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『暗殺教室』第7巻 ちょこっと感想、ついでに、アニメの感想もちょこっと

『暗殺教室』のコミックス7巻が出たですよ! もちろん、買いましたとも。通常版とアニメDVD同梱版を両方とも(笑)。 通常版のコミックスの表紙は赤ベースでお怒りモード、DVD同梱版のパッケージも赤ベースであせってるモード、DVD同梱版のコミックスの表紙は白ベースで舞妓モードと、3パターンの表紙が楽しめてうれしい。 でも、一番、よかったのは、DVD同梱版のおまけについてきたポストカード。 ピンクベースで悩殺(?)モード。 めっちゃかわええ~。 DVD同梱版をもうひとつ欲しい! という衝動に駆られてるんだけど、さすがに自重。 一番くじを5口も買っちゃったし、明日はコミケで薄い本を買わなきゃいけないしね。 表紙カバーの折り返し作者コメントも、通常版とDVD同梱版で違っててちょっとびっくり。 普通そうなのかな?(←同梱版とか買う時は通常版は買わないのでわからない) 通常版の折り返しでは、企画とかコラボ商品とかが多くてうれしい、というコメント。 本当に、殺せんせーってデザインし易い素材だよねえ(笑)。 魔人様だとこうはいかない。魔人様は松井せんせーが描かないと魔人様にならないからねえ。 DVD同梱版の折り返しでは、アニメでいろいろと意見をきいてもらえてうれしかった、というコメント。 えっと……『魔人探偵脳噛ネウロ』の時はどうだったんですか? と、ちょっと思った(←そこはツッコンではいけない)。 カバー下小ネタもちゃんと違うんだよね。 でも、触手語録は同じ人のこと言ってるよね。なかなか芸が細かい。 キャラクタープロフィールその1は莉桜ちゃん。 昔のあだ名は「天才小学生」で今のあだ名は「オヤジ中学生」って……。 小学生の頃は天才扱いだったのか。 将来の夢は外交官って、莉桜ちゃんなら、かなりなタフネゴシエーターになれそう。 キャラクタープロフィールその2は三村くん。 三村くんが編集した殺せんせーのはずかしい映像集が観たい。 浅野父から、浅野Jr.への追い討ち! さりげに母方を強調しているあたり、自分は心配ないけどね! って言ってるよね。 う~ん。男の子はあんな年齢でも、そちらの将来は不安なんかね(苦笑)。 さて、アニメDVD同梱版を買ったので、アニメの感想もちょこっと。 なんとゆーか、昭和の香り漂うアニメだった(笑)。 そして、なぜかレッドアイが主人公に観えた(←だって、一番、台詞が...

