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『ワールドトリガー』第118話 「雨取千佳・5」 感想

「エネドラッド」って公式呼称なんだろうか、それとも、ユーマが勝手に呼んでるだけなんだろうか。 「誰がエネドラッドだ!」と抗議してるあたりをみると、ユーマだけの呼称のような気がする。 ざぶとんに鎮座ましましてる姿がなんかかわええ。 鬼怒田さんと体型が似てる部下の方の名前がようやく出てきた。 雷蔵とか、天候属性の名前とわっ。 それにしても、21歳でチーフってすごいな。 トリガー技術自体が新しい分野だから、全体的に年齢層が低い可能性はあるけど。 エネドラは映画で懐柔され、ヒュースはおいしい食べ物で餌付けされてる……おいてけぼり組、大勝利な気がしないでもない。 「神」選びで身内がゴタゴタするか……。 チカちゃんを連れ帰ることができていれば、トリオン量においてチカちゃんに並ぶものがなく、ゴタゴタすることなく「神」にできたんだろうね。 チカちゃんはアフトクラトル内に身内がいないわけだから、勢力バランス的なものを崩す心配もないし、政治的にも都合がいいんだろう。 さて、スナイパーの合同訓練。 レーダーの情報なし、ということで、バッグワームをつけてる人とつけてない人がいるんだな。 つけている人は、より実戦に近く、ということなんだろうか。 「同じ目標を二度撃つことはできない」というのは、ユーマが3バカにしたみたいな、特定の対象から点数を絞り上げることをできないようにする、ということなんだろうね。 チカちゃんに当てたユズルくんが、悠々と背中をさらして立ち去ろうとして当て返されたのは、チカちゃんからは反撃がないと思っていたのか、反撃してくるか確かめようとしたのか。 なんか、確認しようとした気がするんだよね。 チカちゃんが、鳩原さんとどれくらい同じでどれくらい違うかを。 てか、鳩原さんは訓練ですら撃てなかったんだろうか? 当真さん、順位は51位だけど、被弾なしってのはすごいな。 的中させた相手がA級とB級ばかりなところをみると、C級は狙わないルールでやってたんじゃないかな、と推測。 出穂ちゃんを撃ったのは、後でからかうネタをつくっただけなんじゃないかなあ、と。 実質トップは当真さんだよなあ、これ。 奈良坂もそう思ってるんじゃないかな。 荒船隊は4位、5位、7位とアベレージがめっちゃ高い。 貴重なスナイパーの、それも優秀な連中を独占してるとか、なかなかに罪深いな(苦笑)。 それなのに、B級中位...

