『逃げ上手の若君』(第219話 巴1352) 感想

時行を尊氏のもとにたどり着かせるため、その護衛たちを蹴散らす役を任された亜也子。
あいかわらず力強い!

亜也子のあこがれの巴御前。
その血を望月家がひっそり引き継いでいた。

巴御前は架空キャラ説があるときいたことがあるけど、松井せんせーは木曽義仲と巴御前の間に子供がいて、望月家がかくまって育てた、という設定にしたのね。


これを最後に戦場から離れ、そのあとは時行との子の母として生きると心に決めている亜也子。
「北条時行万歳ー!」って叫びながら首をふたつもポロリするの怖すぎるな。


時行のとっておきの武器は雫はこしらえた破魔矢。
それを通すのに邪魔になる鎧と母衣を排除する役が玄蕃というのが熱い!

しかも、わざわざ顕家の変装をして「御ぶちのめす!」って言うんだよ。
尊氏の背中に急所をつくってくれた顕家への敬意だよね、これ。
尊氏に対するいやがらせの可能性もあるけど。


からだに爆薬ぶちこまれても死なない尊氏。
楠木正成を破ったあの薙刀がまた出てきた。
これ鬼丸国綱だったっけ?

ついに姿を現した「中の神」。
あからさまにクライマックスです。
丁寧にじわじわ追い詰められてる気分です。