『週刊少年ジャンプ』2017年09号 感想

次号から連載が6つも始まるらしい。
楽しみではあるけれど、『ワールドトリガー』があった場所がついに埋められてしまうんだな、と思うとちょっと複雑。
そうか、最短でもあと1クールぐらいは待たなければならんか。

でも、藤巻先生が戻っていらっしゃるのはうれしいかな。
次はゴルフらしいけど、そういえばゴルフがお好きだって言ってたね。
バスケとは正反対でゆっくりめのテンポで進むスポーツだから、どういう表現になるのか期待している。

『ONE PIECE』(第239話 "ここじゃねェ")
マムまでがプリンちゃんに欺かれていたのか……。
付け入る隙がないようにみえたマムだけど、こんなとこにほころびがあったとは。

サンジがだまされてないんならそれでいい、とはあいかわらずルフィの思考はポジティブ一直線だな。
でも、肝心のサンジの思考がネガティブ一直線なんですが……。

『鬼滅の刃』(第47話 プイ)
サブタイトルがかわいい。表紙がかわいい。
今回はもうねずこちゃんかわええ、だけでおなかいっぱいだよ。

箱の中のねずこちゃんをどれだけ攻撃しても日なたにいる限り出てこれないのでは? と思っていたら、やっぱりそこを指摘されたか。

しのぶさんが意外と炭治郎を守ろうとするような言動を見せてて、おや、と思った。
お館様が炭治郎を見逃す意向を示している以上、炭治郎が攻撃されているのを見逃すのは、その意向に逆らうことだという考えなのかな。

ねずこちゃんの中に残っている家族で過ごしたやさしい日々。
そして、たったひとりだけそばに残ってくれたお兄ちゃんの声に、しっかりと応えたねずこちゃんのこの精神力よ。
プイッてした後、フンフンしてるコマが異常にかわええ。

ねずこちゃんの中にもやっぱり鬼の要素はあって、人を喰らいたい、という欲求もあるにはあるんだな。
ないのではなく、あるのに抑えている、というのはこれからの不安要素なのかもしれないけど、これはひとつの希望なのかもしれない。
すでに鬼にされちゃった人たちを、元に戻せないまでも、人間と共存できるようにすることはできるんじゃないか、という。

ねずこちゃんにはわからない。
自分の行動に3人もの命がかかっていることを。
知らなくても耐える。おそらくは、炭治郎の笑顔を失いたくないから。

「十二鬼月を倒しておいで」と言われて「鬼舞辻無惨を倒します!!」と答える炭治郎……そりゃあ笑われるだろう。
十二鬼月相手にこれだけぼろぼろになってるのに、無惨を倒す、とか、こんな強い人たちの前で言ったら。
でも、十二鬼月の強さを知り、無惨の恐ろしさを身をもって感じているのに、恐れげもなく無惨と戦うと言える炭治郎はすごいなあ、とも感じる。
それしか、自分と妹が穏やかに暮らしていける道がないのなら、ひとつも迷わずそこを突破しようとする。
その姿はとてもあぶなっかしいけれど、だからこそ、鱗滝さんも義勇さんも手を差し伸べずにいられないのだろうなあ。

それにしても、義勇さん、せりふがひとつもないのにかっこええです。
あと、柱に敬意を払うようにさりげに注意するお館様の大人な対応もかっこええです。

『ハイキュー!!』(第239話 味方)
天井サーブって昔観たなあ、そういえば。
そうか、今では流行らない技なのか。

『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』
『ジャンプ』にはめずらしい雰囲気だなあ。
なんか『アフタヌーン』とかに載ってそうな感じ。

『食戟のソーマ』(200 特訓開始!)
連隊食戟はサポート化なのか。
そうなると、実家が定食屋なタクミと旅館な田所ちゃんは、複数のスタッフがいる厨房で手を貸しあいながら料理することに慣れているから、戦力としてかなり期待できるんじゃないかな。
えりな様は若干、心配だけど(苦笑)。
ソーマは父親とふたりきりで、しかも父親はあれだから、未知数(笑)。

しかし、城一郎さんと一緒にいる時の堂島先輩の威厳のなさよ……。

『左門くんはサモナー』(第66話 左門くんは町内で一番チョロい)
1/14HG少将はどこらへんの需要があってあんなにたくさんつくられたんだろう。
中将Pが需要のないものをそんなに大量につくるとは思えないんだが。

あと、サルガタナスはあいかわらずいい仕事をする(笑)。

『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』(STEP84 二年後②)
ツッチーが部長になるのは既定路線だったけど、部員がめっちゃ増えててびっくり!
でも、ツッチーをみて、あれなら自分にもできるかも、とか思っちゃうのはわかる。
初代部長&副部長ペアはいろいろな意味で追いつけそうにない感があったからなあ。