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『ぬらりひょんの孫』完結によせてちょこっと感想

『ぬらりひょんの孫』が完結した。 ずっと楽しんできたマンガだったから、とてもさびしい。 ラスト部分はずいぶんと駆け足になってしまったけど、なんとか決着がついた。 最後はリクオくんVerでシメられてたのが、印象的というか、そうかまだ主導権はリクオくんの方にあるんだな、と。 まあ、あと10年も経てば、リクオくんは昼も夜もリクオ様(←いろいろとややこしい)になるわけなんだから、今はリクオくんでいいじゃない。 しばらくは子供でいてくれた方が、若菜さんもうれしいだろうし。 てか、リクオくん、学校に戻れるんだろうか……。 それにしても、最初から最後までリクオ様は美人さんだったなあ。 ジャンプ一の美人さんだったよ。 リクオ様と若き日のぬらりひょん様はよく似てるんだけど、リクオ様の方が上品というか……。 きっと珱姫の血が幸いしたのね(笑)。 そのわりに鯉伴様はガラが悪いが(爆)。 そういえば、最終回で猩影くん→つららちゃんなフラグが立ってたけど、猩影くんと牛頭がつららちゃんをめぐって争えばいいのに! で、つららちゃんはリクオ様に夢中なので二人とも痛み分け! なんて話を妄想している(笑)。 でも、結局、リクオくんはつららちゃん、カナちゃん、ゆらちゃんの3人の誰とくっつくのかが、最後まで明確にされなかったよなあ。 個人的にはつららちゃんとくっついて欲しいんだけど、妖怪相手じゃ跡取りがつくれないという難点が……。 あれ? 羽衣狐様が味方についた今なら、呪いを解いてもらえるんじゃね? 羽衣狐様といえば、最後までお美しゅうございました。 なぜか学生カバン常備だし(笑)。 あの中には何が入ってたんだろうなあ。 あと、気になるのは、魔魅流くんは元に戻れるのか? ということ。 コミックスでみる限り、元は愛想の良いお兄ちゃんだったようなので、ゆらちゃんのためにも戻って欲しい。 愛想が悪いお兄ちゃんは竜二兄ちゃんだけで十分だろ(笑)。 それと、玉章はワンコをかわいがって、野心あるある詐欺(?)を続けながら、のんびり生きていけばいいと思うよ! とにもかくにも、長いこと楽しませていただきました。 椎橋先生、おつかれさまでした。 ところで、『ぬらりひょんの孫』というタイトルがいまいちだなあ、とずっと思ってたんだけど、だったらどういうタイトルにすればよかったのか、と言われればさっぱり思いつかない。 う~ん。

『暗殺教室』第2巻 ちょこっと感想

『ジャンプNEXT!』の付録の『暗殺教室』描き下ろしJCカバーが『悪の教典』パロだった。 こういうところでおもいっきしパロって……と思いながら裏面みたら、大島優子ネタだった……。 大島優子ネタをやりたくて『悪の教典』をひっぱりだしてきたな、としか思えない! てか、松井せんせーAKBが好きだな。 さて、本題。 コミックスの2巻が出た! 表紙デザインは1巻を踏襲してるけど、1巻のまっ黄色がインパクトありすぎて、じゃっかんおとなしくなった印象なんだけど、単体でみると十分に派手だ。 これから巻を重ねてって、完結した時に一列に並べてみたら、かなりすごいことになりそうだ。 で、すごいことと言えばオビの「累計160万部突破!!!」が衝撃的だった。 えっ、そんなに売れてたの? 高所恐怖症(笑)な『魔人探偵脳噛ネウロ』からの松井優征ファンとしては、高さに目がくらんで若干、怖いですがな。 いや、松井せんせーのマンガを広く知ってもらえるっていうのは、とってもうれしいことなんだけどね。 ネウロが『ジャンプ』の後方(?)でがんばってた時期が長かったもんで、慣れない、というか、戸惑う、というか……。 折り返しコメントでは、予想以上にコミックスが売れたことへの感謝を述べつつ、「この物語で描く事は、売れても売れなくても変わりません。殺せんせーと生徒達の、一年に満たない時間の中の出来事です」というメッセージ。 私も売れても売れなくてもかまわないけど、打ち切りだけは困るので、ほどほどに売れていただきたい(苦笑)。 連載がはじまった時から、1年という制限時間が示されていたこのマンガ。 その1年を描くのに、どれだけ時間がかかるのかはわからないけど(今のペースでいくと2年くらいかな?)、E組のみんなをリアルタイムで眺めるという有限の時間を、最後までしっかり楽しみたいものです。 恒例のプロフィールはカルマくん。 プロフィールの絵がかっこよすぎるぅぅぅぅぅ。 将来の目標は「悪の官僚」……って、あれだけ頭がよければ、高級官僚とか簡単になれそうだな。 ところで「中三病」って、どんな症状が出るんですか? さらに杉野くん。 イラスト描きが得意で甲子園を目指してるって、そこだけみたらマンガ甲子園を目指してるとしか思われない罠。 椚ヶ丘中学についての情報がまたも登場。 E組のみんなは、全校集会に出るために、わざわざ山を降り...

