『週刊少年ジャンプ』2016年33号 感想

『ONE PIECE』(第832話 "ジェルマ王国")
船が「ジェルマ王国」の国土か……。
その国民のほとんどが男で兵士って、ほとんどの人が独身ってことなの? 女の子が生まれたらどうするの? 養子に出すの? と、いろいろと疑問が湧くんだが。
まあ、このデータだけでもサンジが国を出る理由になりそうだが、サンジが国を出たのは子供の時なんで、男ばっかでむさくるしい、が出奔の理由ではないんだろうな。

「おれに親がいるとしても、お前じゃねェよ!!!」というのはおもしろい言い回しだな。
おまえなんか親じゃない、ではなく、いるとしても、というのは。
おれの親はゼフだ、ということなんだろうか?

『火ノ丸相撲』(第105番 1日目終了)
祖父と母は柔道、実父はレスリング、義父はボクシングとか、ものすごい一家だな。チヒロ。
体格に恵まれ、環境に恵まれ、本人もやる気十分とか、強くならないはずがない、って感じだな。
蛍くんがうらやむ気持ちはわかるなあ。
でも、がんばってもどうにもならない問題を抱えている、という点で、桐仁くんの方が不遇な感じはするな。
まあ、こういうのは比べるもんじゃないけど。

桐仁くんの出番はあるんだろうが、あの人の場合、一回、勝負をしたら弱点がモロばれ、ドクターストップの可能性もあるので、一回っきりになるんだろうなあ。

『ハイキュー!!』(第214話 妖怪たち)
山口くんのサーブ練習はまだコツコツと続いてるんだね。
嶋田さん、あいかわらずやさしい。

日向くんと影山くんを妖怪といい、その例えに笑うウシワカもまた妖怪っぽいと思う天童。
いや、おまえが言うな、って感じなんですが(笑)。

ウシワカは「今週いっぱいコッチ」らしいけど、この人、大学に行くのかね、実業団に入るのかね。
どちらにしろ引く手あまたなんだろうけど。

影山くん、ユースでボコボコにされるどころか、無意識でケンカ売ってた。
金田一たちをキレさせたトスだけど、ここにいるのは全日本候補の選手たちだからねえ。
「打てねぇトスをあげるんじゃねえ」ではなく「こんぐらい打ってやろうじゃねぇか」になるよねえ。

『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』(STEP59 仕掛ける!)
ここにきてゾノきゅんの株爆上げとか、あざといっ。めっちゃあざといっ。
ダンス歴がほとんどなくても、アイドルとして積み上げてきた経験と度胸の良さで勝負、というのが、ゾノきゅんのキャラをまったく変えないままで、強キャラ感を出してて、なかなかすばらしい。
うん、あくまでもダンスプレイヤーとしてではなく、アイドルとして戦っているんだなあ、と。
で、メグちゃんはダンスのキャリアは積んでるけど、アイドルとしてはまだ駆け出しなんだな~、という初々しさが感じられて、これまたすばらしい。
このカップルをただのにぎやかしや引き立て役で終わらせなかった、というのは本当に好感もてるよ。

『左門くんはサモナー』(第41話 左門くんはわりとどうでもいい)
茨木童子×ヤーさんとは、また思いがけないカップリングをぶっこんできたなあ。
茨木童子が「完全なる江口」になった時点でだいぶツボってたんだが、それ以上に、「!」と「?」の利便性にはツボった。
あの「!?」って目に見えるものだったのか……。
「!」って物理で殴ることに使えたのか……。
てか、「!?」が茨木童子の本体っぽい?

それにしても、ヤーさんはなんであんなに強いんだろう。

『BLEACH』(BLEACH 682. The Row Sided World End)
石田パパさん、石田くんと共闘しにきたのかと思ってたら、鏃を渡しにきただけだった。
石田くんがずっとひっかかってた、妻の遺体を解剖した父の意図は、ここにあったのか。
あの大きさからして、ひとり分ではないんだろうなあ。
それだけの手間をかけて集めて鏃をつくったということは、なんらかのキーアイテムになることは間違いないんだろうな。

藍染様が久しぶりに立った!
ユーハバッハがちょっと丁寧口調なんだが、藍染様とはどういう関係なのかね。

「私は常に、私を支配しようとするものを打ち砕く為にのみ動く」か。
藍染様がソウルソサエティを裏切ったのは、霊王に支配されることを嫌ったから、ということで決定なのかね。