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『週刊少年ジャンプ』2018年25号 感想

『ハイキュー!!』 (第302話 猫の爪) 「おーしおし!」と喜ぶ鵜養祖父と孫が良いです。やっぱり似てるよなあ。 ノヤさんのスパイクはちょっとみてみたい。リベロがやると反則だそうだけど。 影山くんに「ナイスレシーブ」と言われたい日向くんがかわええ。 ああ言われたのがよっぽどうれしかったんだなあ。 これまでずっとレシーブ下手を指摘され続けてきたからなあ。 『Dr.STONE』 (Z=58 科学の波) 「今年は誰も寒さで死なないと良いけどねぇ……」という台詞が出るということは、毎年、何人かは寒さで命を落としてたんだろうなあ。 石炭ストーブで救える命があるんだよなあ。 そう思うと、司たちの方はどうやって冬越えをしてるのかなあ、と思う。 司が復活させたのが、屈強な男たちばかりだとしても、エアコン生活に慣れた現代人が、あの雪の中で生きていくのは、つらいだろう。 石炭を燃やして暖をとることは知っていても、どこに石炭があるかはわからんしなあ。 杠ちゃんに寒い思いをさせないように、今頃、大樹はめいいっぱいがんばってるんじゃないかな。 どうみても携帯できそうにない携帯電話ができた(笑)。 まあ、これは基地局的なもので、これから端末をつくるんだろうね、多分。 『約束のネバーランド』 (第87話 境界) エマは戦わない道を模索しはじめたか……。 何かの命を犠牲にして生きているのはエマも同じ。 でも、エマは狩りそのものに生きがいを感じているわけじゃない。 そこが根本的に違うから、やっぱり相いれることができないんだろうなあ。 「生きるために狩る」のではなく「狩るために生きる」という鬼たちを、「生きるためには殺すけど、殺さなくてすむなら殺したくない」という考えのエマが説得できるとは思えない。 説得できないから「約束」という形で強制する、というのは、現実的な解だったんだろうなあ。 犠牲を引き受けるのが、何も知らない子供たちだけで、契約を交わした人間たちは実質的に何も痛い思いをしていない、というのがあれだけど。 『ブラッククローバー』 (ページ157 滅亡か救国か) アスタとユノふたりがかりでもまったく相手にならないリヒト。 攻撃したようにみせかけて、グリモワールと剣を付けてアスタとユノを逃がしてくれたようにもみえるんだけどどうなんだろうな。 歯牙にもかけていない、という解釈もできるが。 ラックと...

『呪術廻戦』(第11話 ある夢想) 感想

歪みきった呪術界をリセットしたい五条先生。 やりたいこと自体は、夏油とあまり違いがない感じがする。 五条先生と夏油は共に「呪術師が幸せになれる世界」を望んでいると思うんだ。 だけど、夏油のそれは「呪術師が優遇される世界」で、五条先生のは「呪術師が普通に生きられる世界」なんじゃないかな。 どちらにせよ、呪術師が幸せに生きることがむずかしい世界に怒ってるんだよね、ふたりとも。 五条先生の方が現実的で犠牲が少ないと思うので、本人が言うほど性格悪くない? 虎杖は、あれだけ力量差をみせつけられたのに、まだ宿儺とやり合おうとするのはすごい。 どんだけメンタルが強いんだよ。 で、宿儺の海千山千感もすごい。 虎杖を適当にあしらいつつ「いいぜ」という了承の言葉を引き出した途端に頭をキンッだもんね。 この用済み感がすごい。 虎杖がYes的な言葉を口にするように誘導する宿儺と、それに調子よく乗っちゃう虎杖。 どうみても虎杖の手に負える相手じゃない。 そう考えると、宿儺を封じ込めるためなら虎杖はみずから死を選ぶ、ということを宿儺が思い知った、というのはかなり大きな出来事なのかもね。 1分感からだを明け渡しているあいだ、誰も殺さないし傷つけない、というのは、敵に対しても同じことなのかね。 だとすると、いよいよ虎杖にばかり不利な条件に思えるんだが。 からだを明け渡すという約束自体を忘れること、というのも宿儺に都合が良いだけだしな。 「縛り」には従わざるを得ない、と言いつつ、抜け目なく有利な条件を設定していくあたり、本当に厄介だよなあ。 でもまあ、なんだかんだで虎杖が生き返ったのはよかった。 五条先生がめっちゃうれしそうだったし、伏黒と野薔薇ちゃんもきっと喜ぶ。 てか、「おかえり!!」って言ったとこの五条先生がなんかかわいいなあ。