『週刊少年ジャンプ』2013年04・05合併号 感想

今年最後の『週刊少年ジャンプ』。 今年も楽しませてもらいました。 松井せんせーが戻ってきてくださってからは、特に。 『暗殺教室』 (第25話 LRの時間) 別記事(+α)。 『黒子のバスケ』 (第195Q 最高潮だ) 勝たせるのはエース(=黄瀬っち)の仕事。 負けた時に責任を負うのはオレ(=笠松キャプテン)の仕事。 笠松キャプテンはどこまで株をあげるつもりですか~! なんとゆーか、最初の頃の、わがままをきいてもらうかわりに、負けた時の責任まで一人で背負っていた緑間を思い出すね。 「行ってこい!!」ってシーンの黒子くんと黄瀬っちのツーショットがめっちゃかっこええ。 特に、黒子くんの表情がね。 キリリッて感じで。 黒子くんは黄瀬っちが飛び出すタイミングをきっちりはかってたのかなあ、という感じもする。 的確なパスを送るために、他のチームメンバーの誰よりも注意深く「キセキの世代」のプレイをみつめていたであろう黒子くんだからこそ、そういうのを察知できてもおかしくないと思うんだ。 『ハイキュー!!』 (第43話 “変人速攻”解禁) ついに最強の飛び道具「変人速攻」が出たよ。 いやあ、やっぱり必殺技(?)ってのは、それだけで心躍るものがあるよねぇ。 「日向が光れば光る程、相手のブロックは目がくらむのさ」 で、日向くんの背後にひっそりと描かれている旭さんがね、これまた心踊るというか。 どんだけ強力な飛び道具があっても、それだけじゃあ勝てない、っていうのがいいんだよね、きっと。 『BLEACH』 (BLEACH521. 〔ア・ピギー・パーテイー〕) 最近、めっちゃハイテンションだな、『BLEACH』。 零番隊にいるのはソウル・ソサエティに於いて何かを創り出した者達、かあ。 山本総隊長があれだけ強くても零番隊に召集されなかったのは、「創り出す者」ではなかったためか。 だとすると、浦原が一番、零番隊に近い存在ということになるな。 斬魄刀を創った男の登場って……それ以前はどうやって戦ってたの? 風呂につかって、腹ごしらえしてって、なんか温泉旅行っぽいけど、ここから先は本当の血の池地獄になりそう(苦笑)。 『めだかボックス』 (第176箱 「許す」) ついに本格的に不知火ちゃんがデレた。 てか、めだかちゃんのヒロインとしての立場がねえ(苦笑)。

