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『魔人探偵脳噛ネウロ』第150話 掘【ほる】 感想

「あの方のためのこの顔を…オマエは醜くキズつけた」とかテラは言ってるけど、テラがどんな顔になろうが、「シックス」にとってはどーでもいいことなんじゃないかな、という気がする。 顔をキズつけられたんならそれは本人の弱さが悪いんだろ、ということになると思うんだけどな。 だいたい、「シックス」にとっては、顔はいくらでも取り替えのきくもんだからね、おそろしいことに。 反撃に出た魔人様。 しかし本人いわく「もう能力ひとつ出す魔力も残っていない」状態だそうだ。 ミサイル(?)を舐める様子がなんとも色っぽい、っつーか、ぶっちゃけエロい(笑)。 前髪まとめてた髪飾りがなくなったもんで、前髪がバラバラ落ちてるのが、さらにおステキさを増してるよね。 魔人様の髪飾りは束ねると魔力が回復するけど、噛んでしまったらそれでおしまい。 やっぱり、ついに蓄えに手を出してしまった、ということだったらしい。 そういえば、今週の魔人様はお顔がキレイになっている。 顔の修復にはどれくらい魔力がいるんだろうか。 魔人様をギリギリのところまで追い詰めたテラは、イビルツリーとマンションの下敷きになって負けた。 植えられた人たち(←この表現で正しいのか?)に話しかける魔人様。 どうやら魔人様は、テラを人間の手に委ねるつもりらしい。 DRの時はとことんいじめたのに、もはやそんな力さえも残っていないということだったりするのかな。 魔人様のことを陰でみつめる笹塚さん。 そりゃあ、あれだけ大騒ぎしてれば、警察は駆けつけるだろうけど、よりにもよって笹塚さん。 元々、魔人様を不審に思っていたっぽい笹塚さんだけど、ここからどんな行動にでるんだろう。 笹塚さん、魔人様の奴隷3号になったりして(見たいような、見たくないような)。 いつもに比べるとかなり時間がかかったテラ戦。 これは、魔人様の弱体化を強調した、とみるべきか、単に松井センセがテラを気に入ってたのか。 「我が輩はしばらく休む必要がある!!」と宣言した魔人様。 テラをきっかけに警察も動き出すことができるから、笛吹さんたちの出番がまわってくる。 そして、魔人様が元々、戦力として考えていたっぽい笹塚さんが、本格的に魔人様の手駒として使われる展開になるんだろう。 魔人様に守られるばかりだった人間たちが、いよいよ自分たちの身を自分で守らなければならない場面になった。 弥子ちゃんはき...

『週刊少年ジャンプ』2008年17号 感想

つながってるはずの背表紙の絵がつながってないんでどーゆーことかと思ってたんだけど、やっぱり間違ってたらしい。 いや、ずいぶんとハデな間違いするもんだな。 『ダブルアーツ』 (第1話 “運命の人”) 古味直志先生の初連載! 今まで載った読みきりはどれもおもしろかったんで、わりと期待していた。 男の子と女の子の物語は、たいがい手をつなぐまでが長いのに、最初っから手をつないでてしかも離せない、という設定はおもしろいかも。 手錠でつながれる、とかいうパターンはよくあるけど(月とLとか(笑))、「つながれてる」じゃなくて「つないでいる」ってのがポイント高い。 なにげにキリがかわいいし(笑)。 やっぱり新人にしてはいろいろとうますぎるよなあ、この人。 『ONE PIECE』 (第493話 “知ってる”) ルフィはいつまで経っても、自分が泳げない、ということを覚えられないおバカさんだと思っていたら、ルフィ以上にカナヅチキャリアが長いはずのブルックもやっぱり覚えていられない人だったらしい。 ちゃんと覚えているのはニコ・ロビンだけかも(笑)。 こんな能力者ばっかりそろってちゃ、他の連中も苦労させられるよな。 でも、海の中は泳げないけど、海の上は歩けるブルック……う~ん……これはどういうトリック? 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的186 VS.バイシャオ) 「ムクロウ」やら「ヒバード」やら「漢我流」やら、ボンゴレの守護者たちのネーミングセンスはそろいもそろっておかしくないか? しかも、それを「ノーマルなネーミング」と思う獄寺ってどうよ(笑)。 とりあえず、10年経ってさらに頼もしくなったお兄ちゃんの戦いっぷりが楽しみだ。 『ぬらりひょんの孫』 (第三幕 「リクオ、義兄弟に怒られる」) 病弱キャラの鴆が登場。 先週は登場しなかったリクオ様(ややこしいので、昼のリクオを「リクオ君」、夜のリクオを「リクオ様」と呼ぶことにした)も再登場。 それにしても、リクオ様とリクオ君の落差がすごすぎない? リクオ様はなんかやたらと好戦的だし、三代目を継ぎたがるし、服まで変わっちゃうし(←リクオ様は着物が似合うから、まぁいっか)、これはもう、完全な別人として扱え、ということなのかな? リクオ様はやっぱり妙に色っぽい。 私的に激好みなもんでテンションあがる~。 いつもこれだと疲れるので、リクオ君で...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第149話 捨【すてる】 感想

