけようとしたリクオ様だけど、おもいっきし裏目に出て、カナちゃんを夢中にさせてしまった。 まさしくお約束! で、リクオ様がリクオ君の友達だと誤解。 これまたお約束! 「どうしてボクは夜になると冷たくなっちゃうのかな~」って、そっちの方が楽しいからに決まってるじゃん(笑)。 それにリクオ様は女の子にはやたらやさしいよ! 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的203 雲雀恭弥VS幻騎士) 雲雀がつくった組織の名前は「風紀財団」とゆーらしい。そのまんまなネーミングだな。おまけに雲雀の肩書きも「風紀財団委員長」。 雲雀は10年後も「風紀委員長」だったのか。 「僕は術士が嫌いでね」って、心当たりが一人しかいませんが(苦笑)。 どうやら雲雀は骸を這いつくばらせたいらしい。そういえば前に這いつくばらされてたからねえ。 あいかわらずリングを惜しげもなく使い捨てにする雲雀。 でも、リングは無尽蔵ではない。使い切っちゃったらどーすんの? ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第166話 E【イージー】 感想

研究所に忍び込んだ魔人様が手始めに持ち出したのは手榴弾。 魔人様がこーゆー人間的(?)な武器を持ち出すのって珍しい。 「攻めるというのは…楽しいな」って、ホントに楽しそう(笑)。 手榴弾が間近で爆発しても弥子ちゃんは無事。 ギリギリのところでちゃんと守られてるんだよ、弥子ちゃんは。 ちょっとギリギリすぎるけど(苦笑)。 魔人様が起こした爆発音を聞いて、ちゃんとそれを利用した等々力さん。 言いがかりで家宅捜索に入ったけれど、これで堂々と内部を調べられる。 魔人様が手榴弾を使ったのは、人間にとってわかりやすいから、なのかもしれない。 それにしても、笹塚さんがいない場面で等々力さんが頼もしすぎるっ。 そして、石垣が警察を呼ぶのはお約束。 ここで、実に堂々とジェニュイン登場。 ジェニュインの本名はジャニファー・ユーイング。元は女優だったらしい。 弥子ちゃんも等々力さんも知ってるくらいの有名人。いろいろと人間界の情報を頭に入れた魔人様だけど、芸能系はさすがに範囲外らしい。 それだけ有名な顔をあっさりさらしたあたり、本当にディフェンスなんて考えてないな。 久しぶりに魔人様、あばれまくり。さりげに弥子ちゃんまでいじめてるし……。 完全復活って感じで楽しい! 魔人様がおとなしくしている間、笹塚さんと吾代が活躍してくれたけど、やっぱり魔人様がお元気なのが一番うれしい。 一万人の下僕を殺し合わせて、残った一人をたった一日で使い潰すジェニュイン。 つまりは、一万人の人間を数日で皆殺し。 しかも、一万分の一の人も「在庫」と言い切った。 一千人を植えたテラがかわいらしく見えてくる始末。 魔人様に指先ひとつではじきとばされるために、薬物改造された男を助けた弥子ちゃん。 自分たちを襲ってきた男とはいえ、単なる被害者だもんねえ。 「もう襲ってこないでね!」って、すごくフツーに声をかけちゃうところが弥子ちゃんだなあ、と。 ジェニュインのショーを高みの見物中の葛西。 「生半可な味方」ってなんのことかと思ったんだけど……てゆーか、最後のコマ最初は気づかなかったんだけど……。 ああ、確かに「生半可な味方」がいるねえ(笑)。 しかもなぜか増殖してるしっ! てか、石垣を「生半可な味方」認定したジェニュインって観察眼が鋭いなあ(←ほめてどーする)。 いや、このコマすごいよ。見れば見るほど笑えるよ。 ここんとこめ...

