『週刊少年ジャンプ』2007年24号 感想

ひさしぶりの『ジャンプ』。
2週間、間が空くだけでなんともものたりない気持ちになる。
ああ、「ジャンプが読める幸せっ!」(モモカン風に読んでください)。

『BLEACH』
ついに織姫が「化物」認定されてしまった。
でも、ある意味、すべての摂理を無視した能力だよねぇ、これは。
藍染様が具体的に織姫に何をやらせようとしているのかが今のところ不明なんだけど、なんらかのたくらみは絶対にあると思っている(レアカード集めが趣味なだけだったりして‥‥)。

『ONE PIECE』
フランキーとニコ・ロビンがますますいい漫才コンビになってきて、どうしよう(笑)。
サンジは手配書にはなかったことにされている。やっぱりあの絵じゃ、本人を目の前にしても、照合不能らしい。
ナミがルフィ、ゾロ、サンジを「怪物3人組」と呼んでいて笑った。
やっぱりこの3人、人間じゃないんだ。
3人の怪物と、1体のサイボーグと、1匹のトナカイと、3人の人間でできている海賊団に、1体のガイコツを加えようとしているんだ‥‥って考えると、ものすごくおそろしい集団のようにも思える。
ところで、最後のページでガクンとなったルフィが、今までで一番、色っぽく見えたのは私だけ?

『サムライうさぎ』
金策にはしっていたはずなのに、なぜかソバを打っている伍助に笑う。
相変わらず、てんぱるとわけわからないことをするな、伍助。
摂津殿はその点、冷静だ。頭もいいし、そっけないけどやさしいし、女にもてるし、何よりも妹想いな素敵な兄ちゃんだ。
そんなクールな攝津殿も、志乃に一人前の夫として認めてもらうために、伍助が道場をつくったという話しをきいて、きっと見えないところで号泣することだろう。

『家庭教師ヒットマン REBORN!』
リングの力を体得しだしたツナと獄寺。
なんかもうどんどん派手になってくね、しかし。

『D.Gray-man』
「時の破壊者」と予言されたアレンは「千年公を倒す者」ではないか? というのが前に出てきてたけど、いよいよ、アレンこそが千年公と対峙する者、ということで決定のもよう。
では、アレンの新しい能力が「神ノ道化」なのは、千年公がピエロのような姿をしていることに、対応しているということなのか?
「神ノ道化」と「アクマの道化」‥‥そう考えるとちょっとおもしろい設定だなぁ。

『P2!』
素手で木を倒す蒔絵コーチ‥‥すごすぎるよ、サバンナの風。
岩熊の件が後悔になって、子供たちに無理をさせることに及び腰な蒔絵さんを動かしたのは、やはりヒロムの天然パワー。
「岩熊のようになりたいのか」という言葉は当然、「岩熊のようにからだを壊すぞ」という意味だろうに、それに対して「なりたいです。強くなりたいです。岩熊さんみたいに」と応えてしまうヒロム。
川末あたりがこの言葉を吐いたら、「イヤミか」と思うだろうが、これをヒロムが言うと「真剣なんだな~」と思えてしまうマジック。
それにしても最近、川末がいいとこないよ~。