『暗殺教室』第25話 LRの時間 感想+α

VOMICの殺せんせー役は小野坂昌也さんかあ。 最近では『境界線上のホライゾン』のベン・ジョンソンがどえらいインパクトあったんだけど、あのベン・ジョンソン声で殺せんせーのビジュアルを思い浮かべてみたら、めっちゃ笑えた。 それと、烏間先生役は鳥海浩輔さんなのね。 『魔人探偵脳噛ネウロ』で石垣役だったんだけど、警視庁のダメダメ刑事から防衛庁の有能エリートとは、どえらく出世したな(笑)。 さて本編。 なんと、イリーナ先生がちゃんと先生やってる~!(笑) まあ、内容はいろいろとあれなようだけど(苦笑)。 「公開ディープキスの刑」って、渚くんがしょっぱなにやられてたあれね。 男子生徒たちは喜んでるんじゃないかと思ったけど、そうでもない様子。 まあ、みんながみている前だといろいろ恥ずかしいもんねえ。 カルマくん×イリーナ先生はわりとみたいかも! とか思ったけど、カルマくんはそこんとこうまく逃げてそうな気もする。 おっぱいを景色に見立てて優雅にお茶を飲む殺せんせーの絵がっ。 巨乳好きという設定は、お芝居ではないく本気っぽい(苦笑)。 最近、E組になじみすぎなイリーナ先生だけど、あくまでも暗殺業で生きていくつもりなんだなあ、と思っていたら、なんと師匠がご登場。 殺し屋の斡旋業で「殺し屋屋」かあ。 イリーナ先生の現状に失望を隠せない様子だけど、おっぱいに絵を描いてるとこをみたら憤死するんじゃないのか?(苦笑) イリーナ先生は、ターゲットのふところに入り込むのは得意だけど、暗殺技術だけなら一山いくらレベル。 案外、殺せんせーもそこらへんをふんで、イリーナ先生をとどめているのかもしれない。 あんまり本物すぎる人を生徒たちに近づけるわけにはいかんだろうし。 「速い!!」と冷静に状況をみつめている烏間先生がなんかすごいね。 こういうとこみてると、エリート軍人っぽい。 で、2人目の転校生のシルエットがでてきた~! 今度はちゃんと人間の形してる(←でも人間とは限らない)。 「いい加減、殺せんせーと呼んで下さい」という台詞に、そういえば、烏間先生はいつも「あいつ」とか「こいつ」とか「おまえ」とか言ってるなあ、と思った。 「殺せんせー」という呼び方が馴れ合ってるっぽくってイヤなのかな? 案外、本名を知ってるけどそれを口にできない、だけど「殺せんせー」も違うだろ、と思ってるから、ああいう呼び方になって...

『週刊少年ジャンプ』2013年03号 感想

『黒子のバスケ』 (第194Q 勝つために) 笠松キャプテンのかっこよさがとどまるところを知らない、とか思っていたら、日向キャプテンはツンデレで攻めてきやがりましたよ(爆)。 ネチネチネチネチ責めたてる日向キャプテンにキレてる木吉がめっちゃかわええ。 キレ方がなんか子供っぽいよ。 日向キャプテンと木吉はなんでこんなになかよしさんなんだろう。 てか、ギョッとしてる水戸部もなんかかわええ。 ハラハラ…とか、台詞がないのに擬音が多いよ、水戸部っち(笑)。 『トリコ』 (グルメ215 ブランチ、見参!!) 小松ハーレムをどこまでひろげるつもりだ……。 『暗殺教室』 (第24話 仕返しの時間) 別記事(E組最強伝説の始まりである)。 『ハイキュー!!』 (第42話 鉄壁) まさしく「飛び道具」なんだな、日向くんは。 『BLEACH』 (BLEACH520. 〔KILLERS NOT DEAD〕) 正式に京楽隊長が総隊長に昇格かあ。 まあ、妥当なとこだよなあ。 「副隊長の任免権は同隊隊長にある」って、やっぱり隊長が副隊長を選べるのか。 で、七緒ちゃんに「お別れかもしれない」とか言っときながら、しっかり一番隊に引き抜いたあたり、さすがにしたたかだな。 「勘弁してよ」とかぼやきつつ、四十七室をうまく言いくるめて、自分の主張を難なく通しちゃうあたり、やっぱり京楽隊長しか、総隊長がつとまる人はいないなあ、と思ってしまう。 剣八がろくに剣術を知らなかったのは、本人に覚える気がなかったのもあるけど、あれ以上に強くなるのを恐れた四十七室が止めさせてたのか。 まあ、剣八をみてれば、いつ謀反をおこしてもおかしくない、と思われても無理はないよな。 てか、卯の花隊長のとんでも設定が出た~。 「やちる」って剣八にとって大事な名前で、だからやちるちゃんにその名前をつけたとかいう設定があったなあ、とかいうことを思い出すと、「剣八」と「八千流」の両方を持つとか、かなりとんでもないよなあ。 いや、卯の花隊長は元々、隊長たちの中でもかなり正体不明だったけど……。 そういえば、やちるちゃんは今、どうしてるのかなあ。 『クロガネ』 (64本目 朝霧VSハレ) 予想通り汚い(?)戦い方をするな、アサギリ様(笑)。 なんかめっちゃ楽しそうじゃないの。 『めだかボックス』 (第175箱 「正喰者」) 64万人の私……食わ...

