投稿

5月, 2007の投稿を表示しています

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第110話 i【アイ】 感想

今回、弥子ちゃんの出番が柱の登場人物紹介しかなかった。ネウロもサイの回想で1コマしか出ていない。 こういう回は初めてじゃないかな? サブリミナルも「monster-robber X・I」になっているし‥‥。 サイとアイさんの出会いは飛行機の中。 ボケ怪人サイはほんの数分前の自分の顔さえもよくわからない。 ベートーベンを赤い箱にしてなりかわったことがあるですか、サイ(笑)。 なにげにニセ・ドラ○もんとかニセ・キ○ィがでてくるあたり、あいかわらず小ネタをいれずにはいられないらしい松井センセ。 「私自身が誰であろうが同じことです」。 そんなアイさんの言葉に激怒するサイ。 自分自身が誰であるのかを知りたがっているサイにとって、このアイさんの言葉はまさしく暴言だったんだろうな。 自分が何者なのかわからなくって不安定なサイ。 不安定なままどんどん強くなっていって、だけど一番、肝心なことは手に入れられずじまい。 ものすごく自分というものが確かなネウロとは好対照だ。 サイがネウロのことを追いかけているのは、ネウロが魔人だからという理由だけでなく、ネウロのゆるぎなさに憧れと嫉妬を抱いているせいもあるんじゃないかな、と思ったりする。 サイと出会い、アイさんはみずから「アイ」という名を選び取った(「イミナ」って「忌み名」かと思っていたんだけど、「イ・ミナ」と書くとなんかありそうな名前になるんだね)。 「アイ」は「i」。「X・I」の「i」(では、サイは「X」と書くのが正式ということになるのかな?)。 「i」というと、数学の虚数を思い出すんだけど‥‥。 「殺されて消えた見えない存在。あなたのそばの…アイでいい」という台詞がすごくいい。 特に「あなたのそばの」というところが。 そして、アイさんはサイのそばに居座り、サイもアイさんがそばにいることを許している。 サイにとって、アイさんてのは意外と大きな存在なのかな?(ネウロにとっての弥子ちゃんくらい?) ところで、前号の表紙のカエル料理は、アイさんのサイに対するイジメなどでは当然なく、単なるサイのボケだったらしい。 こんなことはきっとしょっちゅうなんだろうが、あきれるだけで決して怒らないアイさん。 なんかもう「愛!!」よね。 「好物はカレー」とか言ってるけど、次の日には「なんで好物のおでんをつくってくれないんだ」とか言い出しかねない。 そして、サ...

『週刊少年ジャンプ』2007年26号 感想

今、テレビを見ていたら今『週刊少年ジャンプ』のバックナンバーをすべて揃えようとしたら120万円ほどかかるらしい。 120万円も大変だけど、それを保存する場所の方が大変だ。 とりあえず私は、『魔人探偵脳噛ネウロ』のコミックスに入ってない分のバックナンバーしか保存していない。 『ONE PIECE』 ルフィの影が魔人のからだに入り、最強モンスターのできあがり‥‥かと思われたが、第一声が「肉~~っ!!!」って、おまけに「サンジ!! メシ~‥‥!! ん? サンジって誰だ??」って続くし。 意識がなくなってもルフィはルフィ。おまけに記憶がなくなっても食事はサンジがつくるものらしい。 ナイスだ!! それにしても、あのサイズでもものすごく大量の肉を食べてたのに、あのサイズになったらどれだけ食べるんだ、と妙な心配をしてしまう。 ゲッコーモリア、ルフィ魔人に食いつぶされて破産、なんてことになりかねないよ。 ナミまで捕まってしまって、自由の身なのはニコ・ロビン、フランキー、ウソップ、チョッパーの4人(3人と1匹?)だけ。このメンバーになると、リーダーはニコ・ロビンになるっぽい。 『銀魂』 銀さんの「腐れ縁!! 切れるもんなら切ってみやがれェェ!!」という台詞が泣ける。 銀さん、せっぱつまって本音がポロポロ。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 コロネロ大人バージョン、かっこいいじゃないか。リボーン大人バージョンも見たいぞ。 アルコバレーノって、ずっと子供なんじゃなくって、ちゃんと大人になってたのに、子供に逆戻りしたってこと? 10年バズーカ系のものがあるとか? ラル・ミルチも見た目通りの年齢じゃないっぽいし‥‥。 設定が次から次へと出てきてこんがらがるばかり。 ところで雲雀はどこ~? 『D.Gray-man』 今より少し幼いリナリーの泣き顔が絶品。 なるほど、ラビはこの姿にやられちゃったのね(気持ちはわかる)。 以前から不思議だったラビがブックマンになった理由は「誰も知らない事実を知りたかったから」らしい。 「エクソシスト」になってしまったことで、純粋な「ブックマン」ではいられなくなってしまったラビの葛藤がつらい。 『サムライうさぎ』 松山、素直に切腹するかと思ったが、道場仲間を斬り殺して逃走‥‥またもや死人が発生。現在のジャンプ連載陣でもっとも死人を大量生産しているのでは?(ムヒ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第109話 遭【であい】 感想

