『ワールドトリガー』第117話 「林藤陽太郎」 感想

東さんと冬島さんという年長者が立ってるのがなんだかおもしろい。
椅子ぐらい全員分、用意しようよ(笑)。
東さんと冬島さんはあれが定位置で、それがもう暗黙の了解になっているのかもしれない。

レプリカいつの間にか「玉狛支部のレプリカ特別顧問」という役職になってた。
レプリカの情報とか、本部内でどういう扱いで流されているのかと思ったら、ちゃんとポストが与えられていたのね。
「レプリカって変な名前だな」「玉狛のことだから、近界から情報通のネイバーをひっぱりこんだんだろ」とか思われてるのかな。

新たなる攻撃は、アフトクラトルの属国か……。
アフトクラトルは今、玄界から遠ざかっているはずなのに、わざわざ乗り込んでくるのか? と思っていたら、属国を使うという手があったか。
近界でも最大級の軍事国家だそうだから、属国くらいあっても不思議ではないな。

迅さん、あちこちぶらぶらして、みんなの未来を見てたとか、それってめっちゃ大変なんじゃないの?
つくづく、迅さんのサイドエフェクトは便利すぎて荷が重い。
こんな大変なことをやっているのなら、三雲隊に入ってランク戦やる余裕ないよね。

東さんが「技術」とか「情報」とかわりかし穏当なことを言ってるのに「捕虜の奪還、もしくは処分」とかずばり言っちゃう風間さん。
「奪還」はともかく「処分」って……。
ヒュースは置いていかれたけど、本当は殺しておきたかった、とかいうことはあるのかなあ。
あの時はその時間がなかったから放置だけですませたけど、余裕があればミラあたりに殺させていた、ということがあるんなら、あの時、迅さんが足止めしていなかったら、すでにヒュースの命はないわけで、だから「こっちに残って正解」ということなのかなあ、と。

草壁隊は、緑川以外、さっぱり顔をみせないと思ってたら、県外にスカウトに出てるのか。
緑川は義務教育中なんで、置いていかれたのかな。
てか、8位片桐隊ってのがあったのね。
A級は8位まである、っていう情報があったから、これまで出てきた7チーム+玉狛第一で8チームかと思っていたら、玉狛はランク外だから、「8位まである」≠「8チームある」だったとは、なんという叙述トリック。
てか、片桐隊のエンブレムがめっちゃおしゃれだな。あれは雪の結晶かな?

あと、前々からそんな説はあったけれど、天羽はサイドエフェクト持ちらしい。
ボーダーの黒トリガー持ち(元も含む)はみんなサイドエフェクト持ちかあ。

「遠征計画を潰させるわけにはいきませんから」という迅さんの言葉に、さらわれたボーダー隊員を取り戻したいってのはもちろん、自分の「選択」のために失われたレプリカを取り戻したい、という強い気持ちを感じた。
オサムやユーマにはみえないところで、迅さんは彼らに借りを返したいのかもしれない。

オサムにからんでる小南先輩をみて「こなみがおさむをはげましている……」と考える陽太郎はすごいな。
でもって、その陽太郎からヒュース案が出てきたっ!

てか、最近、ヒュースは出るたびに何か食べてないか?
なんかもう、玉狛支部に餌付けされてる感じだな。
いいなあ、私もレイジさんに餌付けされたい(←本音)。

う~ん。一番、難易度高そうなヒュース案が、ここで具体的に示されちゃったなあ。
でも、ヒュースはあり得ない、という話も一緒に提示されたしなあ。

しかし、レイジさんと小南先輩が一蹴し、自分でもめちゃくちゃな話と認識している案を、きちんと検討しようとしているところが、オサムのすごいとこだよなあ。

ところでエネドラッドは映画を観てるのか?
アフトクラトルの捕虜はふたりそろって捕虜ライフを満喫しているなあ(苦笑)。