『週刊少年ジャンプ』2008年34号 感想

『ONE PIECE』 (第507話 “黄猿上陸”) シルバーズに“空白の100年”に関する質問をぶつけるニコ・ロビン。 ニコ・ロビンの旅の目的のひとつは、歴史の空白を埋めること、だからね。 その情報を知ってそうな人が目の前にいるとなればきかずにはいられないんだろうなあ。 しかし、自分の目でそれを確かめた方がいい、と諭されすぐにあきらめた。 他人が書いた歴史ではなく、自分の手で掘り返した歴史を手に入れることにしたんだ。 そういえば、ナミも自分の手で世界中の海図を描くのが夢だった。 ナミとニコ・ロビンが仲がいいのはこういう共通点があるからなのかもなあ。 ニコ・ロビンに続いてウソップもシルバーズに「ワンピース」について尋ねたが、こっちはルフィの大反対で止められた。 あのルフィが「海賊やめる」とまで言っちゃったよ。 仲間に対してはめったに怒ることがないルフィなんで、ちょっとビックリした。 まあ、らしいと言えば、このうえなくらしいけど。 「支配なんかしねェよ。この海で一番、自由な奴が海賊王だ!!!」 ルフィ的な「海賊王」の定義ってそういうことになってたのか。 漠然と、ワンピースを手に入れた海賊団のキャプテンが自動的に「海賊王」と呼ばれることになってるんだと思ってた。 この海では強くなければ自由を手に入れることができない。 弱ければ、あっというまに他の海賊に潰されてジ・エンド。 だからルフィは強さを求めるんだなあ。 船のコーティング作業には3日かかる。 その間、サニー号に海軍の手が及ばないように、ルフィたちは追手をひきつけておかなければいけない。 つまり、3日は海軍のお膝元に釘付けなのね。 ところでエースはどうなっちゃってんの? 初登場の「黄猿」は『北の国から』の人にしか見えない(苦笑)。 青キジが『蘇る金狼』の人なんで、海軍の大将はそーゆーシリーズになってるんだろう、多分。 すると赤イヌは誰?(『南極物語』の人とかどーだろう) 『BLEACH』 (BLEACH318. Five Towers/Four Pillars) 前回は「Six Hearts」で今回は「Five Towers」と「Four Pillars」。またもやカウントダウン?(だとしても、すぐに終わっちゃうけど) 東西南北の柱を護るために、隊長を失ってる副隊長たちと、隊長&副隊長が虚圏に出張中の席官たちが登場。...

祝!『ジャンプ』40周年

今週の『週刊少年ジャンプ』は40周年ということで、いろいろと企画満載だった。 それにしても、こーゆーことについて語りだすと年がバレるからマズいんだよなあ(苦笑)。 村田先生描きおろしの両面ポスターがかなりスゴイ。 いや、こんだけよく描いたなあ。 宇宙編の上部は『BASTARD!!』、『ヒカルの碁』、『キン肉マン』、『聖闘士星矢』というメジャーどころに囲まれて『アウターゾーン』というチョイスに笑った。 海賊編の方は密度が高すぎるよ。 遼(from『CITY HUNTER』)に抱きついてるひばりくん(from『ストップ!!ひばりくん!』)がなんか妙に気になる。遼は女しか助けない主義じゃなかったのか? ひばりくんは女としてカウントされてるのか? 右下のすみっこで宝箱の中でトランプをしていたらしい太尊(from『ろくでなしブルース』)と竜児(from『リングにかけろ!』)。この二人がなんでなかよしさんなんだろうと思って、そうかボクシングつながりか、とゆーことに気づいた。 ところで、がんばって魔人様を探したんだけど、どこにもいなかった……。 『こち亀』の中で秋本先生が『CYBORGじいちゃんG』のことに触れてくれたのがうれしかったなあ。 私もあのマンガが大好きだった。 特にヤングバージョン・じいちゃんがやたらめったらかっこよくってねえ。この絵のうまさでなんでギャグマンガ描いてるんだろう、って思った(←ギャグマンガ家に対して失礼)。 そしたら、いつの間にか名前変えてシリアスもの描くようになって売れたよなあ。 『CYBORGじいちゃんG』とほぼ同時期に始まってほぼ同時期に終わったのが冨樫先生の『てんで性悪キューピッド』で、両方ともコミックスが全然みつからなくって本屋をハシゴしたことを覚えている。 冨樫ファンは多いけど、『てんで性悪キューピッド』からのファンてのはほとんどいない、ってのがひそかな自慢。 ちなみにこのコミックス、一時期、有害図書になってたらしい(笑)。 付録のシールの裏にジャンプの全連載作品名リストが載ってるんだけど、これもすごいよなあ。 タイトル見てるだけでいろんなことを思い出す。 読んでる時期のはずなのにさっぱり思い出せないマンガもあるけど(苦笑)。 覚えてるマンガについて一言コメントとか書きたいなあ、とか思ったんだけど、あんまりにも長くなりそうだし、需要がゼロっ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第165話 Q【じょおう】 感想