なんかもう掲載順が乱高下して落ち着かないことこのうえないネウロ‥‥。 真っ先にネウロを読もうとしても、なかなかみつからなくて困る。 表紙におもわずひく。 「お行儀が悪いぞ、サイ!」とか言う問題じゃないな、しかし‥‥。 アイさんはいつもこんなにかいがいしくサイの面倒をみているんだなぁ。微笑ましいんだか涙ぐましいんだか。 この料理をアイさんがつくっている姿を想像するとさらにコワい。 「月兄弟」に不意打ちをくらって、おもわず声をあげて笑ってしまった(人前でなくて本当によかった)。 そして、つい松井センセがお喜びになる言葉を発してしまった。 「くだらない~」 絶対、松井センセに洗脳されている‥‥。 魔人様はグルメでいらっしゃるので、天然ものと養殖ものの区別がつくご様子。 でも、気に入らなくても喰べることは喰べる。 食料難だからねぇ(ホロリ)。 アイさんは、元国家工作員で、名はイミナ(忌み名?)。 「飛行機落とし」ってのはすごい通称だ。 飛行機を落とすってことは、何百人単位で人を殺してるってことなんだろうなぁ、と思うと、物騒、の一言では片付けられないものがある。 本を開いたままうたた寝をしているアイさんの穏やかな姿からは、そんなこと想像もつかないけどね。 アイさんが以前、弥子ちゃんに言った「可能性無き絶望ほど恐ろしい事は無いのだから」という言葉を思い出す。 テロリストだった頃(今でも充分にテロリストな気もする)のアイさんはまさしく「可能性無き絶望」に囚われていたんだろう。 抜きん出て優れているが故に見えてしまう自分の限界。そして、人間の限界。 だから、「絶望」以外にやることがなくなってしまった。 そして、そこからアイさんを救い出したのはサイで、だからこそアイさんはあれほどまでにサイに心酔している、ということなんだろう。 サイは人間の限界を飛び越えている。 「空を飛べるわけでもなければ、死なないわけでもない」とアイさんは思っていたが、多分、サイは飛べるよ(魔人様は飛べないそうだが(笑))。 しっかし、この頃のサイは変身のコントロールがきかなかったのか? それともアイさんをからかっただけなのか? 余談だけど、アイさんが座っている椅子は私が欲しかったル・コルビジェの椅子(Chaise Longue)じゃないかと思って調べてみたんだけど、やっぱりそれっぽい。 ますます欲しくなった。‥...

