『ワールドトリガー』第132話 「ガロプラ・11」 感想
アニメで犬飼と辻ちゃんがようやくしゃべったけど、犬飼の声がなんだかちょっとおもしろかった。 おもしろいというと語弊があるかもだけど、微妙につくりもの感があるというか……って、これまた語弊があるような気が。 いや、それが悪いとかじゃなく、なるほど、犬飼ってキャラはつくりもの感があるというか、薄いベールを常に一枚かぶってる感があって、それって、コミュ力あげすぎてそれぞれの人に応じてキャラを細かく切り替えてるから、それが若干の嘘っぽさをうみだしてるのかもな、と思った。 たとえば、米屋のコミュ力も相当なものだけど、米屋は誰が相手でも同じ対応をすると思うのね。でも、犬飼は相手と場に合わせた対応をしてしまうイメージ。 でもそれって、ごまかしてるとか無理してるとかいうことではなくて、そういう技術をナチュラルに身に着けちゃってるだけで、基本的にはサービス精神旺盛で、かつ、場が重くなるのを嫌う神経質な性格、ということなのかもしれん、というところまで妄想。 というわけで私の中では、犬飼は「サービス過剰な男」ということでいったん落ち着いた(笑)。 まあ、隊長の二宮さんがサービス精神皆無な男なんで、隊のNo.2としてはちょうどいい組み合わせなんじゃないかね。 さて、本編。 隊のために自分が何かしないと! という必死な思いで、レギーが市街地に向かっているのに、それをガン無視するボーダー……。 いや、ひとりくらい追ってやれよ、と言いたくなってしまうぐらいの気の毒さ。 「オレなんかじゃ、怖くもねえっていうのか!?」ってセリフが不憫すぎて、泣けてくるわ。 いやあ、迅さんの予知ってほんとコワいよね。 そんでもって、二宮さんがさりげに予知がはずれた場合の備えを指示してたり、レギーが本気だった場合の対応を冬島さんが保証してたり、迅さんの予知を利用はしても、盲信はしてないボーダー隊員たちがまたよいよね。 てか、冬島さんを「おっさん」呼ばわりとは、失礼だな、諏訪さん(笑)。 一方、格納庫前ではハイレベルな激突が継続中だった。 太刀川さん、小南ちゃん、鋼さんを相手にしても揺るがないガトリンさんの強さよ。 旋空弧月、レイガスト、メテオラを立て続けにくらっても、動じないとか。 この人と忍田さんの一騎打ちをみてみたかったなあ。 小南ちゃん⇒斧使い 鋼さん⇒盾使い 太刀川さん⇒ヒゲ 風間さん⇒若いの の流れは笑った。...