なんか、すごい絵で始まってるなあ、今回。 こんなにたくさんの男たちをどっから調達してきたんだ、ジェニュイン。 吾代はやっぱり入院してた。でもまあ、元気そうで何より。 しかし、次なるミッション・インポシブルには不参加らしい。さすがに無理があるよなあ……。お腹に穴開いてたもんね。 笛吹さんはミッションの下準備はしてくれたけど、やっぱり大人数で踏み込むのは無理らしい。 それにしても、魔人様と笹塚さんの顔が近づきすぎっ! なんか、魔人様が笹塚さんをたぶらかしてるように見える(←ある意味、正しい解釈かも)。 魔人様としては、警察を戦力としてアテにしていない。警官がその場にいて、確かにそこに犯罪者がいた、と証言してくれればそれで十分なんだそうだ。 笹塚さんは平静だったけど、笛吹さんに聞かせたら怒り出しそうだ。 笹塚さんの新情報。 血液型は激レアのRH-のAB型。 笹塚さんが大量失血したら普通の人以上に危険ってこと? 今回、お見舞いを食べつくす前に病室にたどりつく、という快挙を成し遂げた弥子ちゃん(笑)。 弥子ちゃんのメロンはともかく、なにゆえ笹塚さんは生ハムをチョイスしたんだろう。 でもまあ、生ハム+メロンで生ハムメロン。弥子ちゃんの好物リストに入ってたような気がするんだが、記録をとってないんで確信がもてない(入ってなかったらゴメンナサイ)。 もっとも、完成する前にメロンの方がだめになったけど。 ところで、松井センセはまだまだ陳ヤマトネタをひっぱるおつもりらしい。 ジェニュインはすでに日本にいて、なんかわけわからん人体改造をしていた。 グリーンXの防衛なんてどーでもいいから、魔人様を殺すことにのみ集中することにしたらしい。 「実は…「シックス」もものすごくドSでいらっしゃるわ」と言うジェニュインに対しては、葛西だけでなく全読者が「よーく知ってますが」と答えたに違いない(笑)。 「人は皆、サディストとして生まれてくる」って言い切っちゃったジェニュイン。 「性善説」とか「性悪説」とかはよくきくけど、「性S説」とゆーのは初耳。 「弱き者にとっては…人生のすべてがマゾ調教と言っていいわ」ってのもスゴイ台詞だよ。 そうか、人はSに生まれてMに転んでいくのか……と、うっかり納得してしまった私は、すでに松井センセに敗北して転んでいるんだ、きっと(苦笑)。 「権力」で次席を狙ったDR、「美しさ...