『暗殺教室』第24話 仕返しの時間 感想、もしくは、E組最強伝説の始まりである

センターカラー! 『暗殺教室』では松井せんせーのカラーイラストがたくさんみられてうれしいなあ。 『魔人探偵脳噛ネウロ』ではあんまりみられなかったからなあ(泣)。 でも、ネウロはカレンダー出してもらえたもんね!(←1回だけだけど) そのカラーでお弁当を描くとか、あいかわらず、松井せんせーは楽しいことをやってくださいますな。 殺せんせーウィンナーがめっちゃかわええ。 この絵はモノクロでは楽しさが伝わりにくいだろうなあ。 カラー表紙の裏はE組の座席表。 カルマくんは一番うしろからクラス全体をながめてるんだなあ。 席が3つほど空席だけど、埋まる予定はあるんだろうか。 そういえば、もう1人(←人間じゃない可能性あり)転校生が来る予定があったな。 それにしても、E組の暗殺集団っぷりがすごすぎる。 教育の力って偉大だなあ(爆)。 カルマくんがいればいくらでもエグい作戦たてられそうだし、カルマくんと奥田ちゃんがそろえば爆弾もつくれそうだし、あの距離でコーヒーカップにBB弾を着弾させる千葉くんと速水ちゃんはスゴ腕すぎるし、木の上で軽々と動き回るトリオが中学生離れしすぎだし、いろいろと人材が育ちすぎてる。 そのうえ団結力があるから、かなり無敵くさい。 てか、射撃とかナイフとかで成績順位がつけられてるんだね。 これは烏間先生が評価してるんだろうか。 で、なんだかんだで前原くんがメンタル最強というオチなのか(笑)。 「皆どこかに頼れる武器を隠し持ってる」 すべての面において「弱者」なんて人はいない。 すべての面において「強者」なんて人もいない。 強さと弱さを周囲と補い合って戦っていける人が最強! すなわち、E組が最強!(笑) 今回は個々の生徒たちの顔見世興行といったところなのかな、と思った。 基本的に、E組内にモブキャラはいないような気がする。 ところで、「綺羅々」ってそのまんまキラキラネームな子は、いつ当番回がまわってくるんだろうか。

『週刊少年ジャンプ』2013年02号 感想

『暗殺教室』 (第23話 湿気の時間) 別記事(歪んだプライドを膨らませるくらいなら頭部を膨らませろって話……なのか?)。 『黒子のバスケ』 (第193Q ナメんじゃねぇ!!) センターカラー! 黒子くんはよくピンク系のものを身に付けてる印象があるんだが気のせい? それにしても、笠松キャプテンのかっこよさが天井知らず(笑)。 いやいや、どこまでかっこよくするつもりですか、藤巻先生っ! 『BLEACH』 (BLEACH519. 〔ホット・ホット・ビート〕) なんか、白哉兄さんがものすごく残念な扱いを受けてるような気がするんですけど、気のせいですよねっ(泣)。 ルキアのことを「桃みたい」と言えなかった一護がなんともかわいいなあ(←朽木兄妹ってたまに扱いがひどい)。 『ハイキュー!!』 (第41話 2回戦突入) 周囲からの高評価に舞い上がってる日向くんがかわええ。 で、日向くんがマークされればされるほど、囮としての価値があがると、どす黒い笑みを浮かべる影山くんは、「お前の笑顔こわい」とか言われてもしかたないど迫力だぞ(笑)。 それにしても、一年坊主に頭を下げて旭さんのことを頼むスガさんは、あいかわらずビックリするほどかっこいいですな。 どんだけ旭さんのことが心配なのよ、とも思うけど、セッターであるスガさんにとってエースアタッカーである旭さんは、何よりも大事な守るべき存在なんだろうね。 たとえ、一緒に試合に出られなくても(←ここらへんがせつない)。 で、スガさんと同じく旭さん大事なノヤさんの「サンダーローリングアゲイン!」には笑った。 うんうん、少年マンガに必殺技は必要よね(笑)。 これのどこが「ウォームアップ」なんだ、全力すぎるだろ、とか思っちゃったわけなんだが、考えてみれば、チームのみんなの気持ちをウォームアップさせたという点で間違ってない、という結論にいたった次第。