テラから人間たちを守るためにイビルツリーを2本も出した魔人様。 さすがにお疲れのご様子。 たかだか1000人くらい切り捨てればいい、すべての人間の数を考えれば微々たるものだ、という理屈は、ちょっと形をかえれば結構、よく聞く話。 でも、たかだか1000人でも、魔人様にとってそれは全部、「謎」の供給源。 その1000人が「謎」を生み出す確率はかなり低い。それでも、そんな小さな可能性を、魔人様は切り捨てることができない。 魔人様が追い求める「究極の謎」を生み出す可能性を、人間の誰もが持っているから。 いろいろとアレなとこ(笑)があっても、魔人様がジャンプヒーローとして成立するのは、「人間を守る」ということにどんな人間よりも真摯だからなんじゃないかと思う。 不動産ビジネスで大もうけしていた昔のテラ。 確かに、テラの能力は合法的に金儲けするには便利そうね。 そんなテラの前に現れた「シックス」は、人間を捨てろ、と言った。 「シックス」がつくった人間の顔の皮でつくった「箱」。 サイの「赤い箱」よりも怖いと思うのは、それだけの大きさの箱をつくるのに必要な人間の数が桁違いだから。 「赤い箱」はひとつにつき一人だけど、この顔の「箱」は数百人単位で必要そうだよ。 「箱」という言葉に反応する魔人様。 当然、「箱」から連想される言葉は「サイ」。 サイの「赤い箱」はアイさんの考案とかいう話があったから、「シックス」の影響はないと思うんだけど。 これが魔人様がサイ救出を考えるきっかけになってくれるとうれしいんだけどな。 「「シックス」のためなら…ボクは全てを犠牲(すて)られる」と言ったテラに、突然、襲い掛かった魔人様。 どうやら一方的にやられていたのはイビルツリーの根でつくった人形だったらしい。 イビルツリーはそんな使い方もできんのかい。 先週のラストの方で、ひびわれてた魔人様のお顔が、次のページでは元通りになってたんで、がんばって顔を作り直したのかと思ってたんだけど、そうか、この時点ですでにダミーになってたのか。 というわけで、ホンモノの魔人様のお顔はひび割れたままだった(泣)。 「シックス」のためにすべてを捨てられる、と言ったわりに、実は「顔」だけは捨てられなかったらしいテラ。 「顔」だけあればいい、とこれまで散々言ってたけど、それは裏返せば、「顔」だけはなくせない、ということなんだね。 今...