『週刊少年ジャンプ』2008年33号 感想

今週の『OK! JUMP GUY』がやけに笑えるんだが。 『BLEACH』 (BLEACH317. Six Hearts Will Beat As One) 一護がようやく織姫ちゃんのところにたどりついた。 いや~、ここまでがホントに長かったよなあ。 てか、あの状態って、ウルキオラが織姫ちゃんの胸に触ろうとしているように見えるよね(笑)。 『銀魂』 (第二百二十訓 腹黒い奴程 笑顔がキレイ) 神楽ちゃんを助けて落ちてしまった阿伏兎。 頑丈そうな人なんで、助かりそうな気はするけど。 「どんな人生であれ、最後は笑顔で送ってすこやかに死なせてやらないとね」って、殺されたのにすこやかに死ねるわけないだろ! とか思うわけだけど、神威は他人の考えなんておかまいなしな人のようなんで、案外、ホンキで「すこやかに死なせてやれた」とか思ってるのかもしれない。 久しぶりに銀さん登場。 なんか、すっかりごぶさたな気が……。 最近の『ジャンプ』では「どぎついSMプレイ」が流行らしい(苦笑)。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的201 侵入者) クロームはまだ本調子じゃない様子。まあ、当然だわな。 草壁まで乗り込んできちゃったんだけど、雲雀の指示なしで草壁がここまでくるはずないんで、ランボとイーピンまで連れてきちゃったのも雲雀の指示? 『D.Gray-man』 (第166夜 正体) ピエロのマナと話している子供はアレンなのかな。髪が白くないけど。目も普通だけど。でも、手はアレンだな。 マナが言ってる「アレン」は死んでしまったワンコのことらしいし、よくわかんないな。 「ノア」が「“ノア”のメモリーを受け継ぐ者」であるということは、死んでしまった「14番目」も例外ではあるけど「ノア」だから、同じようにメモリーを受け継ぐ者が現れてもおかしくはないんだよなあ。 アレンが「14番目」のメモリーを継ぐ者ということは、ティキ・ミックやルル・ベルはアレンの仲間といってもいい存在なのか? だから、ノアの長子であるロードはあんなにアレンに執着するのか? いつかアレンは「14番目」のメモリーに支配されて自我を失うのか? 「自分は本当に自分の意志で道を選んでいるのか」というアレンの疑惑に、クロス元帥は「いや、それは14番目の意志だから」なんて答えちゃったわけで、ホントに容赦ないな、この人。 アレンが自分に救...

『ジャンプSQ.』2008年08月号 感想

『テガミバチ』 (第十九話 アジサイ色の絵テガミ) テガミ弾に入れるテガミを書こうとして悩みまくるラグ。 BEE仲間に相談するものの誰もテガミをちゃんと書いたことがない。 配達するばっかで自分では書かないんだね。紺屋の白袴?(なんかビミョ~に違う気がする) そんなラグに舞い込んだ依頼は、テガミの配達ではなく、差出人不明のテガミの差出人を探すこと。 依頼人のレイさんがめっちゃ美人~。 今回はメインストーリーから独立した感じの話だけど、あいかわらず人情話系のつくりかたがめっちゃうまいなあ。 ところで中原中也の『汚れつちまつた悲しみに…』の浅田先生表紙バージョンを買ってしまった。 以前、図書館で借りて読んでて、そのうち買おうかなあ、と思ったんで、せっかくなら浅田先生の絵付きの方がお得じゃん、とゆーことで。 表紙として採用された方もステキだけど、私としては『スクエア』のとじこみポスターに採用された絵の方が好きだなあ。 『曽根崎心中!』 河下水希先生の読みきり。 あいかわらず、女の子のからだのプニプニ感が見事すぎる。 WJよりも規制がゆるいSQとゆーことで、いつもよりグレードアップしてるような気も。 河下先生がインタビューで、「感動した」よりも「面白かった」と言われたい、といった発言をしていたけど、私の中では「ああ、女の子がかわいかった」というのが、いつもの感想。 この路線を極めるために突っ走っていって欲しい方だよなあ。 『Luck Stealer』 (No.9 依頼人) 悠聖の力をみせつけられ、それが自分の手に負えるものではないと悟ったらしい氷見山。 悠聖を追う事をあきらめると同時に警察まで辞めてしまった。 悠聖が様々な事件の犯人であると知っているのに、それを追えないは警察官としての自分が許せず、それなら警察官を辞めてしまうしかないと考えたのかなあ。 なんかもう、融通のきかない男(苦笑)。 殺さない、という誓いを守ることができて一安心の悠聖。 だけど、自分の存在がいろんなものをねじまげていることに思いが至らないほどお気楽でもない。 真也にいいように騙されてるだけの存在でいられれば楽だったののね。 これからは悠聖のルーツを探る物語になっていくのかなあ。 『TISTA』 (LAST CHAPTER:優しい距離) 元の自分に戻るためにアーティーを殺そうとするティスタ。 しかし、ど...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第164話 標【ノルマ】 感想

