『暗殺教室』第105話 「死神」の時間・5時間目 感想、もしくは、教え子の命は地球より重い

殺せんせー&烏間先生の登場でも、一気に形勢逆転とはいかないんだなあ。
まあ、イリーナ先生に裏切られる、というのがそもそも計算外だもんなあ。

しかし、「死神」も殺せんせーのことをよく研究している。
どこかからデータをもらってるのか盗んでいるのか。


ところで、あんな巨大空間、どうやってつくったんだよ、と思ったら国が造った地下放水路を拝借してるだけだった。
それでも、自分のアジトとつなげる工事だけでも、それなりに費用がかかりそうな気がするんだが。


で、殺せんせー、あっさり突き落とされちゃったよ。
確かに、空を飛べる殺せんせーを、落とし穴に落とすという発想はなかったなあ。


子供たちも巻き添えにして、殺せんせーをところてんにする、という計画をきいて、イリーナ先生の顔色がかわったんだが、そこまではきいてなかったってことなんかな。
もしそうだったら、烏間先生に「おまえ、それを知った上で…」とか言われちゃったのは、ものすごくかわいそうだ。


事前に、子供たちを引き換えにしても暗殺成功はありかなしか、を上層部に確認していた烏間先生。
そりゃまあ、予想される事態ではあるよなあ。
で、答えは「現場判断」。
「子供の命より地球の方が重い」とか言えなかっただけで、本心では、いざとなったら子供たちには尊い犠牲となってもらおう、とか思ってそうなんだが。
でもって、その本心は烏間先生もわかっているんじゃないかと思うんだが。

それでも、烏間先生はあえて、その言質をいいことに、私情を優先させたようにみえる。

多分、烏間先生にとって、国よりも、地球よりも、自分の想いを優先させるということは、とてつもなく重い決断だと思うんだ。
でも、子供たちにはそんなことみじんも感じさせないんだ。
本当にもう、苦労ばっかしょいこんじゃうなあ、この人。


ところでやっぱり、顔だけ花屋さんで首から下がなんか黒いうにょうにょ(?)な絵が地味~に笑えるんだけど、あれは一体どうなっているんだろう。