『D.Gray-man』 第189夜 「ユダの呼(こえ)」 感想

ひとまずコミックスのおはなしを。
表紙はアレンとティキとロード。なんか違和感ない……やっぱり「兄弟」だから?(なんかイヤ)
巻末4コママンガの『注意するの忘れてた。』には笑った。いや、そーゆー重要事項は真っ先に教えとこうよ(笑)。
あとラビの「ちくしょー星野! 出番くれさーっ!!」は血の叫びだと思った(爆)。
そういえば神田ってリナリーのことを「リナ」って呼んでるんだね。そういえば、今まで神田がリナリーの名前を呼ぶシーンってなかったっけ?(←あったらすみません)

今月の『ジャンプSQ』の付録は『D.Gray-man』のカードが3枚。先月の表紙と19巻の表紙と描き下ろしの神田がお蕎麦たべてる絵。
今はやっぱり神田プッシュなの? それとも師走だから年越し蕎麦なの?
で、センターカラー絵も神田メイン。サンタコスだよ。どうせならひげもつけようよ(笑)。
それと、袋の中のプレゼントがめっちゃ欲しい。この際、千年伯爵でもいいから!

しょっぱなからアレンとティキが手を組んで千年伯爵をつぶしてる。
これで千年伯爵は死に、めでたしめでたし……だったら斬新だよなあ(笑)。

シェリル(=デザイアス)の能力は人間のからだを思うままに操ること。
「あられもないポーズ」ってどんなんだろう……クックロビン音頭のポーズとか?(←ネタが古すぎるからっ!)

第182夜で「14番目」がレベル4に向かって「オハヨウ」と言った意味がよくわからなかったんだけど、あれはAKUMAを通じて千年伯爵に語りかけてたってことなのか。
つまり、あの「オハヨウ」は「14番目」の千年伯爵に対する宣戦布告だったわけだ。
で、「14番目」が復活したことを知って、千年伯爵が本気モードになっちゃったってことなのね。
実をゆーと、『SQ』に移って唐突に千年伯爵がノアをそろえてせめこんだように思えて、「なんでこんなに急に話が進むわけ?」とか思っていたんだけど、実は事前にしっかり伏線があったんだねえ。

てゆーか、余計なことすんじゃないよ「14番目」。
あんたがそんなことすっから、こんな大変なことになってるってことじゃない!
と、本気で怒ってしまった自分がいる。

そしてついに「14番目」が姿を現し、その目的が明らかになる。
千年伯爵を殺して自分が千年伯爵になる……って、千年伯爵になるってどーゆー特典があるの? それとも、千年伯爵を解放してあげたいとかゆー兄弟愛なの?

しかしアレンは「14番目」を拒否し、自分を取り戻した。
でも、自分を取り戻すのはものすごく大変みたいだ。
これからどんどん「14番目」が本来の力を取り戻してきたら、アレンは自分を保つためにどんだけ苦しまなきゃいけなくなるの?
そーゆーことに負けない子だとは思うけど、だからこそ心配なんだよ。

クロス元帥が残してくれた言葉がアレンを引き戻してくれたあたり、クロス元帥はこうなることを予想して、あえてアレンが一番、いやがりそうな例えを口にしたのかな?
なんだかんだで弟子にあまい師匠だからねっ!

で、神田も自分を取り戻したよっ。おまけにしっかりロードを拉致ってるし。ロードのリボンを強奪してるしっ。
やっぱり生き生きしてる神田は美人さんだなあ。いや、ものすごく安心した。

アルマを示され三度も「誰だそいつは」と言った神田。
アルマがわからないわけじゃなくって、アルマとは決別済みだ、とゆー意志を示してるような気がする。
「あいつは死んだ」と言った時の表情をみると、なおさらそう思う。
自分の気持ちの中でけじめつけたことになってんのに、なんでそれをむしかえすんだ、とゆー怒りの表情に見えるから。

神田の“あの人”はどうやら女性のようだ。
「キミにアルマを斬らせた」とゆーことは教団関係者なのかな?

そしてアレンはロードがつくった「夢」の中に取り込まれてしまう。
いつかのラビのように、神田はこの「夢」にとらわれてしまったのか?
で、アレンはその傍観者にさせられた?

先月号を読んだ段階ではめっちゃ悲壮感ただよってたんだけど、今月号はなんかちょっとホッとした。
事態はまったく好転してないんだけどね(苦笑)。
アレンがアレンらしく、神田が神田らしくあれば、それだけで私は幸せな気分に浸れるんだなあ、とゆーあたりまえなことを実感した次第。