今週の弥子ちゃんの好物はプールの塩素(ラムネっぽいから)。 飲み過ぎはからだに悪いのでやめてください(笑)。 先週、犯罪も起こってないのに、とか書いた記憶があるんだけど、犯罪は起こってたんだね! 失礼いたしました。 スポーツジムに来た人たちを監禁して、無理やり目標を押し付け、それを達成するまで解放しない、という加納。 あんなノルマ、実際に達成した人なんているんだろうか。 これは傷害罪&拉致監禁罪とかいうやつだよね。 これだけ痛めつけられれば、衰弱死した人間がいてもおかしくないし。 先週、加納の豹変した姿を見て、顔の縦じまは何だろうと思ってたんだけど、どうやらノルマ表示用の棒グラフらしい。 顔に棒グラフっ! 斬新すぎる。 拉致られた弥子ちゃんは、魔界虫の通報に期待する。 そうか、弥子ちゃん、魔界虫に見張られてること知ってたのか。 イヤじゃないのかなあ? すでに慣れきってそこんとこマヒしちゃってるのかも。 何よりも安心な防犯グッズのような気もするけど、普通に助けてくれるかは疑問(苦笑)。 サボりバージョン・魔界虫は、グレた目玉オヤジに見える。 魔界虫のスケールを考えると、あのワンカップはどんだけ小さいんだ。 サボりまくりな魔界虫に絶望した弥子ちゃんだけど、魔人様は颯爽と現れました! 最近、壁に立つのがお気に入りらしい。 そして、定石通り、魔人様にあっさり片づけられた加納は「右と左を同時に向く」というノルマを課せられた。 たった1回だけ達成すればいいらしいけど、それって、あじのひらきみたいになるしかないんじゃ……。 なんか、「シックス」の椅子を思い出してしまった。 なにげに弥子ちゃんの頭を引き寄せる魔人様。 松井センセはネウヤコ好きへのサービスを怠らない(と、勝手に思い込んでる)。 「大概の人間は終わらない目標(ノルマ)を背負って生きているのだから」 この台詞はちょっとキたなあ。 ああ、本当にその通りだ。 そんなに魔力がピンチなら、ストール巻いてじっとしてればいいのにとは、私もちょっと思った。 ので、「点滴だけの病院生活で満たされるのか?」という魔人様のお言葉にちょっと反省。 私は点滴だけでもそこそこ生きてける自信あるけど、魔人様と弥子ちゃんには無理だよなあ。 「食事」という一点に関して、魔人様と弥子ちゃんは意見を違えたことがない。 あかねちゃんがつくったダミーの髪飾りで...

『週刊少年ジャンプ』2008年32号 感想

『ONE PIECE』 (第506話 “ロジャーとレイリー”) バーソロミュー・くまと対峙するユースタスとトラファルガー・ロー。 麦わら海賊団がくま相手にどんだけひどい目にあったかを思うと、ちょっと気の毒な感じがする。 一方、ルフィたちは強い敵とぶちあたることもなく無事、コーティング屋にたどりついた。 そうか、ゴールド・ロジャーが活躍していた時代、ブルックは海をさまよっていたのか。ブルックってちょっとした浦島太郎状態なんだね。 しかし、それ以外の連中は「伝説」を実際に生きていた人物との邂逅に驚いたり感激したり。 ゴールド・ロジャーが処刑されたのに、副船長であるシルバーズが無事なのは、ロジャーは自首しただけで、それ以前に海賊団は解散しちゃってたためらしい。 病気のため余命少なかったロジャーは、仲間に看取られて安らかに死ぬことよりも、海軍に自首して公の場で、でっかい花火を打ち上げて死ぬことを選んだ。 ロジャーは「病人」として死ぬのではなく、「死なない伝説」としてどハデに散ることを望んだのかもしれない。 そして、ロジャーに「相棒」と呼ばれた男は、相棒が始めた「大海賊時代」の行く末を見守るために生きているのかもしれない。 海軍に捕まったロジャーが死に際に吐き捨てた言葉かと思っていた「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ…。探してみろ、この世のすべてをそこにおいてきた」という台詞は、実は世界一ハデな祭りの開幕宣言だったんだなあ。 すると「ワンピース」の正体ってなんなんだろう、とかあらためて思っちゃう。 ニコ・ロビンが求めている、世界政府以前の世界の遺産、という気もするんだけど。 それにしても、見せしめとしての処刑が逆に海賊を増やしちゃったとは、海軍もずいぶんとヘマしたもんだなあ(苦笑)。 今、エースが公開処刑されようとしているってのも、それと似たようなことだと思うんだけどね。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的200 霧) 200話、到達!! って、あんまり大きく取り扱われてないんだね。先週、ちょっと前倒しでやっちゃったから(笑)。 闘争心のない相手と無駄な戦いをする気がなかったらしいスクアーロ。 それにしても、勝って喜んでる小芝居までするとは芸が細かい。 わざわざプラカードまでつくってるルッスーリアも細かいと思うけど(あれ、絶対にルッスーリアの手作りだと思う)。...