『週刊少年ジャンプ』2015年46号 感想

『暗殺教室』 (第159話 バレンタインの時間・2時間目) 別記事(男の子たちと女の子たち) 『ONE PIECE』 (第803話 “登象”) サウザンド・サニー号、めっちゃ久しぶりな気がするんだけど、どれくらいぶりなのか思い出せない……。 サボはドラゴンの元に戻って、ルフィのことを話しまくったんだろうなあ。 息子の話をききたかろう、という親切心からやったこと、とも解釈できるけど、多分、単純にうちの子自慢だったと思われる。 サボのうちの子自慢はしつこそうだなあ(苦笑)。 『食戟のソーマ』 (138 えりな、極星寮へ) 一色先輩が寮内できちんと服を着てる、ということに驚愕したっ! なんだ、えりな様が来たことを知らされて、あわてて服を着たのか? アルディーニ兄弟と肉魅ちゃんが来た時は裸エプロンだったのに……。 えりな様にめたくそに酷評されても、負けずに燃え上がるのが、極星寮生らしいところ。 あの遠慮のないところが、えりな様にとってはうれしいカルチャーショックなんだろうね。 で、そんなえりな様をみつめる秘書子ちゃんの、なんともうれしそうな顔……。 どんだけえりな様が大事なんだよ。 『左門くんはサモナー』 (第4話 左門くんは裁かれる) 「貴様ら庶民の感覚で言えば、俺はな貴様……貴様に毎日チャリパクされてるも同然なんだぞ!!」というセリフが、妙にツボってしまった。 それは腹立つ。めっちゃ腹立つ。 てか、閣下なのに、庶民感覚が身に着きすぎてやしないか? なんか、妙にテンポよく畳みかけてくるのが、めっちゃ楽しい。 『ハイキュー!!』 (第177話 不快な壁) 相手を不愉快にさせる術を知りまくってるって感じのツッキーが超頼もしいんだが、5セットもの間、ウシワカのスパイクを止め続けてたら、さすがに無理が出てくるよなあ。 ツッキーを特に注視しているお兄ちゃんと山口くんが異変に気付いたのはともかく、影山くんがちゃんと気付いたのは、さすがの観察眼だなあ。 スガさんの動きを読んだ天童のバックに点描が浮いてるのには笑った。 相手の判断が手に取るようにわかる、というのは、天童にとってはものすごい快感なんだろうな。 そして、ツッキーにブロックされた時は青筋たてて怒ってたから、動きを読まれるのはめちゃくちゃ不愉快なんだろう。 でもそういった感情の波が、プレイの好不調にはつながらず、常に安定してハイ...

『暗殺教室』第159話 バレンタインの時間・2時間目 感想、もしくは、男の子たちと女の子たち

バレンタインチョコを持ってることが、カルマくんと中村ちゃんにバレちゃった茅野ちゃん。 態度がめっちゃ不自然でかわいい。 これが、大人のスタッフさんやキャストさんたちとも堂々と渡り合っていたんだろうなあ、と思われる、天才子役なんだもんなあ。 この顔を隠して縮こまってる姿の、頼りなさがかわいらしすぎる。 目がぐるぐるしちゃってるとこも。 てか、あの写真を見せちゃうのは、さすがにかわいそうだよ、カルマくん。 「よっしゃ」「うっしゃ」と木に体当たりしている杉野くん。 目が血走りすぎでコワい。 あの桃太郎の劇の杉野くんが、杉野くんの本質だったんじゃ……と思わずにはいわれない。 この姿をみて、ドン引きもせず、「よかった、喜んでくれて」ですませている神崎ちゃんて、何気に怖くない? 神崎ちゃんは義理のつもりらしいけど、わざわざふたりきりになって渡しているあたりをみると、全員に配っているわけでもなさそうだし、男子の仲では親しい、くらいには認識されてそう。 劇で相手役だったから、ちょっとだけ特別扱いされてる可能性も。 一方、千葉くんと速水ちゃんはやっぱり射撃を通じて会話をしてた(笑)。 粒チョコを「弾」扱いとはおもしろい。 ひょいと投げて「尊敬してる。これからもよろしくね」って、甘さはないけど、できあがってる感がはんぱないというか……。 寺坂グループは狭間ちゃんからチョコをもらってた。 てか、あのチェックリストはどういう意味があるんだろう。 チェックが一番、多い男子とつきあう、とか? ところで、カルマくんはすでに奥田ちゃんにチョコをもらってた。 寺坂くんに渡すこと前提だけど。 「上手にシアン化できました」って、それ、誰かが食べるってわかっててつくってるんだよね……。 奥田ちゃんがナチュラルに怖い。 片岡ちゃんが磯貝くんに渡したのは、色気のない業務用チョコレートだけど、妹さん+弟さんのことまで考慮に入れている点で、もはや嫁状態。安さを求めてチャリを飛ばしてるあたり、本当に嫁。同じ高校に入ることを目指しているあたり、まさしく嫁。 このカップルが一番、できあがってる感あるなあ。 磯貝くんちは貧乏だけど、「ふたりで稼いで、家族みんなで幸せになろうね!」的なことを言いそうだよ、片岡ちゃん。 茅野ちゃんは、今、まっすぐ未来を見据えている渚くんを、見守って、応援するポジションを選んだか……。 今回、...

