『週刊少年ジャンプ』2007年20号 感想

月ジャンの廃刊に伴い『クレイモア』が週ジャンに移るらしい(一時的なものらしいが)。
それも、月1回の掲載になるそうだ。
週ジャンで月刊ペース連載というのは、冨樫先生の『レベルE』で前例があるんだけど、ついでに『HUNTER×HUNTER』も月1ペースで連載すればいいのに‥‥。
それで、残りの2週か3週を『D.Gray-man』やってくれれば、星野先生もあまり無理をなさらずに連載が続けられるんじゃないかなぁ。
とりあえず、『クレイモア』の進出で『P2!』が押し出されないことを強く願っている!

『ONE PIECE』
完全に私の頭の中で収拾がつかなくなったので、しばらくスルーして、コミックスでまとめて読もうかと本気で思い始めている。

『家庭教師ヒットマン REBORN!』
キャバッローネファミリーがふんばっているということは、ボスのディーノは健在、ということでOK?
初登場の白蘭はいかにもあぶなそうな感じ。
山本は10年経って妙に色っぽくなってるなぁ、とかワキワキしたんだけど、父親がお亡くなりになった、ということでガ~ン。
父親とツナを同時期に失ったことは、山本にとてつもないダメージを与えたはずだが、それでも10年前のツナと獄寺の前ではしゃんとして、笑顔さえみせている。
抑えられている哀しみや怒りが、あのようなすごみのある表情をつくらせているのかなぁ、と思うとつらい。
雲雀が飼ってる鳥の名は「ヒバード」‥‥このセンスがおもいっきり雲雀っぽくて笑える(雲雀のネーミングだと信じて疑わない私)。
しかし、鳥が10年も生きてるのか? それとも2代目か3代目なのか?

『D.Gray-man』
ラビはなんでブックマンになろうとしているんだろう? と、ふと思う。
「ブックマン」は歴史を中立的に綴るための道具であり、そこに個の意志を主張することはタブーのようなんだが、その点において、ラビはあんまり向いていないような気がする(性格ではなく能力が大事なのか?)。
でも、ラビは自分の意志でブックマンになろうとしているように見えるので、ラビにはブックマンにならなければならない、どんだけの理由があるんだろう? と考えてしまう。
「ブックマン」と「エクソシスト」。
両立させてきた立場も、近々、両立できない状況になりそうな気配濃厚で、ラビはさらに苦労しそう。

『サムライうさぎ』
「オレが二、三日家をあけたところで、志乃が悲しむハズもない」という超ネガティブ、っつーか、自分にまったく自信がない伍助が、志乃目線で読んでると腹立たしく感じる。
しかし、少しづつ布団を離していく伍助のあまりのかわいらしさに、それも吹き飛んでしまった。
布団を少しづつ近づけるってのは見たことあるけど、少しづつ遠ざけちゃうってのは初めてみたような‥‥。
志乃に少しでも近づきたいけど、どうしても嫌われたくて、自分に許される距離というものを必死で測っているんだね。

『P2!』
梟宇があっさり遊部にまるめこまれて部に戻ったのには笑った。
ああいう理屈をつけて動くタイプは、理屈で攻められると弱いよね。