『魔人探偵脳噛ネウロ』第172話 釣【つり】 感想

この表紙はアレ? やっぱりポニョ?
眼球の上のソフトコンタクトの間に棲む弥子姫。
かわいいんだけど、見てるだけで目が痛くなってくるような……。

久しぶりに叶絵ちゃん登場。ちょっと顔が変わった?
せっかくの合コンのお誘いを蹴って、弥子ちゃんは魔人様が待つ事務所へ!
魔人様が「ロクでもない事」の準備をして待ってるに違いないって思ってるのに、事務所に通う弥子ちゃん。
なんかもう、いろんなものに慣らされすぎだ(苦笑)。
事務所では笹塚さんが待ち受けていた。
笹塚さん、元気そう!
裏で危ないことをやってないかと心配してたんだよ。よかった~。
そして、なぜか笹塚さんの提案で釣りに行くことに。
笹塚さんとアウトドアレジャーがなかなか結びつかないんだけど。
それに、「魔人」とわかってるのに釣りに誘うって、よくよく考えるとスゴくない?
お互いの利益が一致するから協力する、ならまだしも、一緒に遊ぼう、なんて普通、考えないような気がするんだけど。

魔人様はあいかわらずカタチから入る方のようできっちりコスチュームチェンジ。
キャップの「fishing madness」は「ツリキチ」って意味かな?
と思ってたら弥子ちゃんもお着替えした!
あんまり釣りって服装じゃないけどカワイイ。

釣りに来る前と来た後の間にどれだけの時間が流れていたのかが気になるところだけど、この笹塚さんの写真を誰が撮ったのかも気になるところ(筑紫さんあたりかな?)。
「がんばれ! 野球ジャパン」の横断幕がボロボロになってるあたりに、松井センセの嘆きを感じた(苦笑)。

海で等々力さんと石垣が合流。
等々力さんの中の魔人様&弥子ちゃんに対する不安感を取り除きたくて、笹塚さんはこんな行動をとったのかなって気もした。
等々力さんの服装もさりげにおしゃれだよな。

釣りに関する父親との思い出話を語る弥子ちゃん。
パパさんはうんちく好きでプライドが高い人だったらしい。
傷ついたのはわかるけど、こんな小さな子を海に置き去りにしてはいけません。
弥子ちゃんは小さな頃から包丁を見事に使いこなしてたんだな。

笹塚さんに対してはやっぱりていねい語な魔人様。
提案したのは王様ゲーム(?)。
一番の大物を釣った人がご主人様。一番の小物を釣った人が奴隷。
そしてゲームスタート!
さっそくフグを釣り上げた魔人様。
フグをエロく舐める、とゆー貴重な絵を見せてくださった!(爆)

弥子ちゃんが絶対に勝てない策を講じてあるという魔人様。
どういうことかと思っていたら、「調理器具一式を積む」というしごく簡単なトリックを使ったらしい。
そうだよね。「食材」と「調理器具」が目の前に揃っててのんびり釣りができるような弥子ちゃんじゃないよね。
なんか、江崎さんみたいになっとる……。
餓鬼道に堕とされた弥子ちゃん(苦笑)。
魔人様の策略に気づいて「ハメたね」と言ってる間も、炙りスズキから離れられないしっ。
しかたなく弥子ちゃん、助っ人を要請。
「それで負けたら私は一生、奴隷でいいから!!」って、多分、魔人様の中ではそれはすでに確定事項(笑)。
弥子ちゃんの言質がとれたことで、魔人様的にはさらにおいしいことになったのかもしれない。

弥子ちゃんが呼び出した助っ人は本城博士。
そうだった。本城博士も釣りを楽しむ人だった。
そういえば、魔人様と本城博士って、直接会ったことなかったんじゃないかな?

波打ち際に沈む看板。「広い地球の全ての海の中の帝王です」って……何を根拠に誰が「帝王」認定したんだろう……。

魔人様&弥子ちゃんは等々力さんの信頼を得ることができるのか?
魔人様と本城博士が直接、会うことで何かが起こるのか?
弥子ちゃんは魔人様のクツから一生舌をはなさないのか?(←想像するとかなり笑える絵になる)

前回のシリアスモードはなんだったんだ、な感じだけど、シリアスパートの合間にギャグパートをはさむってのがすっかり定番化したよなあ。
「シックス」と「イレブン」(←つなげるとコンビニっぽくなる)が日本へ向けて移動中なんだろうなあ、と思うと素直に笑えない……とか言いつつ、炙りスズキをくわえながら涙を流す弥子ちゃんのあまりのかわいらしさにころげまわってたりして。
とりあえず、笑える間に笑っとけ~、って感じ。