『ワールドトリガー』第117話 「林藤陽太郎」 感想

東さんと冬島さんという年長者が立ってるのがなんだかおもしろい。 椅子ぐらい全員分、用意しようよ(笑)。 東さんと冬島さんはあれが定位置で、それがもう暗黙の了解になっているのかもしれない。 レプリカいつの間にか「玉狛支部のレプリカ特別顧問」という役職になってた。 レプリカの情報とか、本部内でどういう扱いで流されているのかと思ったら、ちゃんとポストが与えられていたのね。 「レプリカって変な名前だな」「玉狛のことだから、近界から情報通のネイバーをひっぱりこんだんだろ」とか思われてるのかな。 新たなる攻撃は、アフトクラトルの属国か……。 アフトクラトルは今、玄界から遠ざかっているはずなのに、わざわざ乗り込んでくるのか? と思っていたら、属国を使うという手があったか。 近界でも最大級の軍事国家だそうだから、属国くらいあっても不思議ではないな。 迅さん、あちこちぶらぶらして、みんなの未来を見てたとか、それってめっちゃ大変なんじゃないの? つくづく、迅さんのサイドエフェクトは便利すぎて荷が重い。 こんな大変なことをやっているのなら、三雲隊に入ってランク戦やる余裕ないよね。 東さんが「技術」とか「情報」とかわりかし穏当なことを言ってるのに「捕虜の奪還、もしくは処分」とかずばり言っちゃう風間さん。 「奪還」はともかく「処分」って……。 ヒュースは置いていかれたけど、本当は殺しておきたかった、とかいうことはあるのかなあ。 あの時はその時間がなかったから放置だけですませたけど、余裕があればミラあたりに殺させていた、ということがあるんなら、あの時、迅さんが足止めしていなかったら、すでにヒュースの命はないわけで、だから「こっちに残って正解」ということなのかなあ、と。 草壁隊は、緑川以外、さっぱり顔をみせないと思ってたら、県外にスカウトに出てるのか。 緑川は義務教育中なんで、置いていかれたのかな。 てか、8位片桐隊ってのがあったのね。 A級は8位まである、っていう情報があったから、これまで出てきた7チーム+玉狛第一で8チームかと思っていたら、玉狛はランク外だから、「8位まである」≠「8チームある」だったとは、なんという叙述トリック。 てか、片桐隊のエンブレムがめっちゃおしゃれだな。あれは雪の結晶かな? あと、前々からそんな説はあったけれど、天羽はサイドエフェクト持ちらしい。 ボーダーの黒トリガ...