『週刊少年ジャンプ』2007年25号 感想

『P2!』の掲載順がいきなりあがっていてビックリだ。 しばらくは打ち切りの心配をしないでいいのかな? でも、アンケートハガキは出す!(2番だけど‥‥) 『瞳のカトブレパス』 新連載。 とりあえず様子見な感じ。 なぜ、わざわざ「K都」などというハンパなイニシャルトーク(?)をするんだろう(ちゃんと書くか、もじった別の名前にする方がいいと思うんだけど)。 『ONE PIECE』 ルフィ・ゾロ・サンジの化け物3人組の影を取られて絶体絶命なルフィ海賊団。 しかし、ブルックがかなり強力な戦力になりそうな気配。 あいかわらずフランキーは涙もろいなぁ‥‥(それも「仲間」という言葉に弱いとみた)。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 京子ちゃんとハルちゃんまで巻き込んでしまった現状に、パニクってるツナ。 シビアすぎる現実にも対応しきれていなかったのに、無関係の女の子たちにまで危険が及んでいるなんて、ツナの性格上、いてもたってもいられないのは当然。 しかし、獄寺と山本は意外に冷静だね。 獄寺はツナを守れる場所にいられるのならそれでいいんだろうな、きっと。 山本は基本的にポジティブ思考な男だから、自分にできることがあるのなら、とりあえずそれをやったろうじゃん、という考えのように思える。 ここでチェルベッロが出てきたのにはちょっと驚いた。 入江くんも結構カワイイなぁ。 白蘭に心酔して従っているという雰囲気でもないし、どういう理由で何をやっているのかが気になるところ。 猿兄弟は、ツナと獄寺に負けた事実を隠して、兄弟ゲンカでごまかしたらしい。この虚偽報告がツナたちの助けになるんだろう。 『サムライうさぎ』 武家の娘としてはだいぶ規格違いな志乃。 そこがどうしようもなくいらつく松山と、そこを愛しく思う伍助。 カンペキにわかりあえないふたりだよなぁ。 志乃を泣かせたくないと言って、ものすごい顔で泣く伍助が超ラブリー。 おまけに、めっちゃ強くてビックリだ。 『P2!』 乙女ちゃんがスクール水着だ。萌え‥‥なのか? でも、6月じゃ、水が冷たくて入ってらんないんじゃないかと思う。 それに、プールにつけられちゃったら卓球台が傷むんじゃないかと心配。 山雀は「袖の下」を知らない。バカなんじゃないよ、クリーンなんだよ(そういうことにしておこう)。 ところで乙女ちゃん、「あんたの彼氏」発言を無言でスルーと...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第108話 村【むら】 感想

おひさしぶりのネウロは掲載順が高くてビックリ。 ついつい、後ろの方から探してしまうので、なかなかたどりつかなかった。 打ち切りにおびえるよりはずっとマシだけどね。 毒ガスに身を包み、ご満悦の魔人様。 おいしい空気をおもいっきり吸い込むことができるって幸せなことよね。 しかし、木にくくりつけられ、呼吸もままならない弥子ちゃんが哀れ‥‥。 ネウロもさすがにギリギリのところになれば助けるんだろうが、そのギリギリが、ホントのギリギリだからなぁ。 しかし、魔人様はリラックスタイムを早々に切り上げて『謎』を求める。 そんなにたいしたことのない『謎』ならば見逃して、今しかできない深呼吸をする方が大事な気がするんだが、いつでも『謎』が最優先事項なのだった。 弥子ちゃんだって、食事よりは呼吸をとると思うよ(死んだら食事もできないからね)。 その食欲魔人の弥子ちゃんは、食い物をお供えしないと人間を喰いだすらしい。 どういうウワサだ‥‥って、都市伝説の発信源はもしかして、九尾の狐娘の後ろに立っている魔人様? でも、弥子ちゃん、絶対にあのお供え物ちゃんと食べたよね。 寄り合い所に泊まらせてもらうことになった弥子ちゃん。 なんと、魔人様が横で眠ってる。 うぉ~っ、なんで同じ部屋? しかも、魔人様の寝姿をやさしい目で見ているし‥‥これはもう公認と解釈していいんですか? 松井センセ! ところで魔人様は、もう天井に張り付いて寝るのはよしたのか? それとも、人目を気にしてるだけか? しかし、「筋金入りの食欲」って‥‥弥子ちゃん、人のことは言えないと思う。 一方、警視庁では、笛吹さんと筑紫さんの元を外国の捜査員が訪れていた。 この新キャラ、英語は訛りまくっているが、日本語はかなりちゃんとしている(多分、石垣よりもちゃんとしている)。 笑うとちょっとカワイイよね。 そして、そのアンドリューが持ってきたのは、ショートヘアでだいぶ印象違うけどアイさんの写真。 アイさんて国際手配犯だったのね‥‥何やらかしたの、この人。 蛭の暗躍、新刑事キャラの投入、アイさんの素性と気になることてんこ盛りで待て次号!

