『暗殺教室』第31話 苦戦の時間 感想、もしくは、私の方が苦戦しはじめた件

『魔人探偵脳噛ネウロ』の文庫版の3巻と4巻が発売されたですね。
付録ポストカードの葛西がかっこよすぎる~。
あと、4巻の表紙のサイは女の子にみえる。


というわけで、本題。


殺せんせーとイトナくんの激しい触手プレイ!

とか書くと、知らない人が読んだらとんでもなく誤解されそうな感じなんだけど、あんまり笑える状況じゃない。
初回以来の脱皮技まで駆使してるあたり、殺せんせーがめっちゃ追い詰められてる。

てか、「献身的な保護者のサポート」をたびたび受けてるのに「俺はおまえより強い」ってどーなのよっ。
それとも、イトナくん的にはシロのサポートも自分の能力のうちなんだろうか。


生徒たちが殺せんせーのサポートにまわる可能性もあるんじゃないかと思ってたんだが、ただ黙ってみつめるだけだった。
でも多分、渚くんのように、みんな悔しい思いをしてるんだろうな。

「殺せんせーを殺せば地球が救える」という、ものすごく重い大義名分がある以上、子供たちが殺せんせーの手助けをするには、ものすごく重い覚悟がいるんだろう。
そう考えると、たやすく「殺せんせーに手を貸す」=「暗殺を妨害する」という行動には出られない。
それに、子供たちがへたに手出しをしたら、殺せんせーのジャマになる可能性の方が高そうだ。


さて、対先生用ナイフで状況はあっさり逆転。
そうか。殺せんせーに効く武器は、イトナくんにも有効なのか。


しかし、勉強を勧める殺せんせーに対して、勉強嫌いのイトナくんは校内暴力で対抗。
イトナくん「大の勉強嫌い」って……うん、なんかこう、アホの子っぽい感じがしてたよ(苦笑)。


今週はなんかねえ。
E組の子たちはなにがどうなればハッピーになれるんだろう?
殺せんせーの暗殺に成功すればハッピーになれるのか?(←いや、殺せんせーがいなくなっちゃうだろ)
殺せんせーを助けてE組で一致団結して大人たちと戦えばいいのか?(←いや、殺せんせーはそれを望まないだろう)
自分たちの知らないところで、殺せんせーがひっそり死んで、地球は救われたっぽいよ、でうやむやになればいいのか?(←いや、それじゃあ殺せんせーが子供たちに教えたことが何の意味ももたなくなっちゃうじゃない)
と、いろいろとぐるぐるぐるぐるしちゃって、ちょっと疲れた。

なんでこんなに深刻に考え込んじゃってるんだ、自分!

松井せんせーのことだから「しっかりした未来」を用意してくださっていると信じてはいるけど……う~ん……まだ6月なのになあ。