『魔人探偵脳噛ネウロ』 第107話 伝【でんせん】 感想

サイの部下(というよりは多分、手駒)の蛭登場。
サイにウイルス注入されて興奮し、なぜだかマシンを積んだラックを破壊‥‥ああっ、あれは相当高いはずだぞっ、と妙な方向で心配する私。
アイさんが言っていた「主人の買い物」とは、あのマシン類のようね。

サイはある意味、ネウロの意志にとても忠実だなぁ、と思う。
ネウロが欲しがっているものは「極上の謎」。それは弥子ちゃんが提供できないもの。そして、サイには与えられるもの。
サイが欲しがっているものは「自分の正体」。それをネウロが与えられるのかはさだかではないが、サイは望みを持っている(他にアテがないってのもあるだろうけど)。
ネウロはより高みに上りたい。サイはより深みに潜りたい。
魔人と、人間を逸脱してしまった人間は、とても強い共生関係にあるのかもしれない。

一方、なぜだか格好から入りたがる傾向のあるコスプレイヤー・ネウロ。
ステッキに帽子にバスケット‥‥英国スタイルでございますね、魔人様!
魔人様は有毒ガスの中に静養に行きたいようなんだけど、その理由はよくわかるんだけど、なぜに弥子ちゃんを連れ歩きたいのだ?
弥子ちゃんをごまかし役に使わなくても、吾代をおどし役に使えばいいだけじゃないか、と言うのは野暮なのか?(やっぱりネウロ×弥子はよいよね~)
物わかりのいい弥子ちゃんがものたりなくて、やつあたりする魔人様もカワイイ。

ところで、海底で貝を食べなければいけない理由がわからないよ、弥子ちゃん。
地上にあがってから食べようよ。
しかも、弥子ちゃん初の水着姿なのに、色気がない(というか、食い気が強すぎる)。
そして、車の荷台で磔って‥‥通報されないのか?