『週刊少年ジャンプ』2015年45号 感想

『ONE PIECE』 (第802話 “ゾウ”) 本当にバルトロメオがどうして無事に“新世界”を航海できてきたのか不思議。 「ナミ助けてくれー!!!」と叫ぶルフィがなんかかわええ。 やっぱり、こういう時にナミのありがたみがわかるってもんよね。 自称“白ひげJr.”がめっちゃばかっぽい件。 これは、白ひげ海賊団の連中は、白ひげの息子とは認めたくないだろうなあ、と。 自称“白ひげの愛人”はさらに認めたくないんじゃないかな。 こんなお金を一番、愛してそうな人を、“親父”が愛したとは思いたくなかろう。 『暗殺教室』 (第158話 バレンタインの時間) 別記事(キックが強力な彼女と頑丈な彼) 『火ノ丸相撲』 (第67番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び・5) それこそ鬼の形相だった潮くんが、勝ったとわかった途端、ほっとしたような表情で息を吐いたのが、かわいかった。 ああ、潮くんに戻ったなあ、と。 あの鬼の形相の潮くんの方も、潮くんに違いはないのに。 潮くんは泣いてないのに、部長さんがぽろぽろ泣いてるのが、またかわいい。 部長さんは、表情を表すのがちょっと不得意な潮くんの分も、うれし泣きをしてくれてるんだよね。 あと、あのレーナさんが我を忘れてバンザイしてる絵もかわいい。 いつの間に、どんだけのめり込んでるんだよと(笑)。 『食戟のソーマ』 (137 希望の灯火) ゴミ箱に捨てられちゃってる小さいえりな様の絵が痛々しい。 こんなふうに、不出来な料理みたいに、ゴミ箱にポイされるということが、リアルにあり得るという、恐怖感があったんだろうなあ。 久我先輩は十傑たちから距離を置いているらしい。 前回も、めっちゃ不機嫌そうだったしなあ。 一方、一色先輩はいつも通りにこやかに会議に出席してるんだなあ。 紀ノ国先輩はそれを不審がってるようだけど。 まあ、一色先輩はこの作品で一番、うさん臭い存在だからねえ。 秘書子ちゃんから徹底的に切り離され、追い詰められていくえりな様に、救いの手を差し伸べたのはアリスちゃん。 手伝ってる黒木場くんが、顔蹴られててちょっとかわいそうやね。まあ、スカートの中をのぞくな、ってことなのかもしれない。 アリスちゃんは、本当に世間知らずだし、後先考えないし、根拠もなくポジティブ思考で周囲を振り回してるけど、今回ばかりはそれが頼もしいなあ、と。 秘書子ちゃんや、黒木場くんは現...

『暗殺教室』第158話 バレンタインの時間 感想、もしくは、キックが強力な彼女と頑丈な彼

前回、柳沢と「死神(弟子)」がめっちゃシリアスやってると思ったら、今回はE組がラブコメやってた。 なに、この温度差(笑)。 岡野ちゃんが前原くんのことを意識している、っていう描写はこれまでにもちらちらあったし、キャラブックの方でもそんなことが書かれていたんだけど、ここにきて前原×岡野回がくるとわっ。 それも、岡野ちゃんの方からアプローチかけてくるとは、おもわず「うぉ~っ!」と変な雄たけびあげちゃったですよ、部屋の中で(←外で読まなくてよかった)。 1ページ目の岡野ちゃんの、いつになく硬い表情が、「あれ? なんか意を決してる? 本気で告白するつもりか?」って感じ。 でも、前原くんにカラオケに誘われて、本当にうれしそうな顔になって、岡野ちゃんてばめっちゃ乙女~。 「会いたくて会いたくて♪」に続く歌詞が「でも火急の用件では♪」って、どんな歌なんだろう、と思いつつも、歌にハモりを入れるとは、前原くんすごいスキルをもってんな、と感心する。 タンバリン芸とかもできそうだな、この子。 それ以前に、岡野ちゃんのカラオケのレパートリーを把握してるってのが、すごいけどね。 モテるためならどんな努力も惜しまないんだな、前原くん。 自分で自分のこと「チャラ男」とか言っちゃってるのが、いっそ清々しい。 ふたりっきりの時に、いかにも本命チョコっぽいやつを渡すとか、もう完全に本気って感じなんだけど、それをぶち壊しにする連中が……。 これはひどい。 乙女心が複雑骨折するのも当然だ。 しかし、ここですぐにキックかますあたりが岡野ちゃんだな……。 「彼はチャラ男です」からの「でも良い子ですよ!」って、どういう内申書なんだよ、と思うわけだけど、まあ、書いてあることは間違ってないな。 そもそもの原因は覗きをしていた殺せんせーにあるわけで、その殺せんせーに説教されるのが腑に落ちない、というのはよくわかる。 でも、岡野ちゃんとふたりっきりになってる状況への乱入を指示したのも前原くんなわけで、これは擁護できないだろ、って思うわけだ。 チョコを渡される、っていうことを予測できなかったのはしかたないにしても、ふたりっきりの時間を邪魔されることをよしとしたわけだからね。 前原くんは、岡野ちゃんがまさか本気だとは思ってなかったのかな。 まあ、岡野ちゃんの性格的に、チャラ男系はめっちゃ嫌いそうだしな。 でも、それに目をつ...