『週刊少年ジャンプ』2008年16号 感想

『ONE PIECE』 (第492話 “鉄仮面のデュバル”) 久しぶりに登場のハチ。 ナミにとっては二度と顔を見たくないくらいの相手。 それでも、約束だから、とハチを助けたナミ。 なんだかんだで、「約束」を守るのは麦わら海賊団のキホンだもんね。 『サムライうさぎ』 (第五十一羽 親子とどじょう) 穂波は何に殉じて生きているんだろう、と思っていたんだが、彼は父親に殉じているらしい。 根本的なとこが伍助に近いっぽい穂波の父親。穂波はそんな父親を尊敬している。 だから、伍助の言動のひとつひとつを、ものすごくうれしい気持ちでみつめていたんだろうなあ。 いつもニコニコしてる印象のある穂波を、元々、こういう愛想のいいタイプなんだと思ってたんだけど、実はホントに楽しいからいつも笑ってたのかもしれない。 『BLEACH』 (BLEACH314.Night Side of Abduction) 虚圏編はもしかして打ち切られたのか? 十刃も織姫ちゃんも単なるエサ? あいかわらず藍染様のやることはえげつないっつーかなんつーか。 それでも、織姫ちゃんはこれから何かのキーになるような気がするんだけどね。 しかし、山本総隊長もそんなにバカではなかったらしい(失礼)。 見開きで豪華にお久しぶりの面々が。 このはったりが『BLEACH』の真骨頂だと思う。 これから隊長たちが6対3でガチンコ勝負? そういえば、ヴァイザードはどこへ行った? それにしても、久しぶりに見たよ、砕蜂。会いたかった~。 『アイシールド21』 (273rd down AND THE WINNER IS…) 連載当初からのこのマンガの最終目標に到達できることが決定。 目標地点にたどりつけてよかった(と『MUDDY』を見てしみじみと思う)。 でも、ここからがホントに大変なんだろうなあ。 クリスマスボウルに参加するにあたって、多分、絶対的に必要なファクタだったはずの栗田の開眼。 これで、ヒル魔的は手に入れられる限りの力はすべて手に入れたことになるのか? だけど、ヒル魔自身がボロボロだしなあ。 今までまったく姿を見せなかった帝黒学園の影がチラッと見えた今回。 ホンモノの「アイシールド21」ってのはどんな人なんだろうね。 『D.Gray-man』 (第152夜 そして約束のコトバを交わしましょう) コムイの料理は異臭がするらしい(笑)。...

『ジャンプSQ.』2008年04月号 感想

なんだかんだでまだ買い続けている『ジャンプSQ.』。 もはや、止め時を見失ってる感じ(苦笑)。 次号は鳥山明×桂正和というあり得ない組み合わせの読み切りが載るらしいので、また買うことになるだろう。 それにしても、太田垣康男先生の『MOONLIGHT MILE』を絶賛した記事を載せて、作者へのインタビューまでやっちゃってることにビックリした。 小学館のマンガをここまで宣伝するとは、勇気があるんだか余裕があるんだか(笑)。 ちなみに、『MOONLIGHT MILE』はめっちゃおもしろいのでおススメです!(クールなロストマンの意外なガキっぽさがよい) 『屍鬼』 (結城夏野編 第惨話) ホンキで怖くなってきた。 なんなんだろう、この怖さは。 これは、原作の怖さではなく(原作は原作で怖い)、藤崎竜先生の怖さだと感じる。 『テガミバチ』 (第十五話 こころの記憶、三つ) 鎧虫との闘いにザジが参戦。 「テガミ」の配達よりも鎧虫退治の方に熱心、とも言われるザジなだけに、かなり頼りになる。 戦いの中で展開されるアン、ザジ、ハントの3人の「ココロの記憶」。 それは、それぞれの家族の記憶だった。 やさしかった父親を思い出すアン。 鎧虫に「ココロ」を喰われ意識を取り戻さない両親を、泣くこともせずただみつめ続けるザジ。 愛するサラのためにみずからの腕を切り落とし、獣の腕を移植して、見世物としての人生を選んだハント。 みんな、愛しい家族の懐かしい記憶なんだよね。 それにしても、少女時代のサラがめっちゃかわいいなあ。 幼い頃から貧乏に振り回され続けてきたハントとサラ。 なんか、サラがあんなにお金に固執する理由がわかった気がする……。 アンとザジの家族は、すでに失われてしまっている。 けれど、ハントとサラの夫婦はまだ共にあり続けることができる。 気の強さがこうじてかたくなすぎるサラ。ハントは根性据えて説得して欲しいもんだ。 『TISTA』 (CHAPTER5:緋い警告) 逆方向にふっ切れちゃって「お勤め」に励むティスタ。 そのために硝煙の匂いが染み付いちゃって、シャワーでも流せないほど。 「聖戦」を信じる人々によって、追い立てられ、自分に人殺しという傷をつけることでしか生きることを実感できないティスタ。 そんなティスタの姿を映したかのような、リストカットを続ける少女。 「誰よりも生きるのに必死」だ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第148話 征【せいふく】 感想