『週刊少年ジャンプ』2014年04・05合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』感想。 今年も一年、楽しませていただきました。 『ジャンプ』はしばらく読めないけど、『ジャンプLIVE』があるからさびしくないもん! 『暗殺教室』 (第73話 大人の時間・二時間目) 別記事(いつか大人になる君たち)。 『トリコ』 (グルメ262 三虎の食卓!!) 三虎まで小松ハーレム入りとかっ(爆)。 しかも、小松の「ボクをさらいに来ます」発言。 なんで、「助けに来ます」じゃなくて、「さらいに来ます」って言葉をチョイスするんだよ。おもいっきりヒロインポジションの台詞じゃないか、それ(苦笑)。 『黒子のバスケ』 (第243Q 私の勝ちね) 木吉の「バスケはパワーだけじゃだめだぜ」という言葉に、「だったらもっと筋肉つけてやる」となったらしい根武谷。 ……いやまあ、それで実際、強くなってるからいいんじゃない?(苦笑) 「オレは正直、相容れないな」と言った氷室にちょっと笑った。 緑間とも相容れないな、明らかに。ある意味、人事を尽くしてるけど。 でも、この理論って、赤司様のことも全否定じゃないの? まあ、ポジションが違うからいいのか。 『食戟のソーマ』 (番外編 夏休みのエリナ) 秘書子ちゃんに対してかまってちゃんなエリナ様がめっちゃかわいかった。 なにこのかわいさ。 秘書子ちゃんが忠誠を尽くす気持ちがよくわかる。 そして、田所ちゃんマジ天使。 『ワールドトリガー』 (第44話 大規模侵攻) オサムがリーダーっぽく行動してて、なんか頼もしいなあ。 まだC級のはずのユーマを、戦闘に参加させるとか、命令違反のような気がするんだが、こんな時にユーマを戦闘に参加させないとか、もったいなさすぎるよなあ。 しかし、ネイバーをひきつける性質をもってるチカちゃんを、一般人と一緒に避難させて大丈夫か? という気も(苦笑)。 迅さんと天羽さんは、方角をひとつずつまかされるとか、どんだけ強いんだよ、このふたり。 『ハイキュー!!』 (第91話 VS“傘”) クロがツッキーのことをうまく手懐けてる感じで、さすが、難易度最高の研磨と長いことつきあってるだけのことはあるなあ、と思った次第(笑)。 クロが烏野の面倒見がよいのは、「ゴミ捨て場の決戦」を実現させるためか。 猫又監督もお年だし、実際、同年代の鵜養のおじいちゃんはからだをこわして療養中だし、いつまで現役でいてくれるのか、っ...

『暗殺教室』第73話 大人の時間・二時間目 感想、もしくは、いつか大人になる君たち

年の納めの『ジャンプ』で、巻頭カラーって、ちょっと特別な感じでうれしいよね。 で、カラー表紙はクリスマス仕様。 茅野ちゃんが若干、エロい(爆)。 暗殺屋3人組は、あっさり引き下がった。 なるほど、最初っからあんまりやる気がなかったのね。 まあ、あの鷹岡をみたら、無理もない。 そもそも、こっそり殺すから暗殺屋なわけで、中学生をクラス丸ごと殺すとか、派手すぎて、たとえこの場を逃げ切ったとしても、後々、面倒なことになること間違いなしだもんなあ。 それでも、生徒達が回復したら信用する、と言うあたり、さすがに甘くないな烏間先生。 子供たちが暗殺屋たちを退けられたのは、三人とも自分のフィールドで戦ってなかったからで、本来なら、自分のフィールド外で戦うこと、それ自体があり得ないことなんだろうなあ。 というわけで、何気にかっこよく退場していった暗殺屋3人組。 レッドアイさんとはえらい違い(笑)。 “グリップ”がカルマくんの頭をポンと叩いたあたりとか、めっちゃかっこええんだけど、唇がはれあがったまま、というのが若干、しまらない。 カルマくんなら、誰かが殺しの依頼をかけるような大人になれるかもなあ。 いや、なったらマズいんだけど。 このマンガでは、子供を導く、というのは先生だけの仕事じゃない。 すべての大人が、子供たちを導く存在として描かれている。 それは、よい意味だったり悪い意味だったりするけれど、「ああなりたい」という大人も「ああなりたくない」という大人も、子供の成長にとっては、きっと大事な存在。 まあ、子供を土下座させて喜ぶような大人には、会わない方がいいけどね。 本来のお話は殺せんせー暗殺だったな、そういえば、ということで、生徒たちが疲れ果てて泥のように眠っている間も、不眠不休で殺せんせー封じ込め作戦の指揮をとっていたらしい烏間先生。 公僕の鑑どすな。 即席であれだけのもんをつくれるってすごいな。 元々、殺せんせー暗殺を狙って、島に対殺せんせー弾を大量に持ち込んでいた可能性はあるかもだけど、あれだけのコンクリートを集めるのだって大変そうだ。 しかし、案の定、烏間先生の不眠不休の努力は台無しに……。 烏間先生の表情をみるに、努力が無駄になるだろう、と悟っていたっぽいけど。 それでも、手を抜かずに働いていた烏間先生は、本当に公僕の鑑! 久々に本来の姿(?)の殺せんせー登場。 あの服...