『暗殺教室』16巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』の16巻が出たですよ。 表紙はなんとチェック! かわいいっ! これ、めっちゃかわいいっ! 『週刊少年ジャンプ』の長い歴史の中でも、チェック柄メインのコミックスの表紙なんてないんじゃないかな……。 折り返しの松井せんせーのコメントは、ここからが本番ですよ、って話(多分)。 いやあ、15巻分のロングパスが、この巻には詰まっているんだねえ。 ここに至るまでに、松井せんせーがどれだけ注意深くパスを出し続けてきたのか、と思うと感慨深いものがあります。 二学期の期末テストの教科別ランキング。 結局、すべての教科でカルマくんがトップか……と思ってよく見たら、全教科、満点じゃないか。 すごすぎる。 いやでも、家庭科さんは寺坂くんがトップだったかもしれんぞ(笑)。 雪村先生の愛用ブランド。 これを「とんがったデザイン」と表現するのはどうなんだ(苦笑)。 小腸、大腸、盲腸マフラーとか、身に着けてる人をみかけたら、ドン引きすると思う。 雪村先生のプロフィール。 「親方!! 空から女の子が」ニットはすごいな。 それにしても、あのスレンダー体型でバスト90cmとわっ。 この胸の上で、茅野ちゃんは遊んでいたんだねえ……。茅野ちゃんが巨乳トラウマになった気持ちもわからんではない(苦笑)。 あと、あのセンスで服を選ばれても困るよね。 それでも、何も口をはさまず、あのやさしいまなざしでしっかりみつめてくれる人がいたことは、茅野ちゃんにとって、とてもうれしくて安心できることだったんだろう。 だからこそ、茅野ちゃんはあそこまでのことができたんだろう。 柳沢は34歳か……なんかもっと若いような気がしてた。 言動が子供っぽいせいかな? でも、このプロフィールの絵、ちょっとかっこいいな。 突発性四コマ「どストライク」。 殺せんせーの姿にほわあってなってる雪村先生がかわいすぎるっ。 そうか、「死神」は雪村先生のどストライクに生まれ変わったのかっ、とか思ったら、殺せんせー×雪村先生の新婚生活妄想が暴走して止まらなくなってるんですけど、どうしてくれるんですかっ、松井せんせー。 どうしよう。殺せんせー×雪村先生……幸せな絵が浮かびすぎて、なんだか泣きそうだ……。