『週刊少年ジャンプ』2007年24号 感想

ひさしぶりの『ジャンプ』。 2週間、間が空くだけでなんともものたりない気持ちになる。 ああ、「ジャンプが読める幸せっ!」(モモカン風に読んでください)。 『BLEACH』 ついに織姫が「化物」認定されてしまった。 でも、ある意味、すべての摂理を無視した能力だよねぇ、これは。 藍染様が具体的に織姫に何をやらせようとしているのかが今のところ不明なんだけど、なんらかのたくらみは絶対にあると思っている(レアカード集めが趣味なだけだったりして‥‥)。 『ONE PIECE』 フランキーとニコ・ロビンがますますいい漫才コンビになってきて、どうしよう(笑)。 サンジは手配書にはなかったことにされている。やっぱりあの絵じゃ、本人を目の前にしても、照合不能らしい。 ナミがルフィ、ゾロ、サンジを「怪物3人組」と呼んでいて笑った。 やっぱりこの3人、人間じゃないんだ。 3人の怪物と、1体のサイボーグと、1匹のトナカイと、3人の人間でできている海賊団に、1体のガイコツを加えようとしているんだ‥‥って考えると、ものすごくおそろしい集団のようにも思える。 ところで、最後のページでガクンとなったルフィが、今までで一番、色っぽく見えたのは私だけ? 『サムライうさぎ』 金策にはしっていたはずなのに、なぜかソバを打っている伍助に笑う。 相変わらず、てんぱるとわけわからないことをするな、伍助。 摂津殿はその点、冷静だ。頭もいいし、そっけないけどやさしいし、女にもてるし、何よりも妹想いな素敵な兄ちゃんだ。 そんなクールな攝津殿も、志乃に一人前の夫として認めてもらうために、伍助が道場をつくったという話しをきいて、きっと見えないところで号泣することだろう。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 リングの力を体得しだしたツナと獄寺。 なんかもうどんどん派手になってくね、しかし。 『D.Gray-man』 「時の破壊者」と予言されたアレンは「千年公を倒す者」ではないか? というのが前に出てきてたけど、いよいよ、アレンこそが千年公と対峙する者、ということで決定のもよう。 では、アレンの新しい能力が「神ノ道化」なのは、千年公がピエロのような姿をしていることに、対応しているということなのか? 「神ノ道化」と「アクマの道化」‥‥そう考えるとちょっとおもしろい設定だなぁ。 『P2!』 素手で木を倒す蒔絵コーチ‥‥すごすぎ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 HAL編を振り返ってみる

11巻が出て、コミックスでもHAL編が完結したところで、ちゃんと通して読み直してみたら、意外といろんなことを見落としていたんだなぁ、ということに気づきました。 そんなわけで、備忘録的に、HAL編についてちょっと書いてみようと思ったわけです。 なんだかおそろしく長文になってしまいましたが、おヒマでしたらおつきあいくださいませ。 /*=*=*=*=* 1.春川登場 *=*=*=*=*/ 春川の登場は第31話『旅【ゆめきぶん】』(ライス編の初回)。 ネウロと弥子が温泉地に向かう電車に、旅行中の春川も乗り合わせていた、という設定。 ノートパソコンを見ながら、 「今すぐにでも実証を始めたいぐらいだ…。私の偉大なる研究の成果を…!!」 とつぶやいている。 後に第61話『脳【のう】』でHALが 「あの直後に私は君から生まれたんだから」 と言っているので、春川はこの時点でHALの設計を完了させていたことになる。 第33話『慰【なぐさめ】』で、春川は 「自殺か…まぁ…仕方がないんじゃないか? 彼女は…死(ゼロ)に負けたんだ」 と言い、 「1と0の狭間に…私の求める世界がある」 とも言っている。 「0=死」そして「1と0の狭間」という、HAL編の重要なキーワードは、ここですでに提示されていたわけだ。 このライス編とHAL編の間に、早川兄弟編、噛み切り美容師編、絵石屋編、弥子試験編がはさまるわけだから、誰が覚えてるんだ!! と言いたくなるぐらい前から、HAL編の布石が打たれていたことになる。 そして、第35話『格【ランク】』で、 「君達はこの春川英輔の名前と顔を見るかもしれん。偉大な研究を成就させた男として」 という言葉を残して、春川は弥子と別れる(これが今生の別れというやつだった)。 この台詞は後に、自分の研究を公にして周囲の助力をあおぐつもりだった、という春川本来の希望を示し、この時に渡された名刺が、ネウロとHALを早い段階でつなぎあわせることになる。 う~ん、用意周到。 /*=*=*=*=* 2.HAL登場、春川退場 *=*=*=*=*/ 第60話『試【テスト】』の表紙で春川は再登場(半年のブランクだったよ)。 第61話『脳【のう】』でHALが初登場。 第62話『熱【ねつ】』で電子ドラッグの犠牲者が初登場。 この3分話は個人的に弥子試験編と呼んでいるんだけど、弥子は試験で苦しみ、ネ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 11巻 感想

