『暗殺教室』21巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』の21巻が出たですよ。
コミックスもついに完結。
旧校舎と生徒たちのシルエット、明るい夜空に浮かぶ殺せんせーの月。
なんかもう、カバーイラストですでに泣かせにきてる……。


このコミックスの中だけで、松井せんせー、何回「ありがとうございました」を言ってるんだよ、と思って、数えてみたら、カバー折り返しの著者コメントで「ありがとうございました!」、あとがき①で「ありがとうございました!!」、あとがき②で「ありがとうございました!!」、巻末のSpecial Thanksで「ありがとうございました!!」と5回もおっしゃってた。


ところで、再会した殺せんせーと雪村先生がハアハアしすぎな件……とか書くと、ちょっとエロい方向にとれないこともない(笑)。
いや、お互いがドストライクすぎって、なんて相性のいいカップルなんだ。


毎週、なにげに楽しみだった「マッハ20、すなわち…」の柱コメントが、こうやって一堂に会するとなんだか壮観だねえ。
「まあ、だいたいのものより速かった」という投げやりなオチがわりと好き。


カバー下の裏表紙の「触手語録」が「はい、さようなら。」
まったくもって松井せんせーは的確に読者を泣かせにくる。


ああ、「ありがとう」と「さようなら」がたくさん詰まっているコミックスだなあ。
そんなことを考えてちょっと泣いた。