『週刊少年ジャンプ』2015年44号 感想

『ハイキュー!!』 (第175話 常に新しく) 『ジャンプ』の表紙&巻頭カラー! 巻頭カラーで一番、おっきく描かれてるのが木兎さんで笑う。 もしかして、この人がラスボスだったりするんかね。 ファイナルセットのセッターはスガさんスタート。 さすがに緊張してんだな、と思ってたら、まさかの潔子さんご登場っ。 「結婚は待って下さい!!」って混乱するにもほどがあるだろ。 3年生ズと2先生ズがわらわら寄ってきてるけど、1年生ズは遠巻きにながめてんのかね、あれ。 とりあえず、手を握られたのが、大地さんじゃなくってよかったなあ、って思った。 だって、そんなところを道宮ちゃんが目撃しちゃったら、かわいそうじゃない。 それにしても、潔子さんの天然魔性っぷりがたまらんです。 あと、試合中の旭さんは本当に頼もしいなあ。 ところで、あいかわらずノヤさんのトスの音は「ボコッ」なのね。 『暗殺教室』 (第157話 敵の時間) 別記事(欠けたものを満たすもの) 『ONE PIECE』 (第801話 “開幕宣言”) ドレズローザにはルフィ像じゃなくてルーシー像が建つか……。 海軍の手前、ルフィ像はつくれないんかねえ。 一方、バルトロメオの船には立派なルフィのフィギュアヘッドが(笑)。 名前まで「ゴーイングルフィセンパイ号」だし。 これ「ゴーイングルフィ号」じゃなくて、しっかりセンパイをつけてるあたりが律儀だよねえ。 バルトロメオは船の名前を決して省略せず、この長い名前をいちいちていねいに呼んでいるに違いない。 ずっと出番がなかったサンジがいきなりクローズアップされててびびる。 生け捕りのみ、ということは、サンジに生きていて欲しい、もしくは、死んでもらっては困る人がいるということなんかね。それも、かなり地位の高い人が。 『食戟のソーマ』 (136 囚われの女王) 幸平パパさんは堂島先輩と外国で鉢合わせ。 今でも仲がいいんだなあ、このふたり。 きっと学生時代も、堂島先輩は幸平パパさんを怒鳴りつつ、でも、こんなふうに気を許した表情をみせていたのだろうなあ。 考えてみれば、部下を率い、後輩を導く立場になってしまっている堂島先輩には、こうやって対等の立場で話ができる相手なんて、幸平パパさんくらいしかいないのかもしれない。 もしかしたら、えりなパパさんは堂島先輩が海外に出ているこの時期を狙って、クーデターを起こ...

『暗殺教室』第157話 敵の時間、もしくは、欠けたものを満たすもの

柳沢と「死神(弟子)」のコンビが久々、登場。 このふたりがあのままフェードアウトはしないよね、さすがに。 過去編の柳沢に比べて、今の柳沢はだいぶ落ち着いてみえる。 まあ、マッドサイエンティストなのに変わりはないけど。 柳沢には足りないものがあって、それを本人も自覚していた。 そして、それを埋めるために、雪村先生を手に入れようとした。 こうやってみると、柳沢は雪村先生の価値を理解していて、なおかつ、雪村先生に求めるものがあったようだ。 それもかなり大きなものを求めていたように思える。 それでなんであのひどい扱いになるんだよ、と思うんだけど、それはもう柳沢だから、としか言いようがないんだろうか。 雪村姉妹は元々、製薬会社のご令嬢か…… 雪村先生が柳沢との婚約を受け入れたのは、家族の生活のことだけではなく、会社で働いている人たちの生活のことまで考えてしまったからなのかもしれないね。 結局、柳沢に足りないものを埋めてしまったのは、「死神」だった。 それは、外からみると、歪みが大きくなっただけのようにみえるけれど、本人にしてみれば、満ち足りた、幸せな状態なのかもしれない。 雑念が多く、常にいらだっていた柳沢が、ひとつのことだけに集中し、思考が研ぎ澄まされていく状況に、幸福感をおぼえても不思議はないと思うのだ。 ところで、殺せんせーが反省していたように、「死神」は本当に弟子のことを見ていなかったんだね。 ああいう扱いを受けてたら、さすがに殺意が湧くかも(苦笑)。 「死神」が弟子のことをちゃんと見ていたら、弟子は師匠に憧れる弟子のままで、「やっぱり先生にはかなわないなあ。てへっ」みたいな感じで、満ち足りた生活を送れたのかもしれない。 まあ、やってるのは殺人だけどね(苦笑)。 自分に足りないものを埋めることを欲していた柳沢は、それを不足なく埋めてくれるものをみつけてしまった。 「死神(弟子)」は満ち足りた生活を送っていたはずが、実は、一番、欲しいものが手に入ってないと気付き絶望して、師を裏切ったけれど、そこまでやってもやっぱり、自分が欲しいものは手に入ってないんだとわかってしまった。 ふたりは「死神」、もしくは、殺せんせーに大きなものを求めている。 もしかしたら、生徒たちよりも強烈に、殺せんせーを求めているのかもしれない。 彼らは欠落したものを埋め合わせたいだけなんだなあ。 そう考...