魔人様、形勢逆転と思いきや、テラ、あっさりと形勢回復……。 サイの強化細胞を全身に埋め込んでるらしい。 とゆーことは、おばあさんにでも犬にでも変身できるということ? あれはまた別の機能? できるとしても、テラの自分の顔への固執っぷりからして、やらないかもしれない。 力を見せつける→ボケたことをする→セルフツッコミをする。 とゆーのが、テラの行動パターンらしい。 それもこれも魔人様がツッコんでくれないからだね。弥子ちゃんがいたらツッコミまくってたかもしれない。 まあ、魔人様にボケにツッコンでやる義理はないし、その余裕もない? テラを無表情で凝視するお顔は美人なんだけど、なんかちょっと不安になってくる。 それにしても、「人間畑」がホンキで怖い。 これはホントに載せても大丈夫なのか? よい子はマネしないでください、ってレベルじゃないんだが……。 「征服」=「埋める」こと。 人の命も文化も、テラの価値感で「醜い」ものは、埋められて、隠されて、何もなかったことにされる。 テラにとってはそれは思い上がりでもなんでもなく、ただあたりまえのことをやろうとしているだけのように見える。 そこがホントに怖い。 イビルツリーを再び召還せざるを得なかった魔人様。 これは厳しすぎるっ。 息がこんなにあがってる魔人様は初めてかも。 魔人様とテラの一戦を遠くから監視している葛西。 なんかこの人、解説役が板についてきたな(苦笑)。 まだ2人目なのにこの状況。あと3人どうすんの。 てゆーか、「シックス」もいれると4人だね。サイも入れると5人だ。 魔人様が魔界に里帰りしない限り、根本的な回復は不可能なように思えるんだけど。 魔人様にとって頼りになりそうな駒は本城博士と警視庁組。 やっぱりサイを味方につけたいところだよなあ。 そして、この件に関しては今のところひとつも役に立ってない弥子ちゃん(魔人様のストレス解消には役立ってるようだけど!)が、これからどのような役を振り分けられるのか。 松井センセのことだからきちんと片をつけてくださるだろう、という安心感はあるけれど、なんかもう落ち着いて読んでられない……。

『週刊少年ジャンプ』2008年15号 感想

『ぬらりひょんの孫』 (第1幕 魑魅魍魎の主となる) 新連載。 読みきりの時も思ったけど、ぬらりひょん化しているリクオが色っぽい~、と表紙を見て思う。 作中でもぬらりひょん化してるけど、まだ幼すぎてイマイチ。 やっぱり小学生は幼さの方が先立って萌えない……って、中学生でも十分に幼いんだけど(苦笑)。 とりあえず、私的に一番のツボは、やたら過保護な妖怪さんたちだろうか。 『ONE PIECE』 (第491話 “トビウオライダーズ”) ココロさんを無視する、麦わら海賊団の男連中。ホントに失礼だ。 ココロさんが人魚だと知ったシチュエーションのインパクトが強すぎたのは認めるけど。 麦わらの一味に憎しみを抱いているらしい「トビウオライダーズ」。 魚人族の知り合いというと、ナミの故郷にいた連中しか思い当たらないんだが……。 『BLEACH』 (BLEACH313.TO CLOSE YOUR WORLD) 剣八とノイトラの戦いが終わって、ちょっとのどかな感じになったかと思ったら、間髪いれずに織姫ちゃんがまたさらわれてしまった。 さらわれた先にいたのは藍染様。 あいかわらずしらじらしくもエロい男(笑)。 しばらく虚圏をさまようのかと思っていたら、一挙に空座町に話が戻るらしい。 剣八が一護を追い返す口実が、あっという間に潰れちゃったよ(←当然、狙ってるんだろうが)。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的184 飛翔) 無線機は突入隊のメンバーだけが持ってるもんだと思い込んでたんだが、そうか、リボーンとつながっててもおかしくないのか。 だけど映像情報まではつながってないはずなので、音声だけでツナの状況や考えていることを読んで、アドバイスを与えるリボーンてのは、相当、ツナのことを読みきってるよなあ、と思う。 『銀魂』 (第二百三訓 文字でしか伝わらないものがある) 実は土方が禁煙で苦しむ話を期待してた。 そうか、スルーされたのか。 新八を美化させると、メガネ総悟になるらしい。 てゆーか、最後のコマのめがね美人さんの方が総悟に似てる、とかいうのは禁句なのか? 『D.Gray-man』 (第151夜 だいきらいな かみさまへ) レベル4によってコムイたちが乗るエレベータが墜落。 コムイはなんとか助かってるけど、ファインダーは粉々だし、神田もボロボロ。 でもものすごいスピードで修復して...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第147話 槌【ハンマー】 感想