『週刊少年ジャンプ』2014年03号 感想

『黒子のバスケ』 (第242Q いいもの見せてア・ゲ・ル) 日向キャプテン、レオ姉のファンだったのか……それは確かに複雑だな。 試合しかみてないから、お姉っぷりに気づかなかったのか、レオ姉が堂々とああいった振る舞いをするようになったのは、最近なのか……。 案外、赤司様がキャプテンになってから、だったりしてね。 赤司様って、そーゆー点に関してはかなり寛容な人(とゆーよりは無関心なのかもしれない)だから。 藤巻先生が巻末コメントでアニメの花宮について書いてて笑った。 わかるっ! 福山潤さんのゲス声がハマりすぎで、アニメの花宮、最高にひどい!(←ほめてる) 『ONE PIECE』 (第731話 “ドレスローザSOP作戦”) 「(S)シュガー(O)おったまげ(P)パニック作戦」て……気絶させるだけでいいんだ。やさしい人たちだな。 しかし「意識を奪う」は「寝る」とは違うものと判断されるのかな。 いくら能力者でも、寝ないってことはないだろうし。 登場してみれば、なるほどエースの“メラメラの実”を継ぐのに、これ以上はいない、というかこれ以外はいないな、という人物が登場。 これがミスリードで、思ってたキャラと違ってたら、めっちゃがっかりする。多分。 『食戟のソーマ』 (52 花に仕える者) 秘書子ちゃんの本名が明かされた……が、多分、これからも秘書子ちゃんて呼ぶ(笑)。 『ワールドトリガー』 (第43話 迅悠一・7) 別記事 『暗殺教室』 (第72話 音の時間) 別記事(真の恐怖は微笑みに包まれている)。 『ハイキュー!!』 (第90話 再起動) 日向くんに「手ェ抜いたな!!?」と言われて、キレる影山くんがこえぇぇぇぇぇ。 でもまあ、これは日向くんにはちゃんとボールがみえてる、っていう証拠か。 しかし、影山くんがバレーボールで手を抜くわけもなく、無意識に日向くんを持ち上げ(?)ようとした結果らしい。 自分が無意識に妥協したことに、ショックを受けてる影山くんがまたちょっとこわい。 セッターがアタッカーに気持ちよく打たせようとする、というのは、そんな間違った行動ではないと思うんだけど、それは日向くんが望んだトスじゃない。 そんでもって、日向くんの中で、影山くんはなんでもできるスーパーセッターらしい。 なんとゆーか……いろいろと愛が重い(爆)。 そんでもって、影山くんがみずから“王様”の...

『ワールドトリガー』第43話 「迅悠一・7」 感想

「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」って言葉がずるいなあ、と思うのは、その能力の有無に関しては誰も疑っていないけど、迅さんが今、言っているその言葉はいくらでも疑えて、だけど、能力が「真」であるからこそ、言葉を「偽」と信じきることができない、ということなんだよなあ。 迅さんは、悪意なく嘘をつける人だから。 大規模侵攻、突然はじまる! ここまでわりと展開がゆったりしていたのに、いきなりスピードアップしたな。

