『魔人探偵脳噛ネウロ』第190話 XI【オールスター】 感想
車で逃走する「シックス」とイレブンを、吾代のボロ車が追う。 と言っても「シックス」は逃げてるわけじゃなく、決戦の場に誘導しているとゆーことらしい。 車の助手席で余裕の表情を見せてる魔人様だけど、実際のとこかなりピンチだと弥子ちゃんは感じてる。 まあ、余裕なくっても、そんな顔、吾代さんに見せるような魔人様ではないわな。 決戦の場は廃墟となった遊園地。 いきなり「服を脱ぎなさいXI」……なんか、イレブンに関してはやたらとヌードが多いような。 でも、脱いでるんじゃなくって破ってるよね。 吾代は外で待機だが、弥子ちゃんはあたりまえのように魔人様にくっついていく。 魔人様が不利な状況だってわかってるのに、迷わずついていくんだね、弥子ちゃんは。 それとも、魔人様が逆境にあるからこそついていかなきゃいけないと思っているのか。 テラやDRの能力を自在に操る「シックス」。 「五本指の力など私は全て使えるのだ」 でも、葛西は自分は普通の人間の力しか持ってない的なこと言ってなかったっけ? 便宜上「五本指」と言ってるだけで葛西は除外とか? 「シックス」は「五本指」の能力を内包する。 とゆーことは、「五本指」は「シックス」を補完する存在ではないんだな。 前々から思っていたことなんだけど、やっぱり「五本指」なんか必要としていなかったんだよ、「シックス」は。 「シックス」が貴重種のはずの「血族」をあれだけ簡単に殺しちゃうのは、自分を生み出した「血族」ですら不要になっちゃってるから。 てゆーか、イレブンが完成品になった今、イレブン以外の存在はもはや「シックス」には不要なのかもしれない。 「人間」から「シックス」へ「進化」する途中で生まれた中途半端な種族(?)なんか、「シックス」にはどうでもいいんだろうな、きっと。 「シックス」とイレブンだけいれば「新たなる世界」を創りだすことができる……あっ、なんかコワい想像しちゃった……(←アダムとイブ的なものを)。 そして、いきなり至郎田シェフ登場!(←当然、ドーピング状態) さすがに驚いたっ。この手でくるかっ。 続いて、ライスと大塚まで登場。 イレブンは忠実にその人物をトレースするらしいが、この3人にそんな攻撃力はなかったよ、絶対! もっと忠実に再現しろ~! まあ、実際の強さじゃなくって「恐怖度」をトレースすると、これっくらいの勢いになるってことなんだろうね...