『週刊少年ジャンプ』2018年24号 感想

『約束のネバーランド』 (第86話 戦力) 「ルーカス」という名前をきいて、おじさんがついに本気だしたことにちょっと笑った。 まあ、無気力になった原因だから無理もない。 無気力でも自分を鍛えることを怠らなかったのは、救われたからには簡単に死ぬわけにもいかなかったからなのかもね。 狩りを楽しんだうえで死ねるのなら本望、か。 鬼たちの我慢も限界にきてるのかもしれないなあ。 こういうことやってるのがバイヨン卿たちだけとは限らないし。 鬼たちの権力構造がどうなってるのかわからないけど、実質的に契約が破られ始めている可能性は高いよなあ。 『ONE PIECE』 (第904話 "革命軍全軍隊長登場") ルフィの記事をみてニヤニヤし続けて顔がつるとか、あいかわらずサボがルフィガチ勢すぎる。 しかも、それを周囲に隠す気がない(笑)。 これ、ドラゴンはちょっと心配になったりしないの? ルフィが関わるとサボが使い物にならなくなりそうなんだけど。 革命軍の幹部たちがキワモノ揃いすぎる件。 この中だとサボがかなりまともにみえるんだけど、中身はアレだしなあ。 ドラゴンはどうやってこんなメンツ集めたの? 『Dr.STONE』 (Z=57 HEAT HEART) せっかく採取してきた貴重な石を敵に投げつけるとか、労力の無駄遣いすぎる。 しかし、前村長が最近ただの親バカになってきててちょっとかわいい。 娘が健康になり、村長の重責から離れて、いろいろと身軽になったんだろうなあ。 カセキじいさん、ものづくりが大好きで、浮いた存在だったけど、村のみんなの役に立つものをつくりつづけることで、なんとか自分の趣味と立場を両立してきたのね。 楽しそうでなによりなんだけど、過労死しそうで心配。 千空とクロムが友達になってくれても、技術屋としての後継者はいないわけだしなあ。 『ハイキュー!!』 (第301話 じわじわ) 天童に「クレイジー」言われたくないよね、ホント。 ていうか、黒尾と天童を戦わせて欲しかったな。絶対おもしろそう。 研磨が素早く動いたことに動揺する一同……失礼だな。 烏野はともかく、音駒の連中まで、ってことは本当にめったなことじゃやらない動きなんだな。 それにしても影山くんが「動くんですね」って声かけるのがすごい。 これ、失礼とかまったく考えず、素直に思ったこと口にしてるだけって...

『呪術廻戦』(第10話 雨後) 感想

呪術に関してほぼどしろうとな虎杖が、すぐに現場にとばされるとかどんだけ人手不足だよ、と思ってたんだけど、どうやら虎杖を危ない現場に叩き込むこと自体が目的だったらしい。 伏黒と野薔薇ちゃんが巻き込まれてもかまわない、ってのがさらにこわいなあ。 そうか。虎杖が執行猶予になったのは、五条先生のゴリ押しだったのか。 「上の連中、全員殺してしまおうか」とか軽く言ってるけど、この人、本当にそれができそうな感がある。 伏黒と野薔薇ちゃんは泣くでもなくわめくでもなく虎杖の死を平然と受け入れている素振りだけど、全然、受け入れられてないよね、ってのが、野薔薇ちゃんの口の端が歪んでるところで表されてて、こういうのは良いなあ、と。 伏黒がそんな野薔薇ちゃんに「暑いな」と明後日な感じのことを言ったのが、かける言葉がみつからないけど、なんとなく離れがたくて、ただ適当に会話をつないでいろんなことをごまかそうとしてるって感じでこれもまた良い。 虎杖は納得して死んでいった、というところを伏黒だけがみているんだけど、本人が受け入れたんだから自分も受け入れよう、と思ったところでそう簡単には受け入れられないよね。 しかし、こういうタイミングで「お通夜かよ」とか言っちゃう禪院先輩……。 ついに『GIGA』で連載してた『東京都立呪術高等専門学校』のメンツが出てきましたよ! てか、パンダはほんとになんでパンダなんだろう。 中国で泉に落ちたとしか……(←雑誌が違うから)。 虎杖生きてた! けど、肉体の方は解剖されかかってるよ。 これは、「人間」としては死んだけど、人外として生き延びる、とかいうことになるのか?