『暗殺教室』第72話 音の時間 感想、もしくは、真の恐怖は微笑みに包まれている

今週の掲載位置をみて「低っ!」って思ってしまった。 完全に感覚が狂ってきてるとゆーか、インフレしてる。 いかん、人間、ぜいたくに慣れたらきりがない。「巻末でもいい、打ち切りさえされなければ」とつぶやいていた時代の謙虚さを思い出せ(苦笑)。 それにしても、連載開始以来の掲載位置のアベレージって、本当にすごいことになってるんじゃないかな。計算したことないけど。 前回、語られたロヴロ直伝の必殺技(?)を使うための3つの条件。 1.武器を2本持っている事 ⇒ なるほど、ひとつめの武器は手放さなきゃいけないから、ふたつめの武器が必要なのね 2.敵が手練であること ⇒ なるほど、定石を知っているからこそ、そこからはずれたことをした時の動揺が激しいのね 3.敵が殺される恐怖を知っている事 ⇒ なるほど、恐怖心というか警戒心がないと効果が期待できないのね とゆーことで、渚くんの必殺技は「猫だまし」だった。 かなり古典的な技だったな。 でも、古典的とはいえ、猫だましを見開きで描いたマンガ家は、松井せんせーが初なんじゃなかろうか。 これは、鷹岡が、渚くんに一度かなりイレギュラーなやり方で負けていて、こいつは何しかけてくるかわかんねーぞ、といった警戒心をばりばりに抱いていたから、ここまできれいにはまったんだろうね。 渚くんが、鷹岡を倒した時に、ポカーンって感じの顔をしてたカルマくんがなんか印象的で、カルマくんはあの渚くんの姿に、他の子たちが抱いていた「すげぇ」とは全然、違う感想を抱いてたんじゃないかな、と思った。 なんとゆーか、「あいつは誰なんだ」的なことを考えてるように思えたんだよね。 それにしても、前回の「鷹岡先生、実験台になって下さい」からの、今回の「鷹岡先生、ありがとうございました」の流れは本当に見事だなあ、と思った。 「実験台になってくれてありがとうございました」って、なんだよその、鷹岡先生を利用しつくしたあげくにポイッて感じは。 あの笑顔が、本当に感謝の気持ちからこぼれたものだとしたら、渚くんがこわすぎだよ。 渚くんの天性の「暗殺者」としての才能は、このナチュラルさにあるんだろうなあ。 鷹岡先生、すでに人間やめてたけど、これでもう脳みそに折れ目がばりばりつきまくりで、さすがに三戦目はありえないだろう……てか、もう刑務所送りになりそうな気が。 さて、敵はすべて撃破! と思いきや...

『週刊少年ジャンプ』2014年02号 感想

『ONE PIECE』 (第730話 “3枚のカード”) 麦わらの一味、また離れ離れになっちゃうですか~。 てか、“ビッグ・マム”の船に反撃する許可を、ルフィにちゃんととるサンジって、律儀だよなあ、と思った。 まあ、以前から、ルフィを船長としてきちんと立てる人だったけど。 相手は“四皇”の一角なわけだから、さすがに船長に無断でケンカ売るわけにもいかんのか? あと、わりとあっさり逃げ出したゾロは、なかなか冷静な判断だな。 ムキになって立ち向かっていかないあたり、大人になったよなあ。 『暗殺教室』 (第71話 叱咤の時間) 別記事(ラスボス覚醒?)。 『黒子のバスケ』 (第241Q 悔しいよ…) 降旗くんはギリギリまでがんばった。 それでも、1Qももたなかった。 いくら相手が赤司様とはいえ、これは本当に悔しいだろうなあ。 でも、最初のうちこそぷるぷるしてたけど、ちゃんと赤司様と戦っていた降旗くん。 その戦いを終えて、「あの赤司相手に、おれよくがんばった」ではなく、ただ「悔しい」と泣いたところで、先週の『ハイキュー!!』を思い出した。 本当に、プライドがなければ、やってらんないだろうなあ。 これから先、厳しすぎる戦いが続くとわかっているのに、2年生を使い潰すわけにはいかない、というわけで福田くんの出番。 なんとっ。決勝戦にして、ベンチメンバー(=部員全員)が試合に出ることになりそうな気配。 まさしく総力戦。 まあ、洛山の方は今のところまったく総力戦になってないけどね。 『ワールドトリガー』 (第42話 レプリカ・2) ネイバーの世界観が一気に明かされた今回。 軌道に沿ってめぐる「惑星国家」、自由に飛び回る「乱星国家」とは、なんともかっこええネーミングだなあ。 人間界が突然、ネイバーに襲われるようになったっていうのは、ものすごく長いスパンでどのネイバーとも接触しない軌道をまわってたっていうことなのか??? チカちゃんはトリオンモンスターってだけでもすごいのに、努力を苦にしないこのマジメさも、ものすごい才能だよなあ。 『ハイキュー!!』 (第89話 理由) どっしり構えてるようにみえて、「焦って止めるから、そん時は手伝ってね」ってさりげにへたれる大地さんが、かっこかわいいです!(笑) 山口くんの言い分を「カッコイイ」と認めながらも「でも、納得はできない」というのが、なんかツッ...

