『週刊少年ジャンプ』2020年19号 感想

『ONE PIECE』(第976話 "お控えなすって!!!")
錦えもんが本気で間違えたことを察してる赤鞘の連中。
さすがによくわかってる。
なのに、あれだけ頭のいい傳ジローがなぜそれに気づかないのか……。

助けてもらいたいと心の底から願いながら助けなくていい、と命じるモモの助。
おでんのようになれなくても、別の形でしっかり君主としての振る舞いをみせているよな。

元七武海が加入なんだから、そりゃあトラファルガー・ローだって「ウソだろ」ってなる。

『鬼滅の刃』(第201話 鬼の王)
無惨様、あてつけで炭治郎を鬼にしてやった! ならまだわかるけど、想いを受け継ぐことの美しさに目覚めて炭治郎に鬼の王の座を託す、ってどういうことだよ!
いや、何、感動して震えて、満足して逝ってるんだよ!
迷惑すぎるだろ!

でも、これが無惨様だよな……ってなるのほんとひどい。
無惨様は鬼殺隊の人々がなぜ「異常者」になってしまったのかを理解できなかった。
理解できないままで、想いを受け継ぐことによって滅びを免れる、ということだけ受け入れてしまった。
その結果がこれだよ!

正直、炭治郎が鬼化する展開は予想してたけど、無惨様がこんな理由で動くとは思わなかった。
どこまでも斜め上に突き抜ける人だな。
こんなの、ご都合主義展開とも受け取れるんだけど、すんなり受け入れられるのは、無惨様ってそういうことする、って納得できちゃうからだよね。
どんだけみっともなくてもわけわからなくても、どの言動も常に、そして最高に、無惨様らしい。
そう考えて、無惨様というキャラ造形のすばらしさに感嘆する。
無惨様は許さないけどな!

突然の事態に、隠たちもわけわかんなくて呆けてるのに、すぐに事態を悟って動いて指示を飛ばすあたり、義勇さんはさすが"柱"だな。
判断がはやい!

「人を殺す前に炭治郎を殺せ!!」
「頼む、このまま、炭治郎のまま死んでくれ…!!」
義勇さんの言葉が重い。
炭治郎を殺したくないけど、"柱"として、「鬼」になった炭治郎に情けをかけるわけにはいかない。
今はまだ炭治郎として逝けるけれど、人を殺してしまったら、「人間」には戻れない。
なによりも、心やさしい炭治郎にそんなことをさせるわけにはいかない。

それにしても、無惨様が1000年生きて克服できなかった陽光を、鬼になってすぐに克服するとは……竈門家の血すごいな。

炭治郎を斬れない、と泣く伊之助がいたましい。
そして、こんな時だけちゃんと「炭治郎」って呼んでるのキツい。

なんかさ……今、一番動けそうな剣士ってカナヲちゃんじゃない? とか思って、鬱展開しか想像できないんですけど。
まあ、すでにどうしようもなく鬱展開ですけど。

スウスウ寝ている風柱さんの寝顔のかわいらしさしか、癒しがない……。
眼を閉じてる風柱さん、最高にかわいい。

『ハイキュー!!』(第389話 コート上の王様・2)
影山くんは海外行きが決定してるのか。
すでにプロの中でもトップ選手なんだろうな。

あと、「わかんなくなっちゃった!!」のとこの木兎さんが最高にかわいい!

『呪術廻戦』(第102話 渋谷事変・20)
別記事(囮と生け贄)になりました。

『アクタージュ』(screen108.スター)
花子さんはすべての創作から手を引くか……。
これからどうするんだろうね。作品を売ったお金で一生、暮らせるのかな。

「やっと自由になれた」と清々しい表情で言う花子さんに「ずりぃなお前だけ」と言う黒山さん。
黒山さんは「創作」という呪縛から自由になれない。
それに縛られる道を選んでいるから。
でも、そこから逃れたい、という気持ちもどこかにあるんだろうね。

いきなり夜凪家に現れた星アリサと秘書(?)の人。
星アリサ、料理苦手なのか。まあ、得意そうにはみえないけど。
アキラくん、お母さんの手料理を食べたことないかもしれない。

いきなり大プロジェクトに放り込まれた上、星アリサにマネージメントされることになった!
まあ、スタジオ大黒天はタレントのマネージメントは元々、本業じゃないしな。
餅は餅屋に、ってことになったのかな。

黒山さんは、夜凪ちゃんを大々的に売り出して、映画の制作資金を出してくれるスポンサーを釣るつもりかな。
とりあえず、王賀美さんと千世子ちゃんの同意は取り付けたし。

『チェンソーマン』(第65話 闇の悪魔)
えっ、ビームくん、死んじゃったの?
クァンシ様も?

『アンデッドアンラック』(No.012 SPOIL)
別記事になりました。