『暗殺教室』第2巻 ちょこっと感想

『ジャンプNEXT!』の付録の『暗殺教室』描き下ろしJCカバーが『悪の教典』パロだった。
こういうところでおもいっきしパロって……と思いながら裏面みたら、大島優子ネタだった……。

大島優子ネタをやりたくて『悪の教典』をひっぱりだしてきたな、としか思えない!

てか、松井せんせーAKBが好きだな。


さて、本題。
コミックスの2巻が出た!
表紙デザインは1巻を踏襲してるけど、1巻のまっ黄色がインパクトありすぎて、じゃっかんおとなしくなった印象なんだけど、単体でみると十分に派手だ。
これから巻を重ねてって、完結した時に一列に並べてみたら、かなりすごいことになりそうだ。

で、すごいことと言えばオビの「累計160万部突破!!!」が衝撃的だった。
えっ、そんなに売れてたの?
高所恐怖症(笑)な『魔人探偵脳噛ネウロ』からの松井優征ファンとしては、高さに目がくらんで若干、怖いですがな。

いや、松井せんせーのマンガを広く知ってもらえるっていうのは、とってもうれしいことなんだけどね。
ネウロが『ジャンプ』の後方(?)でがんばってた時期が長かったもんで、慣れない、というか、戸惑う、というか……。

折り返しコメントでは、予想以上にコミックスが売れたことへの感謝を述べつつ、「この物語で描く事は、売れても売れなくても変わりません。殺せんせーと生徒達の、一年に満たない時間の中の出来事です」というメッセージ。
私も売れても売れなくてもかまわないけど、打ち切りだけは困るので、ほどほどに売れていただきたい(苦笑)。

連載がはじまった時から、1年という制限時間が示されていたこのマンガ。
その1年を描くのに、どれだけ時間がかかるのかはわからないけど(今のペースでいくと2年くらいかな?)、E組のみんなをリアルタイムで眺めるという有限の時間を、最後までしっかり楽しみたいものです。


恒例のプロフィールはカルマくん。
プロフィールの絵がかっこよすぎるぅぅぅぅぅ。
将来の目標は「悪の官僚」……って、あれだけ頭がよければ、高級官僚とか簡単になれそうだな。
ところで「中三病」って、どんな症状が出るんですか?


さらに杉野くん。
イラスト描きが得意で甲子園を目指してるって、そこだけみたらマンガ甲子園を目指してるとしか思われない罠。


椚ヶ丘中学についての情報がまたも登場。
E組のみんなは、全校集会に出るために、わざわざ山を降りなきゃいけないのに、他の組の生徒たちよりも先に並んでなきゃいけないのね。
これは、劣等生たちが優等生たちを待たせんじゃねーよ! 的なことなんだろうか。
見せしめにされてる時間を引き延ばしてる、とも受け取れるけど、どちらにしても嫌がらせが徹底してんなあ。

で、そんな教育をやった結果が、中学と高校の偏差値66→71にアップということなんだね。
なるほど、「成果」を出してる(苦笑)。
E組の生徒たちは高等部には進学できないそうだから、成績の悪い子たちをバッサリ切り捨てた結果とも考えられるけど。

「みんなとっても仲が良くて平等なんだ!!」というマスコットキャラの台詞がさむすぎる……。


巻末は設定集。
これをみる限り、茅野ちゃんが一番、背が低いのかな?
男子の中では渚くんが一番、小さいっぽいので、渚くんの隣にいることが多い茅野ちゃんがあんまり小さくみえてなかったのかも。

みんな同じ制服でも、じゃっかん着こなしが違ってたりで、個性がでてますな。
そういえば、渚くんはいつも半端に袖をまくってるけどなぜだろう。