『暗殺教室』第71話 叱咤の時間 感想、もしくは、ラスボス覚醒?

ド怒りモードになった渚くんを鎮めたのは寺坂くんだった。 そうか、薬が爆破された時、渚くんが振り返ったのは、寺坂くんを見てたのか。 キレて殺したら殺人罪。 そうなったらE組にいられなくなるから、暗殺にも参加できない。 まあ、この状況ならもみ消せると思うけどね(苦笑)。 だけど部外者に知られることはなくても、殺してしまったことは事実として残り、渚くんはそのことを忘れられないだろうし、仲間たちも忘れられないだろう。 暗殺の訓練を受けてはいても、「人」を殺したいとは誰も考えていない。 結局のところ、鷹岡を殺しても、誰も得をしない。誰も救われない。 殺す価値がない、というよりは、殺したら損するばかりなんだよな。 それにしても、今回の寺坂くんはやけにオトコマエどすなあ。 渚くんを「手足切り落として標本にしてやる。ずっと手元に置いて愛でてやるよ」とか、鷹岡のシュミがどんどん過激な方向にころがってる。 元々、そういう素地があって、理性というストッパーがはずれた結果、こうなっちゃってるって感じかなあ。 ド怒りモードを超えて、暗殺モードに入った渚くん。 なんか、ラスボスの風格がただよってるんですけど~。

『週刊少年ジャンプ』2014年01号 感想

『ジャンプ』の巻末コメントのレイアウトが変わると、今年も終わりだなあ、って思う、って毎年思ってる。 『暗殺教室』 (第70話 鷹岡の時間) 別記事(読み返すのがイヤになる展開だよなあ)。 『黒子のバスケ』 (第240Q 大マジメさ) 赤司様が本気で困ってる顔をみられて幸せ~(笑)。 ベシャッてこけてる降旗くんを凝視してるとことか、めっちゃおもしろい。 表情は描かれてないけど、本気で「どうしよう」って顔してるんだろうなあ。 黒子くんも見た目はか弱そうだけど、チワワじゃないからなあ(爆)。 てか、本気で降旗くんの心配をしてくれてる根武谷、マジいい人。 降旗くんがシュート決めた時の、黒子くんのうれしそうな顔もいいよねえ。なんかめっちゃやさしい感じの表情で。 『ワールドトリガー』 (第41話 レプリカ) 別記事 『ハイキュー!!』 (第88話 幻覚ヒーロー) ツッキーは子供の頃から無愛想だった様子。 だけど、お兄ちゃんの前では、普通にかわいい素直な小学生だよなあ。 そんなかわいい弟に、きらきらした目で期待されちゃったら、期待に応えなきゃいけない、ってお兄ちゃんが思い込むのも当然だよなあ。 ツッキーは、レギュラー争いに敗れて傷ついている兄を、自分が追い詰めてしまったことをずっと後悔してたんだろうなあ。 自分が無邪気に兄をあおりたてなければ、兄だってレギュラーをとれなかったことに、あそこまで苦しむことはなかったんじゃないか、と。 「ヅッギィィィィ!!!」って走ってくる山口くん、ちょっとしたホラー(笑)。 でもって、ビクッてしてる月島くんが、なんかかわいい。 果てしてなく上には上がいて、上にいけばいくほど、負けた姿を多くの人に観られることになる。 それがスポーツの世界。 絶望的な気分になってもおかしくないよなあ。 絶対にトップにはなれない、とツッキーは言うけれど、日向くんは「えっ? なればいいじゃん」とか言いそうでこわいな。 そんでもってそこで会話終了……うん、やっぱり日向くんにはツッキーは説得できない(笑)。 「どんな原動力で動いてんだよ!?」という問いに「プライド以外に何が要るんだ!!!」と即答できた山口くんは、めっちゃえらい! スガさんにはスガさんのセッターとしてのプライドがあり、大地さんには大地さんのキャプテンとしてのプライドがあり、旭さんには旭さんのエースとしてのプライ...