『魔人探偵脳噛ネウロ』17巻 感想

ネウロのコミックスも17巻。 今回も魔人様が表紙にいない~。バックにちょこっと見えるのは魔人様かもしれないけどさあ。 バレンタイン編の後半とテラ編がまるごと入ったこの巻のサブタイトルは『共闘』。 この巻で、魔人様は弥子ちゃん以外の人間に初めて、自分の本性をさらして共に闘おうと呼びかけた。 今になって読み返すと、テラ編で笹塚さんが抱き込まれ(?)、ヴァイジャヤ編で吾代が巻き込まれたんだなあ。 次のジェニュイン戦(多分)では誰が巻かれるんだろう。 個人的にはユキ希望! 弥子ちゃんがチョコを渡そうとした人リストに入ってたから、ありえなくはないと思う。 今回の中表紙は助手バージョンの魔人様。中表紙までテラとDRに占領されてたらどうしようかと思った(苦笑)。 その場合、首を吊るのはどっちなんだろう……。 登場人物のあかねちゃんの項目、今回は「凛とした美少女」。いいかげん松井センセもネタ切れか?(笑)。 プロフィールに浅田くんが来た~っ。 浅田くん、生徒会長だったんだ。 ところで、体重が121→54→131って……なにげにリバウンドしてる。 でも、体重を半分以上、落とすって、どんなダイエットしたんだか(流行のレコーディングダイエット?)。 座右の銘「アイドルは視線で育つ」。ちょっとキモいと思ったのは私だけだろうか(苦笑)。 モデルにされた編集者さんがまんざらでもなかった様子で何よりです。 テラのプロフィールも出てきた。 掌に帰宅用の500円玉を隠し持っている……そこまで徹底的にむしり取られなくても……。 本名は Pedro Cortezarro Torres だそうだ。 アステカ文明を滅ぼしたとされるのがスペイン人のコルテスという人なんで、ペドロ・コルテス・トーレスと読むのかな? 世界で一番、美しい存在は「シックス」で、その次が自分。 DRと同じく二番手狙いな人だったんだ(ちょっとジャンルが違うけど)。 徳川埋蔵金が埋まっている場所を簡単に見抜いたそうなんで、それはもう掘り返されて「シックス」の軍資金の一部になってたりするのかもしれない。 想像もしてなかった老人バージョン・魔人様が出た! かっ、かっ、かっこよすぎて挙動不審になった(爆)。 どっ、どうしよう……(←どうもしなくていいんだと思う)。 ところで、魔人様がこのお姿になるまでに、何年くらいかかるんだろう。 今回の『突撃と...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第163話 鍛【トレーニング】 感想

