『呪術廻戦』(第102話 渋谷事変・20) 感想(囮と生け贄)

センターカラー表紙は冥冥さん。
お美しいです。


さて、脹相兄ちゃんに弟の最期の言葉を尋ねられた虎杖。
だけど、「弟」ってのが誰かわからない……そりゃそうか。似てないからわかんないよね。

ここで「泣いてたよ」って正直に言っちゃうのが虎杖だよなあ。
駆け引きもなんもなく、率直に、彼らの最期を伝えるところが。

「これがオマエ達のお兄ちゃんだ!!!」はちょっとびっくりした。
そうか、自分のこと「お兄ちゃん」て言うのか。
壊相と血塗に対して、「お兄ちゃんがなんとかしてやる」という絵が浮かんで、うわぁぁぁぁ、ってなった。


一方、バトル中の冥冥さん。
めっちゃ楽しそうだな。この人もバトルジャンキー系の人なんだな。
バトルよりお金の方が好きだろうけど。

前回、でっかい石がいきなり現れて、なんなんだろうと思ってたら、墓石なのか。
棺桶に敵を詰めて、墓石のっけて埋葬して、3カウント以内に脱出できなかったら病にかかるって……、病にかかって死んでから棺桶入りじゃないの? って思うわけだが、呪いなんだからしょうがない。

それにしても、憂憂くんが死ぬの覚悟で囮にするって、冥冥さんこわいな。
それ以前に、それをうっとり受け入れる憂憂くんのがこわいけど。
そうか、憂憂くんも簡易領域の使い手か。


もっとも簡単に能力を底上げする方法は、命を"縛り"に使うこと、か。
それはわかるんだけど、捧げるのは自分の命じゃなくてもいいの?

烏を身代わりに特攻させて、自分はノーダメージのまま攻撃量をあげるってエグいな。
「神風」と書いて「バードストライク」っていうセンスもすごい。
鳥さんの体当たりは、飛行機をも落とすらしいからな。


「神風」を防ぐことができた人間は五条悟を除いて存在しないって、五条先生と冥冥さん、戦ったことがあるのか。
なんでそんな事態になったんだろう。
五条先生が「お金払うから技みせて」って頼んだとか?


偽夏油、「やるじゃないか、最近の術師にしては」ということは、わりと昔の術師?
肉体を何度も乗り換えているのなら、何年でも生きられそうだけど。


現在、虎杖VS脹相兄ちゃん、冥冥さんVS偽夏油が進行中。
伏黒VS伏黒パパが勃発している可能性あり。
七海さんは……真人とぶつかるのかなあ。