『ワールドトリガー』第41話 「レプリカ」 感想

センターカラーだし、見開きポスターもついてたし、葦原先生、おつかれさまです。 見開きポスターはめっちゃかっこよかったよなあ。 てか、ぼんち揚とコラボレーションとかっ! ついにぼんち揚のステママンガから、マーケティングマンガに格上げか?(笑) 緑川が意外にいい子だったんだけど、大勢の前でさらしあげくらったことを、まったく怒ってないどころか、まったく気にしてないオサムは超いい子。 オサムにとっては、自分の評価をおとしめられるより、自分の中の自分の評価より周囲の評価が高くなってしまうことの方が大問題っぽい。 緑川も、他人の目なんかどうでもよくって、自分の好き嫌いの方が大事っぽいけど。 「最初の何回かだけ大負けしたフリして引きこんで殺すの」とか、こういうことをナチュラルに言うユーマの姿に、日常生活の一部として、普通に殺し合いをやって生きてきたんだろうなあ、と思うんだけど、でも、そういうことを、ユーマ自身は不幸ともなんとも思ってないんだろうなあ。

『暗殺教室』第70話 鷹岡の時間 感想、もしくは、読み返すのがイヤになる展開だよなあ

鷹岡は、茅野ちゃんと一緒に殺せんせーをセメントで生き埋めにして、殺せんせーを殺すつもりだった。 確かにこれなら、殺せんせーは手も足もでないな(正確には、手と足をだせない、かな?)。 ひどいとしか言いようのないやり方だけど、「地球を救うため」とか言って、本当にこういったことをやる人が、これから出てくる可能性は高そうな気がする。 まあ、前提条件として、殺せんせーをあの形にさせなきゃいけないんだけどね。 てか、生き埋めにするのに、なんで服を脱がす必要がある……。 渚くんと茅野ちゃんを、殺せんせーの運び役として指名したのは、茅野ちゃんを生き埋めにして、その様子を渚くんにみせつけて苦しめるためだったのか。 壊れっぷりがはんぱない。 しかし、鷹岡にしてみれば、茅野ちゃんを生き埋めにするよりも、自分がE組から受けた仕打ちの方がよっぽど「非人道的」らしい。 いや、それは自分の行いの問題だろ。 鷹岡の絵が爬虫類っぽくなってるけど、実際、すでに人間やめちゃってる状態なんだろうなあ。 カルマくんが、渚くんを守ろうと、鷹岡のターゲットを自分にかえさせようとしたのが、今回、唯一のほっとするシーンでございました。 渚くんが冷静な表情で、鷹岡に土下座するシーンとか、渚くんがかわいそうなんだか、頼もしいんだか、悲しいんだか、うがうがうが~(←混乱している)。 てか、しつこく父ちゃんキャラをひけらかそうとする鷹岡って一体……。 渚くんの口からでた「殺してやる」という言葉。 「殺す」という単語が頻繁にでてくるこのマンガで、ここまで生々しい「殺してやる」は初めてだ。 本当の殺意を知ってしまった渚くんは、変わらずにいられるんだろうか? E組の中で、殺せんせー暗殺という「日常」を楽しめるんだろうか? というか「日常」に戻れるんだろうか? そんなことをつらつらと考えてはどんよりしているわけです。