ここんとこめっきり声のご出演のみ(笑)だった魔人様が、久々にフル出演。 ヴァイジャヤ編はヴァイジャヤ編で楽しんだけど、やっぱり魔人様のお顔を見られるだけでニコニコしてしまうなあ。 それに、久しぶりに魔人様と弥子ちゃんがべったりってのがやっぱりうれしい。 いきなりとんでもないポーズをとらされている弥子ちゃん。 いや、人体の構造的にありえないから、それ(苦笑)。 あかねちゃんは壁に戻れてほっと一息だけど、弥子ちゃんはそうもいかないんだね。 療養生活のリハビリを名目に魔人様が弥子ちゃんを連れ込んだ場所はスポーツセンター。 ずっとトロイの前でじっとしてたから、からだを動かさないと、とゆー話らしい。 かなりめずらしい魔人様のジャージ姿(それでもノースリーブ)。 弥子ちゃんのヒップハングっぷりも気になる。 ところで、魔界のラジオ体操は第6億まであるらしい。どーやって覚えるんだ。てゆーか、魔人が集まってラジオ体操って……。 魔人様は気を抜くと地上での自然な立ち方も忘れるそうだ。 これって飛んでるんじゃ、と思ったんだけど、靴底がパーテーションにくっついているようなので、飛んでるというわけでもないのか? 魔人様は飛べない、とゆー設定は生きてるのか。ちょっと残念。 「土壇場で最後の最後にモノを言うのは、悔しい事に脳ではなく体なのだ」 この台詞を読んで前々回の吾代を思い出した。この言葉を体現してたよ、吾代は。 何よりも「知能」を大事にする魔人様にとって、それが力づくでねじ伏せられるとゆーのはやっぱり悔しいのかも。 でも、魔人様自身もいろんなところでいろんな問題を、力づくでねじ伏せてきたような(苦笑)。 案の定、スポーツセンターで弥子ちゃんをいじめまくる魔人様。 魔力を温存しなければいけないはずなのに、弥子ちゃんをいじめるために惜しみなく使う。 それでまた顔にヒビが入る事態になるんじゃ……。 ヒロインがビキニで登場なのに、まったくエロくない(爆)。 いや、他のマンガだったら大々的に取り扱うとこだよ、これ(このマンガにそれを求める人は少ないだろうが)。 そーゆーものはジェニュインの担当なんだよね。うん。 こんだけ魔人様にいじめられてるのに「私の本当の目標は、そんなあいつの理不尽な命令に、こうなったら意地でも付き合ってやる事だ」って、弥子ちゃんどんだけ前向きなんだ。 ヴァイジャヤとの戦いで心が...

『週刊少年ジャンプ』2008年31号 感想

『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的199 山本武VS幻騎士) 今回の巻頭カラーはものすごくたくさんのキャラクターをつめこんであって、おつかれさまです天野先生、と思ってしまった。 京子ちゃんの頭の上にいる人はディーノかな? その横にいる後ろ姿の人は誰かなあ、と悩んだんだけどシャマルと判断。 ヴァリアーが勢ぞろいかと思いきやレヴィがみつからないし……。 骸の横にいるのは10年後の千種と犬? 私的に10年後が見たいキャラはディーノ! ディーノの出番あるのかなあ。イタリアにいるんじゃきびしいかなあ。 スクアーロ、どんだけ山本のこと気にかけてんだよ(笑)。 『剣帝への道』がこんなに徹底的にスクアーロから山本へのビデオレターだったとは思わなかった。 そんなものにつきあわされた撮影班(=ルッスーリア)がちょっと気の毒になってきた。 「戦わねーのが一番かしこい選択」の相手に「是が非でも勝て!!」って確かにわけわかんないし。 でも、山本にはちゃんと通じちゃうんだね、やれやれ。 まあ、スクアーロも山本になら通じると思って話しかけてるんだろうけど(でなきゃスクアーロが間抜けすぎる)。 『ONE PIECE』 (第505話 “クマ”) 敵味方かまわず攻撃しちゃうナミのサンダーボルト。 みんな避雷針つけて戦えばいい(笑)。 『銀魂』 (第二百十八訓 兄妹喧嘩を止められるのは母ちゃんだけ) サブタイトルを見て、じゃあ誰も神楽と神威の喧嘩を止められないってこと? と思った。 で、内容を見て、やっぱり誰にも止められないかも、と思った。 ホンキの神楽はド迫力だよ~。 この喧嘩を銀さんが止めてくれたら、銀さんは神楽の「母ちゃん」決定とゆーことで! 星海坊主が父ちゃんで、銀さんが母ちゃん。星海坊主×銀さんは見たくないけど(笑)。 『ぬらりひょんの孫』 (第十六幕 梅若丸と牛鬼) リクオのじいちゃんの若い頃って、リクオ様にそっくり。 これは将来、リクオ様が今のぬらりひょんみたいになるということ?(号泣) 自分が元々、人間であったからこそ、人間としてのリクオを否定する牛鬼。 この人にとって人間は無力なだけの存在なのか。 実際、梅若丸の無力感が絶望と憎悪を生み、それが妖怪・牛鬼への転生を果たす力になったわけだからね。 この牛鬼が生まれたシーンの絵がなんとも美しいよなあ。 私としてはやはり牛鬼にリクオ...