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『週刊少年ジャンプ』2011年33号 感想

『トリコ』 (グルメ150 デスフォール!!) なにゆえトリコとサニーはナチュラルに小松の取り合いをしているのだろうか(苦笑)。 『黒子のバスケ』 (第126Q 仲良くしようや) 表紙の黒子くん、青峰、桃井ちゃんのスリーショットがせつない。 この頃が本当に楽しかったからこそ、桃井ちゃんは今、あんなに暗い目をしているのだろうな。 桃井ちゃんのスキルは、元々は青峰と黒子くんのコンビを勝たせたい一心で磨かれたものなんじゃないかと思うんだ。 それが、今は黒子くんを苦しめている。 桃井ちゃんがいっさい手を抜かないことを、黒子くんは褒めてくれるかもしれない。 でも、ほめてもらったってうれしかないよね。 けれど、黒子くんが嫌うこと(=手を抜くこと)はできるはずもない。 桃井ちゃんがかわいそすぎる……。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十三幕 東京鬼ごっこ) なんかずいぶんな短期決戦だな。 一晩で都内に散らばる7人を相手に、ということは、双方とも戦力を分散しての戦いになるということね。 リクオ様体制になった奴良組がどこまで動けるか、という話になってくるのかしら。 京都編でさっぱり出番がなかった牛頭&馬頭の出番があるといいなあ……。

『青の祓魔師』ちょこっと考察・「否定する快楽」

えっと、アニメの『青の祓魔師』を観てて、なんとなく思いついたことをつらつらと。 アニメ第15話『やさしい事』を観てたら、メフィストの「悪魔は常に否定する快楽の求道者であるのに対して、人の営みは中道にして病みやすい。さあて、どちらへ進もうか」というセリフが出てきて、雑誌掲載時にこの部分を読んで、?????になったことを思い出した。 「常に否定する快楽の求道者」の部分がね。わからなかった。 で、そのあとで藤堂というキャラが出てきて、ようやくわかったような気がした。 なるほど、否定することは快楽なのか、と。 みずからが生きてきた祓魔師の世界を否定した藤堂は、「否定する快楽」の求道者(=悪魔)へと生まれ変わったわけだ。 だけど、燐が「父」であるサタンを否定するのは、「父」を否定することが「快楽」だからじゃない。 サタンを否定することが、「人間」である自分を肯定することにつながるからなんだと思う。 だから燐は精神的には「人間」だと確信できるんだ。 で、そこまで考えてふと思った。 じゃあメフィスト自身は何を否定しているんだ? 200年も聖十字騎士團に力を貸す、という対価を払ってでも、否定したいもの。そこまでやらないと否定できないもの。 それはもしかして「父」(=サタン)なんじゃないのか? 否定するものが大きければ大きいほど、否定することに手間と時間をたっぷりとかければかけるほど、「快楽」は深くなるだろう。 その究極の「快楽」をメフィストは求めているんじゃないのか? それならば、藤本神父がメフィストを「親友」と呼んだ理由が納得しやすくなる。 藤本神父とメフィストの目的は完全に合致する。藤本神父はそれを知っていて、メフィストがその「快楽」の求道者であるかぎり、自分を裏切ることはない、燐を殺すこともない、と考えていた。そういうことなんじゃないんだろうか。 「肯定」を求める燐と、「否定」を求めるメフィスト。 ベクトルは正反対だけど、ターゲットは同じ(=サタンを倒すこと)。 これは物語においてライバル同士の立場としてよくある構図だ。 この物語において、燐の対になるキャラは「弟」の雪男だが、実は真に対になる者は「兄」のメフィストなんだろうか? 「中道にして病みやすい」人間である雪男は、燐を守るためにあらゆる努力を惜しまなかった。 それはもう「病的」と呼んでもいいんじゃないか、と思えるほどの...

『週刊少年ジャンプ』2011年32号 感想

『バクマン。』 (140ページ 限界と火の鳥) 「世に出た一番のマンガ」ってむずかしいよね。私の中だと『幽遊白書』になるのかなあ。 最近、めっきり影が薄くなってた岩瀬さんにひさしぶりにスポットが! 岩瀬さんやっぱり友達いないんだねえ(ホロリ)。それなのに、頼りにするべき担当の港浦さんは、あの気の利かなさだしっ。 作品の相方である新妻エイジに助けを求めたら、いいアイディアを提供してくれるんだろうけど、そうなったらまるっきり新妻エイジの作品になっちゃうし。意地もあるだろうし。 サイコーの説得で気持ちがやわらいだようだけど、とどめはやっぱりシュージンだったね。 これはなかなかよいツンデレ(笑)。 それにしても、福田さんはあいかわらず世話焼き体質。 福田×蒼樹はなしになったようなので、いっそのこと福田×岩瀬になったらどうだろうね。 『SKET DANCE』 (第193話 フィギュアドール・モデリング) カラー表紙がめっちゃ萌える~。 たまにはPC付きじゃないスイッチもよいものだ。 『magico』 (第19話 100撃のシンデレラ) ルーちゃんがすごいことになっとる! これは幻海師範の逆バージョン? なんか性格もちょっと変わってるよね。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十二幕 罠) 最近、めっきりごぶさただったカナちゃんがここにきて登場。 そうか、こうきたか。 清継くんにはバレかけてるし、カナちゃんには完全にバラしちゃったし……。う~ん、リクオ君がかわいそすぎる……。 『黒子のバスケ』 (第125Q 逆転だよ!) 掲載順がラストなんだけどっ! 大丈夫なのかっ?