『暗殺教室』第23話 湿気の時間 感想、もしくは、歪んだプライドを膨らませるくらいなら頭部を膨らませろって話……なのか?

梅雨になり、湿気を吸い込んで膨張する殺せんせー。 ……お麩みたいだな。 頭部だけやたら膨らむということは、頭部とそれ以外では構成物質が違うということか? E組の校舎は雨漏りするのね。 きっと補修もしてもらえないんだろうね。 暗殺のためにBB弾やナイフが飛び交ってるってのも、校舎を劣化させてる一因かもしれないな。 頭部でキノコ栽培まではじめてるし……って、あれ、もしかして食べるのか? 殺せんせー、律ちゃんのお手入れにお金かけすぎて貧乏らしいからあり得る。 渚くんたちと雨の中を歩いてるショートヘアのかわいい子は誰だっけ、と思ってコミックスを読み返してみたら、岡野ひなたちゃんという名前だった。 E組の子たちの恋話をまとめて本をつくる、という野望を口にする殺せんせー。 最終章は烏間先生とイリーナ先生の恋話をぜひ! ところで、殺せんせーの恋話の方が気になるんだけど、烏間先生はいつ聞き出してくれるの? 前原くんの彼女(?)のリアクション芸が壮絶というかなんというか。 中学生にしてその計算高さはどうなんだ、と。 前原くんがE組に落ちたのは前原くんの努力不足。 自分たちはちゃんと努力してE組入りを免れてるんだから、あなたよりずっと偉いのよ! といったところなんだろうね。 名門校に通っている、というプライドをさらに煽るE組の存在。 建前上、ケンカを止めた理事長先生は、子供たちのこの様子をみて、心の中で「計画通り!」とかほくそ笑んでるんだろうなあ。 で、ついでにE組の生徒に釘を刺すことで、前原くんにプレッシャーを与え、あのバカップルには「やっぱり守られるべきは自分だ」という安心を与えたんじゃないかね。 「高尚なビッチ」ってなんなんだ、と思いつつ、渚くんが言いたいことはよくわかる。 イリーナ先生は覚悟を決めて「女」を武器にしている。 イリーナ先生なりの価値観を持っている。 だけど、あの女の子は他人の価値観に左右されていて、そのことに気づいてないんだよね。 差別を受ける側にいる子供たちが感じた、条件が整っちゃえば、自分ももしかしてあんな醜い姿をさらすんだろうか、という恐怖。 今のE組には殺せんせーがいてくれて、劣等感から脱却しつつあるからこそ、「差別」というものに対して、こういった見方ができるのかな。 以前だったら、ただただ屈辱をかみしめて、この状況から脱出したい、と願うだけだったんじゃな...

