『魔人探偵脳噛ネウロ』第197話 謝【かんしゃ】 感想

この掲載順位の乱高下っぷりは一体、なんなんだろう……。
ところで今週の弥子ちゃんの好物は「じゃがいも」。
なんで素材~(笑)。
弥子ちゃんだったらじゃがいもを芽ごと食べても平気なような気がするのはナニユエだろう(←じゃがいもの芽を食べてはいけません)。

あっとゆーまに土に埋められちゃってたサイ(号泣)。
まあ、引き取り手はいないし、ほっとくのはさすがにイヤすぎるし、警察に持ってかれちゃうのもイヤだし(サイは「シックス」の人体実験の証拠物でもあるから)。
弥子ちゃんとしては、サイを誰の目にもさらすことなく、静かに眠らせてあげたかっただけなのかもなあ。
正体不明の怪盗は正体不明のままで行方不明……それでいいんじゃないかと。

吾代がタンクトップになってるんで、あれ? と思ったらジャケットは弥子ちゃんが着てた。
そういえば弥子ちゃんの服ボロボロになってたもんね。
弥子ちゃんの肩口から包帯がのぞいてるんだけど、あれは吾代が巻いたのかなあ。普通、自分で自分の肩に包帯巻けないもんなあ。
想像するといろいろとキワドイものがっ(←考えすぎだ)。

自分の肉体ではなかったけれど、弥子ちゃんに伝えられた笹塚さんの「ありがとう」。
自分の姿ではなかったけれど、弥子ちゃんに伝えられたサイの「ありがとう」。
笹塚さんとサイは過去になってしまった。だけど、しっかりとした未来を生きるために必要なものを弥子ちゃんに残してくれた。
そして、弥子ちゃんが生きる未来は魔人様が切り開いてくれる。
だって、弥子ちゃんがそう信じてるから。

「シックス」の胸のペンダントは、「シックス」だったらホンモノを使ってるかもなあ、とは思ってたけど、自分のクローンの胎児ってとこにはさすがに考えが及ばなかった。
これを単なる悪趣味とみるか、「シックス」なりの自分の「種」に対する執着とみるかは、むずかしいとこだけど。
刺激=ストレスで強くなっていったサイ。これは弥子ちゃんも同じ。
「結局…誰一人、この私には届かないのだ」
初めて、弱音とも解釈できる台詞を「シックス」が吐いた。
たった一人の種である「シックス」。これは、魔界にあって変種中の変種だったらしい魔人様も同じ。
同族を持たず、貪欲に欲しいものを追い求める強大な存在同士が、ステルス戦闘機上で激突する。
このシチュエーションのバトルってのは初めて見るなあ。
てか、この戦闘機、地上に墜落したらめっちゃ迷惑なことになるんじゃ。

「『生存』を計算から排除した…『死』を覚悟した…魔人の一撃を!!」
死なんか覚悟しなくていいですから!(泣)

二週続けて、一日遅れになってしまって、もしお待たせしてしまった方がいらっしゃいましたらすみませんです。
なんかちょっとくじけかけてます。
来週、大増ページって……逆にイヤなんですけど……。