『魔人探偵脳噛ネウロ』もついに11巻!! なんか、11巻ともなると、ちょっと中堅どころに入ってきた? って感じ。 サブタイトルは「忘却と再生」。 HAL編のキーワードだね。 「表紙は意外なキャラ!?」と『ジャンプ』の柱に書いてあったので、「次は誰だろ~。早坂兄弟とかいいなぁ」と、思っていたら、なんとビックリ、ネウロ一人だよ。 「11巻になって一回りした、ということで1巻と同じネウロ単独にしたのかな?」と思いながら、家に帰ってさっそくコミックスを開いたら、さかさまだった‥‥し~ん‥‥。 表紙イラストが正位置になってるよ。 全然、気がつかなかったよ。 本当にごく自然にさかさまに開いちゃったよ。 洗脳されすぎちゃってるよ。 人間、見ているようで見ていない‥‥反省。 カバー裏コメントの写真はいつも何かの動物の眼だったんだけど、今回は人間の鼻。 これもひとめぐりで新シリーズに突入? 「くだらねー!!」と心から苦笑するシーンなんて、いくらでも提供していただいてますよ、松井センセ。 これからも、よろしくお願いします!! 中表紙は10巻に引き続いて、首吊り弥子ちゃんだった。 10番台の間はずっと首を吊ったまんまなんだろうか‥‥。 いやいや、次の巻は吾代かも、と思ったところで、はたと思いついて既巻を確認したら、1~9巻の中表紙はネウロ単独、10巻でネウロ&弥子ちゃんになってるから、10番台はずっと弥子ちゃんかもしれない。 さて、ネウロのコミックスを買ったら、まず最初に確認しなければいけないこと。 それは、あかねちゃんのプロフィール!! そろそろボキャブラリーも尽きるんじゃないかと思っていたんだが「空前絶後の美少女」と来たか‥‥。 松井センセ、生前のあかねちゃんの顔を描く気ないよね。 11巻に入っているのは、HAL編のラストと、トロイ編全部と、借金返済編のオープニング。 弥子ちゃんの涙のページをめくったところに、あんなイラストを挿し入れるなんて、松井センセ、読者を泣かす気満々だと思った。 うぉ~ん。 ところで、第94話のラストのコマ、大塚が家具にはまっているシーンは、『ジャンプ』の印刷がつぶれてて、どんな絵かよくわからなかったんだけど、コミックスになって見直してみると、かなりとんでもない絵だった。 これは倫理コードにひっかからないのか? それとも、ひっかかるから、わざと印刷でつぶれるよ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 ドラマCD2 感想

カバーイラストで吊られている弥子ちゃん‥‥これはいろいろとマズいんじゃないんだろうか? コミックスの表紙でだってまだやってないよ(中身はアレだけど)。 でも、ドラマの中では、弥子ちゃんは吊られていない。 うん。 あれはやっぱり松井センセの絵でやってもらわないと(もう相当、私の感覚がズレてきていて、こっちの方がいろいろとマズい)。 予約特典は「犯人さん!! ビフォーアフターシール」。 ビフォーモードのシールの下にアフターモードのシールが隠されているわけなんだが、全部、はがしてしまうとシールがバラバラになりそうでこわいので、おそるおそるチラッとめくってみる‥‥う~ん‥‥もしかして、もう1枚買えということなのか? 肝心のドラマの方は、やたらと吾代の出番が多かった。 ネウロがほとんど動いていない~。 それでも、おいしいところはネウロが総取り‥‥。 ストーリーの細かいところはあえてツッコむまい。 前回と変わらずネウロ×弥子プッシュ(と私には思える)なので、それだけでうれしい。 とりあえず、ネウログッズのひとつとして、結構、楽しめたので満足。 声優さんは、男性陣はかなり満足、女性陣はちょっと違和感、といったところ。 前回も思ったけど、弥子ちゃんの声がちょっと高い感じがする。 ネウロの子安さんはかなりgood!! さすがにカッコイイよ。かっこよすぎるくらいかっこいいのが魔人様だよ。そして、助手声との使い分け方もいいよ。 笹塚さんのローテンションぶりもお気にいり。 女性陣の中では、アヤさんところの女性看守さんがかなりいい感じ。 アヤさんは多分、どんな声優さんが演じられても納得しないような気がするので(声が命な人だからね)、これはもうノーカウントということで‥‥。 さて、本編よりもこっちの方が楽しいボーナストラック。 またもや登場の至郎田シェフ。 今回はなんとミュージカルバージョン‥‥って‥‥なにゆえミュージカル? そして、サイとアイさんもご登場。 こちらのカップル(?)もほのぼのな感じでうれしかった。 そして、オチは前回と同じだった‥‥これを定番化するつもりだろうか?(第3弾があればね!)