『週刊少年ジャンプ』2013年01号 感想

オリジナルストラップの応募者全員大サービス、チャンスは5回、ということで配分について悩んだんだが、とりあえず『暗殺教室』3個、『黒子のバスケ』1個、『ハイキュー!!』1個にすることに決定した。 『暗殺教室』 (第22話 自律の時間) 別記事(自律思考の自立)。 『黒子のバスケ』 (第192Q なんか文句あんのか) 黄瀬っちが、入学早々かましてた。 ウザいわチャラいわで、これは嫌われるわ(苦笑)。 で、笠松キャプテンも最初っから黄瀬っちに蹴りかましてた(笑)。 いや、笠松キャプテンは最初っからああだったんだねえ。 緑間の「わがままは3回まで」ルールなんて、笠松キャプテン的にはありえないんだろうなあ(苦笑)。 でも、笠松キャプテンのこのパワハラ(?)があったからこそ、チーム内で黄瀬っちが孤立せずにすんでたんじゃないかと思う。 ところで本編に関係ないんだけど、ジャンプフェスタでの『黒子のバスケ』関連イベントと物販の中止の告知を読んで、怒り心頭って感じになってたんだけど、巻末の藤巻先生の「本編は何があっても休まず頑張っていきます。これからもよろしくお願いします」というコメントを読んだら、なんかもう泣けた。 で、翌日、コミックス20巻を買って、にこにこと読んでた。 怒ったり、泣いたり、笑ったり、忙しいことだなあ、と思ったんだが、考えてみれば脅迫とかいうわけわかんないことがなければ、笑うだけですんでたんじゃん! と思ったら、また怒りがぶり返した次第。 藤巻先生、お願いされなくてもよろしくさせていただきますので、よろしくお願いします(←日本語がおかしい)。 『BLEACH』 (BLEACH518. The Shooting Star Project〔ZERO MIX〕) まさか、空鶴さんの打ち上げ花火(?)がまた登場するとは思わなかった。 いやあ、あの巨大な円柱どうやって飛ぶんだろう、と思ってたら、飛ぶ機能はなくって、落ちるだけ、飛ばされるだけ、だったのね(苦笑)。 それにしても、どこかでみたようなキャラがわさわさ出てきたなあ。 死んだんじゃ……というキャラが、舞台があの世(?)だからわざわざ生き返らせなくても再登場可能だなんて、なんて便利な設定(爆)。 完結編にふさわしい総力戦になってきたよ。 久保先生、藍染様とギンの再登場も期待してますので、よろしくお願いしますっ! 『ハイキ...

『暗殺教室』第22話 自律の時間 感想、もしくは、自律思考の自立

殺せんせーの「お手入れ」により、キュートな女子中学生に変身しちゃった自律思考固定砲台さん。 涙を流すなんて芸当までプログラミングされて、その姿の愛らしさときたら、あざといっ! これはあざといっ!(笑) 本当の意味で計算された涙だとわかっていても、これは目の前にいたら感情移入しちゃうよね。 おまけに、絶対領域広告ならぬ、絶対領域カンニングまでやってくれちゃうサービスの良さ! ちゃんと「ここに注目!」的なポインタまで出す親切設計に笑った。 「1人で同時に色んな事こなせる」 「自在に変形できる」 「人の顔が表示できる」 の3点がどうやら殺せんせーのアイデンティティらしい。 てか、機能が同じだから、キャラがかぶってるってわけじゃないだろう。 まあ、あせる殺せんせーがかわいいのでよいんですけど。 「自律思考固定砲台」さんは“律”ちゃんに決定! 自律思考固定砲台さんが、E組の一員として認められた瞬間だったよなあ、これが。 「では“律”とお呼びください!!」の笑顔がまぶしすぎる……。 とか思っていたら、そのキュートさは「彼女」の「親」には受け入れられず、あっさりダウングレードされることに。 ああっ、殺せんせーの給料をつぎ込んだディスプレイがバキッてはがされた時の、律ちゃんの悲しげな顔が、とてもプログラミングされたものとは思えない。 しかしながら、「親」に隠れてこっそりと、消されたくないメモリを退避させていた律ちゃん。 「親」が不要と断じたものを、「子」が自分には必要なんだと隠し持つ。 なるほど、これが子供の自立の第一歩ってことね。 あんな悲しげな顔をしながら、裏ではせっせとデータコピーをしてたのかと思うと、笑える。 いや、そういう計算高さは好きよ。AIに対して計算高いもなにもないけど(苦笑)。 “律”というアイデンティティと、思考する能力と、殺せんせーの暗殺を遂行するという目的を持っている。 だから、律ちゃんはE組の仲間。 なるほど、わかりやすい。 「AI」を「人」として認めるか、というテーマは、『魔人探偵脳噛ネウロ』のHALでも提示されていた。 HALの場合はベースが「春川教授の意志」だったと思うんだが、律ちゃんの場合、ベースは「殺せんせーを暗殺するという目的」ととらえるべきなんだろうか、と考えていたんだが、よく考えてみれば、それに殺せんせーが組んだプログラムが乗っかってるわけ...