『週刊少年ジャンプ』2013年28号 感想

『黒子のバスケ』(第216Q …ワリィ)
表紙がなんかほのぼの~。
バスケ部でもほうきを持てば野球やっちゃうんだね(笑)。

しかし、本編はちっともほのぼのしてなかった。
青峰にぶつけられた「いるわけねぇだろ。お前とやれる奴なんて…」という言葉。
「オレに勝てるのはオレだけだ」という言葉の原点はこれだったのか、と思うとせつない。

そして、精神的な動揺がプレイに出まくりなあたりに、黒子くんはまだ発展途上なんだなあ、と感じる。
高校生になった現在の黒子くんは、多分、ああはならないだろうから。

『暗殺教室』(第46話 寺坂の時間)
別記事(濁った水に棲みたい魚)。

『食戟のソーマ』(26 ひと皿の記憶)
四宮先輩、ちょっとレシピ変えた程度のことであんなに怒るなんて、と思ってたんだが、田所ちゃんてばめっちゃ地雷ふみつけてたのね。

四宮先輩との別れに泣きじゃくってる、学生時代の日向子さんがかわいすぎる。
これはもう四宮×日向子さんで確定やん!

『ハイキュー!!』(第64話 流れを変える1本・2)
土壇場でピンチサーバーの役目を託された山口くん。
山口くん不安いっぱいだけど、送り出した鵜養コーチも不安なんだよね。
試合の行方もそうだけど、この期待が山口くんを傷つけてしまわないかどうかを気にかけてるんじゃないかなあ、って思う。
ここで「不安そうな顔ダメです」ってピシッと言ってくれる武田先生が頼もしすぎる。
普段がふわっふわなだけに(笑)。

山口くんを迎えるレギュラー陣のそれぞれの心の声がおもしろい。
みんな山口くんのことを心配してるのに、ノヤさんは旭さんのこと考えてるし、影山くんにいたっては自分の後頭部の心配してるし(笑)。
てか、無言なツッキーの心中がめっちゃ気になる。

そして、山口くんのデビューはネットにひっかかって終わった。

「すみません」しか言えなかった山口くんに、キャプテンがかけた言葉は「次、決めろよ」。
こういう言葉をさらっと言えるところが、なんかもうオトコマエすぎて泣ける。

山口くんにしろ、スガさんにしろ、レギュラーではない彼らにとっての「次」は、ものすごく大きな「約束」なんだろう。
そして、「次」をつかむことを求められているレギュラーにとって、それはものすごく重い「約束」なんだろう。

「ハイ!!!」と山口くんが応えたページの、コート内にいる連中が描かれてるコマで、ツッキーだけが逆方向を向いてるのが印象的だった。
山口くんともっとも親しいツッキーが、終始無言で無表情で、山口くんに顔を向けることさえしなかったのは、プレッシャーに押しつぶされそうになってる山口くんと向き合うのが怖かったからなのかなあ、と思ったんだけど、実際のとこどうなのっ。
本当にそうだったら、そんなヘタレっぷりがめっちゃ萌える!(爆)

サーブは失敗したけど、流れを変えることには成功したし、まだなんか奥の手を隠してるんじゃないか、という不安を青城に与えることができたし、結果としてこの起用は成功といえるんだろうけど、だからといって山口くんの悔しさが消えるわけではないんだろうなあ。

『BLEACH』(BLEACH540. THE SWORD FIVE)
ユーハバッハ、斬月のおっさんに似てるとは思ってたけど、まさか同一人物とわっ。
じゃあ、一護とお別れしたくないってグズってた、あのショタVer.斬月もユーハバッハなの?
なんか……イヤ……。