『週刊少年ジャンプ』2011年31号 感想

『鏡の国の針栖川』 (#1 謎の鏡) 『エム×ゼロ』の叶先生の新連載! 1ページ目からいきなりパンツなあたりさすがです(笑)。 『トリコ』 (グルメ148 サンサングラミー!!) サニーまで小松を狙いだして、なんかもうおもいっきし小松ハーレムなんだけど、なんなのこれっ(爆)。 『バクマン。』 (139ページ 最終話とコメント) 無事(?)に『CROW』の連載を終了させた新妻エイジ。 まあ、『+NATURAL』の連載は続いてるんで、連載作家ではあり続けるんだけどね。 で、週刊連載を掛け持ちしながら、そのあいまにシュミでマンガを描いてるってどんだけ~。 この人、腱鞘炎とかになったりしないのかね。そっちの方が心配になる。 マンガについては饒舌なのに、自分自身のことはあまり語ることがなかった新妻エイジ。 そんな彼が珍しく自分から自分の気持ちを話した。 子供の頃から、マンガを描くのは楽しかったけれど、いつも一人だった。 でも今は違う。 「もう一人じゃない。それがものすごくうれしいです。いつもありがとうです」 まっすぐな感謝の気持ちを口にする新妻エイジの表情のなんと穏やかなこと! いつもテンションMAXな新妻エイジを、こんなに穏やかにさせるものは、一人じゃないという安心感なんだろうね。 もしかして、いっつもシュージンがそばにいるサイコーがうらやましかったりしたのかもなあ。 なんかもうね、この新妻エイジの顔にちょっとうっかり泣きそうになった。 なぜか、月のそばで楽しそうにしているLのことを思い出した。 天才ゆえに周囲から浮いてしまった子供が、対等の立場で同じ「言葉」で会話ができるという幸せをかみしめている……そんな感じがした。 本当に愛おしいなあ、新妻エイジ。 『めだかボックス』 (第105箱 「僕はただ好きなだけさ」) 裸エプロンにナースキャップって……ホントにそんなもんがみたいのか、球磨川! だって、絵的にどう考えてもイマイチなんだよなあ。 『黒子のバスケ』 (第124Q 体冷えるぞ) 外で一人、ものおもいにふける黒子くん。そんな黒子くんを探しにきた火神。 「体冷えるぞ」って、意外に世話好きなとこあるよね、火神って。 それにしても、中学時代の青峰がさわやかすぎるっ! 今回のカラー表紙の青峰がなんかもう犯罪者的(笑)な顔をしてるだけにギャップがひどい~。 この間に人を一人くらい...

『週刊少年ジャンプ』2011年30号 感想

なんかもう松井センセが『NEXT!』に書かれるという情報だけで胸がいっぱいで、実はあんまりちゃんと読めてない今週の『ジャンプ』。 なんてこったい。 『ST&RS』 (第1話 メッセージ) これはジャンル的にはSFになるのかな? 学園ものになりそうな気配もあるけど。 いずれにしろ『ジャンプ』では珍しい。 意外に凝ったおはなしなのかも、という気もするので期待している。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十幕 予言) 予言をきいて脅えてはいるものの、リクオ君を攻撃したり責めたりする気はまったくないっぽい清継くん。 なんだかんだでよい子。 でも、事の次第をちゃんとリクオくんに説明してあげようよ、という気もする。 人間相手では戦えないリクオくん。これはうまい攻め口だよなあ。 ここで、竜二兄ちゃんあたりがでばってきてくれないかしら。人間相手なら、あの人の方が役立ちそうだよ(苦笑)。 『黒子のバスケ』 (第123Q 嬉しくてしょうがないと思います) 火神の覚醒っぶりにみんなが驚愕している中で、おれは火神のことはなんだって知ってるぜ、と言わんばかりな氷室がなんか萌える(爆)。

祝! 松井優征、復活!(予告だけだけど)

8月に出る『ジャンプNEXT!』に松井センセが読み切りを描くって~! おおっ、なんと2年ぶりの復帰らしい。 『週刊少年ジャンプ』じゃなくって『NEXT!』ってのがちょっち残念だけど、この読み切りが連載への足掛かりになってくれるかもしれないし! とか欲張ったことも考えたりするわけなんだけど、今は松井センセの新作が読めるとゆーだけでうれしい。 うれしいうれしいうれしい! 今度はどんなマンガかしら。 予告カットをみたかぎりでは、石垣が魔人様コスやってる感じなんだが(笑)。 それにしても『東京デパート戦争物語体験記』って、タイトルだけじゃなにがなんだかわからない(爆)。 「物語」と「体験記」を重ねるセンスが松井センセっぽい。 とにもかくにも、松井センセがマンガを描き続けてくださっている、ということがわかっただけで一安心。 ああ、発売日が待ち遠しい。