『幽遊白書』 「七人いる!!」の巻 感想
今週の心の叫び
おまえは何者だ!?
不親切なあらすじ
幽助の猛反撃に押され気味だった仙水が、一変した。
七重人格者の仙水の、表に出ていた“ミノル”がひっこみ、凶暴な“カズヤ”が現れたのだ。
その“カズヤ”の気硬銃に撃たれ、絶体絶命の幽助、そして、そのピンチに割って入ったのは、ようやくやってきたコエンマたった。
幽助の反撃
ようやくの幽助の反撃ですね。
おもわず外野席も力が入りまくってます(桑原くんは、なぜに眼帯などしているのだろう)。
や-ん、かっこよすぎるわ、かわいすぎるわ、幽助。もうもうもう、どうしてこんなに素敵なのかしら、幽助は。
それでもって、泳ぎながらわめく幽助かメチャメチャ愛しいの~。
ああ、「確認せんでもバカだ」なんて、ひどすぎるわ飛影ちゃん。幽助は深い考えがあってあんなことしてたのよ~(だけど、泳ぐ幽助を見て大爆笑してた私は、飛影ちゃんのことをバカにできない)。
それにそれに、水から出てきた幽助のなんて可愛いこと!
いいぞ! 前髪が下りてきてるぞ! このまんま全部、下ろしてしまえ!
と、1人で興奮していた私って、本当におバカですね(だって、前髪を下ろした幽助って本当に可愛いのに、最近、ちっとも出てこないんですもの)。
だけど仙水さん、体力回復のための時間稼ぎなんて言ってるけど、泳いだら余計に体力を消耗しちゃいそうな気がするんですけど……。
許せない!
とまぁ、そんなわけで、異常に幸福だった今号の幽遊の前半。
それなのに、ああ、それなのに……。
なんなんですか、冨樫先生! あの展開は。
仙水さんが七重人格者?
そりゃ、反則だ! 詐欺だ! ひどすぎるぞ!
幽助かあんなにボロボロになっちゃって、もう、前半部分でうかれきってた私は、一挙に血がひく思いでしたよ。
ああ、今さら冨樫先生のフェイントにひっかかる私が哀しい。
どうしてくれるんだ~。
幽助、すっごく痛そうで、私、もう涙出ちゃいそうだったわ。
おまけにおまけに“カズヤ”のあの台詞……あれは立派なセクハラ(おいおい)よ、許すまじ“カズヤ”!
私、幽遊で初めて、心底、憎らしいキャラに出会いましたわ。もう絶対に“カズヤ”だけは嫌い、“カズヤ”だけは許せない。
大事な大事な主役の幽助に、なんてことすんのよ!(いや、主役だからこそ、痛めつけられるんですけどね)
七人の仙水
仙水さんて、七重人格だったんですね~。
なんというか……樹さんは愛しいし、高校生の仙水さんも好きだけれど、現在の仙水さんには、私、あんまり愛着がないんですよね。
なんたか、すっごく情けなくって……。
仙水さんて、結局のところ、樹さんの期待通りに動いてきたわけでしょ?(仙水さんは、樹さんの思い通りに絶望し、転落し、破滅したんだもの)
だから、樹さんの思い通りに動くんじゃない。樹さんの期待など裏切ってしまえ。そして、期待通りに動かない仙水さんだけど、それでもついていくと樹さんに言わせてみせろ、とか思ってた(あくまでも、仙水さんと樹さんはワンセットにしておきたいわけだな)。
仙水さんは七つも人格をつくってしまうほど疲れきっていたのに、樹さんは仙水さんを助けようとはしなかった。
どうして、そんな凶悪な樹さんの正体がわからない!