『週刊少年ジャンプ』2018年23号 感想

背比べポスターがちょっとおもしろい。 虎杖とロボくんとソーマが173cmで横並びなのがちょっと笑った。 高校生くらいで大きくはないけど小さくもない、という設定だとこんな感じの数字に落ち着くのかね。 ルフィが174cmなので、ちょっとだけ遠慮して1cm縮めた、だったらおもしろい。 『火ノ丸相撲』 (第191番 第48回刃皇会議…!!) 九月場所前の主要人物勢ぞろい回。 本当に模範的な、潮くんの刃皇に関するインタビューの回答。 まあ、潮くんに面白回答を求めてる人はいないと思うが。 一方、面白回答を求められてそうな天王寺。 なぜか、桐仁くんと部長さんを売り込んでる……てか、このふたり、番付がかなり近いのね。 桐仁くんの方が角界入りが遅いはずなんだがほぼ同格か。やっぱり桐仁くん、出世がはやい。 部長さんはこつこつ出世していくタイプなんだろうな、と思ってたけど、他の22歳と比べるとかなり出世してるのでは? いずれにしても、入幕を果たして、親御さんも一安心だろうな。 ちょっとふざけたところをみせつつ、きっちりファンが期待してそうな言葉を口にする天王寺。 この人は自分の役目をちゃんと心得てる感じがよいよね。 チヒロのお兄ちゃん、東前頭四枚目とは順調に出世してるよ! てか、チヒロは日本にいるのか。 レイナさんは潮くんの代わりにせっせと駿海さんのお見舞いに通い続けてる。 多分、丸さんのところにも通ってる。 本当に、すでにお嫁さんだよね。 みんなが打倒・刃皇を目指してるけど、久世がみているものは「大和国」か。 その名が欲しいというのは、久世としては最大級の覚悟の示し方なんだろうな。 もし、久世が「大和国」の名を継いだら、大和国親方は名前をどうするんだろう……。 それにしても刃皇会議って……おもしろすぎる。 「第48回」ってちゃんとカウントしてるところがさらに。 7人の刃皇がぞろぞろと円卓を取り囲むとか、絵面がシュールすぎ。 イライラ刃皇、ツン刃皇、しょんぼり刃皇……なんちゅーか……仙水を思い出した……。 「そこに愛はあるのか?」 「ちゃんと受け止めて下さいよ。ワシの…愛を…!」 せりふだけ抜き出すと、だいぶアレだな。 いや、潮くんの愛はかなり重たいよね。うん。 『ONE PIECE』 (第903話 "5番目の皇帝") ナミさん、ゼウスを完全に取り込んでた。 めっちゃ...

『呪術廻戦』(第9話 呪胎戴天-肆-) 感想

自分が死ぬことになるとわかっていても虎杖は戻ってくる、と言った伏黒。 それは買い被りだと言い切った宿儺。 宿儺は完全に虎杖のことを見誤ってたよなあ。 死におびえてたのは虎杖の本音だったけど、それを乗り越えてでも守りたい信念がある、ということをわかっていなかった。 伏黒には「助けたい人」と「助ける必要がない人」がいて、それは感情的なものであからさまに不平等だけど、伏黒はその「不平等」に命を懸けている。 そのあり様を誰が責められるのかって思う。 一方、虎杖は誰だろうが助けようとしちゃうんだけど、それは自分が単純でものをあんまり考えてないから、と思ったのかもね。 「でも俺が間違ってるとも思わん」と言っちゃうのが、とっても虎杖っぽい。 虎杖もまた命懸けで我を通した、ということなんだよね。 虎杖が死ぬとわかって戻ってきて、伏黒はそれをとがめなかったし、止めなかった。 ただ、虎杖が「助けたい人」なんだ、と告げただけだった。 それは伏黒としては、言い逃してはならない言葉だったんだろうな、って思う。 てか、主人公が死んじゃったんだけど、これどうすんの? 普通に考えると、宿儺があわてて虎杖を救命、ってことになりそうだけど、一名死亡と報告されちゃってるからなあ。