『暗殺教室』第5話 カルマの時間 感想、もしくは、越えられない一線と譲れない一線

殺せんせーはパンチがヤワい、がめっちゃツボにはまった……。
なんだそのかわいい設定わっ。
殺せんせーの萌えキャラ化が止まらない!


殺せんせーが「先生」であるためには、越えられない一線がある。
「先生」である限り「生徒」には決して危害を与えられないのだ。
いわば専守防衛。

そんな「専守防衛」は、殺せんせーの気持ちひとつであっさり崩されてしまう。
殺せんせーが「先生」をやめればいいだけなんだもの。
でも、カルマ君は殺せんせーが「先生」というポジションを死守しようとすることを信じているような気がする。

もっとも、自分が傷つけられて、殺せんせーが「先生」をやめても、カルマ君の勝ちなんだよなあ、きっと。
カルマ君は殺せんせーという「先生」を殺したいんだもんね。

専守防衛を貫く殺せんせーを自分が殺しても、専守防衛を貫けなかった殺せんせーが自分を殺しても、カルマ君にとってはおいしい展開なわけだ。


ところで殺せんせー、普通に給料もらって生活してるのか。
やろうと思えばいろんなやり方で稼げそうな気がするんだけど、「先生」としてのこだわりなのかな?
てか、殺せんせーはどこに住んでるんだろう。
地球上のどこに住んでても学校に通えるはずだけど。


「自衛隊から奪っておいたミサイルの火力」を使った結果が、タコヤキ!
自衛隊の方がかわいそうなのでやめたげてくださいっ。


「先生はねカルマ君。手入れをするのです。錆びて鈍った暗殺者の刃を」

自分に初めてダメージを与えた「暗殺者」であるカルマ君を「錆びて鈍っている」と断言した殺せんせー。

ああ、そうか。
殺せんせーは「先生」だから、「生徒」に惜しみなく教えるのか。
生徒が先生を殺すことを望むのなら、先生を殺すための刃の研ぎ方を。

殺せんせーは「先生」という一線を譲らないんだなあ。
とか思ったらめっちゃわくわくしてしまった。