もし、樹さんの本性を知っていて、それでも側にいて欲しかったのなら、樹さんに反抗してみせたうえで、「おれはおまえの思い通りになんか動かない。それでもおれにはおまえが必要だから側にいろ」とか言ってみせなさいよ。
樹さんはいつでも、仙水さんのいい逃げ場所だった。だから、仙水さんは一度、そんな居心地のいい場所から飛び出さなきゃいけない。
いい加減、巣離れしなさい。そうしたら好きになってあげるよ、仙水さん。
私がどうしても仙水さんが好きになれなかった理由がようやくわかった。
仙水さんは逃げてばっかりで、幸せになるための努力をまったくしていない(私の目から見ての話だが……)。
仙水さんは自分を救う努力をしなけりゃいけない。御手洗くんみたいに、自分を救ってくれと叫ぶだけでもいいから、とにかく自分が幸福になるためにはどうすればいいのかを考えなきゃいけない。自分には幸福になる権利があるのだと、主張しなければいけない。
他人事だからそんなことが言えるのだと言われるかもしれないが、私は現在の仙水さんが哀しいと思う前に、情けないと思ってしまう。
仙水さん、お願いだからもっと強くなってよ、もっと大人になってよ。
今のまんまじゃ、みんなが不幸になっちゃうよ。
ああ、話が思いっきりそれましたね(おまけに仙水さんと樹さんのファンにケンカ売るようなこと言ってるぞ)。元に戻しましよう。
とにもかくにも、どこまでも逃げ続ける仙水さんは、罪をなすりつける人物を自分の中につくりあげてしまうという大技で、自分の中にまで逃げ場所をつくったということにならないか?
もうもうもう、なんなのよこいつは。だんだん腹がたってきたぞ(いつになく過激な内容ですみません。幽助への愛と、仙水さんへの怒りの相乗効果であれてるんです、今)。
コエンマさまと“忍”
なにをしてんだ、コエンマさま! あんたの大事な幽助がボロボロにされてんのよ! とか叫んでいたら、本当に登場しました、コエンマさまが。
それにしても驚いたのは、コエンマさまが仙水さんを「忍」と呼んだこと。
そりやあね、幽助のことを「幽助」って呼んでるんだから、仙水さんのことを「忍」って呼んでもおかしくないわよ。
だけど、ず一っと「仙水」って呼んできて、土壇場になると「忍」になるわけ?(それとも、コエンマさまは“忍”という人格に対して呼びかけたのかしらねぇ)
ああ、コエンマさまと仙水さんの関係って、一体……。
ところで“忍”ってどういう性格なんでしょうか?(私が仙水さんだと思っていたのは、どうも“ミノル”のようだけど)
高校時代のあの仙水さんがそのまま大きくなった人格が“忍”だとしたら、ちょっとは期待できるんだけどなぁ。
だけど、樹さんもすごいよねぇ。こんな七重人格男なんてさぞ扱いづらかったろうに……(私だったら絶対につきあいたくないぞ)。
おまえは何者だ!?
不親切なあらすじ
幽助の猛反撃に押され気味だった仙水が、一変した。
七重人格者の仙水の、表に出ていた“ミノル”がひっこみ、凶暴な“カズヤ”が現れたのだ。
その“カズヤ”の気硬銃に撃たれ、絶体絶命の幽助、そして、そのピンチに割って入ったのは、ようやくやってきたコエンマたった。
幽助の反撃
ようやくの幽助の反撃ですね。
おもわず外野席も力が入りまくってます(桑原くんは、なぜに眼帯などしているのだろう)。
や-ん、かっこよすぎるわ、かわいすぎるわ、幽助。もうもうもう、どうしてこんなに素敵なのかしら、幽助は。
それでもって、泳ぎながらわめく幽助かメチャメチャ愛しいの~。
ああ、「確認せんでもバカだ」なんて、ひどすぎるわ飛影ちゃん。幽助は深い考えがあってあんなことしてたのよ~(だけど、泳ぐ幽助を見て大爆笑してた私は、飛影ちゃんのことをバカにできない)。
それにそれに、水から出てきた幽助のなんて可愛いこと!
いいぞ! 前髪が下りてきてるぞ! このまんま全部、下ろしてしまえ!
と、1人で興奮していた私って、本当におバカですね(だって、前髪を下ろした幽助って本当に可愛いのに、最近、ちっとも出てこないんですもの)。
だけど仙水さん、体力回復のための時間稼ぎなんて言ってるけど、泳いだら余計に体力を消耗しちゃいそうな気がするんですけど……。
許せない!
とまぁ、そんなわけで、異常に幸福だった今号の幽遊の前半。
それなのに、ああ、それなのに……。
なんなんですか、冨樫先生! あの展開は。
仙水さんが七重人格者?
そりゃ、反則だ! 詐欺だ! ひどすぎるぞ!
幽助かあんなにボロボロになっちゃって、もう、前半部分でうかれきってた私は、一挙に血がひく思いでしたよ。
ああ、今さら冨樫先生のフェイントにひっかかる私が哀しい。
どうしてくれるんだ~。
幽助、すっごく痛そうで、私、もう涙出ちゃいそうだったわ。
おまけにおまけに“カズヤ”のあの台詞……あれは立派なセクハラ(おいおい)よ、許すまじ“カズヤ”!
私、幽遊で初めて、心底、憎らしいキャラに出会いましたわ。もう絶対に“カズヤ”だけは嫌い、“カズヤ”だけは許せない。
大事な大事な主役の幽助に、なんてことすんのよ!(いや、主役だからこそ、痛めつけられるんですけどね)
七人の仙水
仙水さんて、七重人格だったんですね~。
なんというか……樹さんは愛しいし、高校生の仙水さんも好きだけれど、現在の仙水さんには、私、あんまり愛着がないんですよね。
なんたか、すっごく情けなくって……。
仙水さんて、結局のところ、樹さんの期待通りに動いてきたわけでしょ?(仙水さんは、樹さんの思い通りに絶望し、転落し、破滅したんだもの)
だから、樹さんの思い通りに動くんじゃない。樹さんの期待など裏切ってしまえ。そして、期待通りに動かない仙水さんだけど、それでもついていくと樹さんに言わせてみせろ、とか思ってた(あくまでも、仙水さんと樹さんはワンセットにしておきたいわけだな)。
仙水さんは七つも人格をつくってしまうほど疲れきっていたのに、樹さんは仙水さんを助けようとはしなかった。
どうして、そんな凶悪な樹さんの正体がわからない!
もし、樹さんの本性を知っていて、それでも側にいて欲しかったのなら、樹さんに反抗してみせたうえで、「おれはおまえの思い通りになんか動かない。それでもおれにはおまえが必要だから側にいろ」とか言ってみせなさいよ。
樹さんはいつでも、仙水さんのいい逃げ場所だった。だから、仙水さんは一度、そんな居心地のいい場所から飛び出さなきゃいけない。
いい加減、巣離れしなさい。そうしたら好きになってあげるよ、仙水さん。
私がどうしても仙水さんが好きになれなかった理由がようやくわかった。
仙水さんは逃げてばっかりで、幸せになるための努力をまったくしていない(私の目から見ての話だが……)。
仙水さんは自分を救う努力をしなけりゃいけない。御手洗くんみたいに、自分を救ってくれと叫ぶだけでもいいから、とにかく自分が幸福になるためにはどうすればいいのかを考えなきゃいけない。自分には幸福になる権利があるのだと、主張しなければいけない。
他人事だからそんなことが言えるのだと言われるかもしれないが、私は現在の仙水さんが哀しいと思う前に、情けないと思ってしまう。
仙水さん、お願いだからもっと強くなってよ、もっと大人になってよ。
今のまんまじゃ、みんなが不幸になっちゃうよ。
ああ、話が思いっきりそれましたね(おまけに仙水さんと樹さんのファンにケンカ売るようなこと言ってるぞ)。元に戻しましよう。
とにもかくにも、どこまでも逃げ続ける仙水さんは、罪をなすりつける人物を自分の中につくりあげてしまうという大技で、自分の中にまで逃げ場所をつくったということにならないか?
もうもうもう、なんなのよこいつは。だんだん腹がたってきたぞ(いつになく過激な内容ですみません。幽助への愛と、仙水さんへの怒りの相乗効果であれてるんです、今)。
コエンマさまと“忍”
なにをしてんだ、コエンマさま! あんたの大事な幽助がボロボロにされてんのよ! とか叫んでいたら、本当に登場しました、コエンマさまが。
それにしても驚いたのは、コエンマさまが仙水さんを「忍」と呼んだこと。
そりやあね、幽助のことを「幽助」って呼んでるんだから、仙水さんのことを「忍」って呼んでもおかしくないわよ。
だけど、ず一っと「仙水」って呼んできて、土壇場になると「忍」になるわけ?(それとも、コエンマさまは“忍”という人格に対して呼びかけたのかしらねぇ)
ああ、コエンマさまと仙水さんの関係って、一体……。
ところで“忍”ってどういう性格なんでしょうか?(私が仙水さんだと思っていたのは、どうも“ミノル”のようだけど)
高校時代のあの仙水さんがそのまま大きくなった人格が“忍”だとしたら、ちょっとは期待できるんだけどなぁ。
だけど、樹さんもすごいよねぇ。こんな七重人格男なんてさぞ扱いづらかったろうに……(私だったら絶対につきあいたくないぞ)。