連載3周年記念巻頭カラー! なのにまたもや表紙じゃないって、ちょっとビミョ~(苦笑)。 それで、表紙が『HUNTER×HUNTER』なもんで、さらにビミョ~。 表紙はお内裏様の魔人様とお雛様の弥子ちゃん。三人官女の顔が「3」ってそのまんま(笑)。 弥子ちゃんのおすべらかしにあかねちゃんがまぎれこんでるあたりポイント高い。 見開きで人気投票募集用のキャラクター一覧(キャラなのかよくわからんのもいるけど)。 あいかわらずとんでもないことになってる。 このマンガに限っては、発表よりも募集のページの方が断然、楽しいよね。 七光の親1~7とか、どーなのこれは。おれは3が好きなんだよね、とか言う人がいるのかっ? ちなみに私は、のど元に「の親」とひっそり書いてある2番が好きなんだよね。 吾代の車は「ミゼラブル号」というらしい初めて知った(あれ? どっかに書いてあった?)。 ところで、現在の私のイチオシは114番の「ネウ子」さん。そうか、そんな名前だったのか。 とりあえず、「ネウ子」さんに一票、入れておこう。票が集まったらまた出てきてくれるんじゃないか、という期待を込めて(笑)。 松井センセ念願のゲームの広告が載っていた。 ハードを持ってないんで、ゲームは買う気なかったんだけど、予約特典の『ドS炸裂! ネウロサディスティックボイスCD ~愛すべき脇役たち編~』というものすごいタイトルのCDに心が揺れる(爆)。 なんかもう、どんどこ間違った方向に進んでいくよなあ、私(このマンガを好きになってる時点ですでに間違っているのか?)。 さて、本編。 本城博士は二三男さんというらしい。刹那さんと同じで数字がらみな名前なのね。きっと誕生日は2月3日なんだ(←決め付けてみる)。 魔人様とテラのことが心配で、本城博士にちょっと相談してみる弥子ちゃん。 本城博士は計算能力は高いけど、「バカ」ではないのでテラの発想にたどりつけないらしい。 一方、魔人様はテラの答えに行きついた。 魔人様は「バカ」ではないけど、「新しい血族」が「バカ」であることを知ってるので、この考えにたどりつけたんだと思う。 高層ビルを巨大なハンマーとして、隣で建設中のビルの基礎工事の杭を地中に穿つ。 それがテラの策略。 杭は活断層を刺激し、岩盤を割り、一帯を海に沈めるほどの威力を持っている。 もし成功したら、DRのテロ以上の大惨事を招...

『週刊少年ジャンプ』2008年14号 感想

来週から『ぬらりひょんの孫』、『バリハケン』、『ダブルアーツ』と新連載が3本始まるらしい。 『ぬらりひょんの孫』は読みきりがおもしろかったし、古味直志先生もかなり楽しみなんだけど、そのあおりをくらって『MUDDY』が終わってしまわないかがひたすら心配。 こうやって、打ち切りにおびえるマンガがある一方で、自由(?)に出たり入ったりするマンガもある(苦笑)。 シビアな世界だよなぁ、と感慨にふけったりして。 『ONE PIECE』 (第490話 再び辿りつく) ルフィはエース探しにはいかないらしい。 エースは弱いところを見せるのが嫌いだから、という理由らしいが、ルフィも弱ってるエースは見たくないんだったりして。 エースもいざと言う時に助けてもらうために、ビブルカードを渡したんじゃないだろうね。 エースは白ひげ海賊団が総力をあげて助けてくれるだろう(期待してるから!)。 世界の海を二分するレッドラインに到着したサウザンド・サニー号。 ルフィはすでに世界を半周以上してるんだなぁ、と思うと感慨深い。 『BLEACH』 (BLEACH312.Fervorous-Ferocious) 剣八はあいかわらずとどめを刺さない人らしい。 せっかくの「遊び相手」を減らしたくないから? 『HUNTER×HUNTER』 (No.271◆分断) 連載再開。 意外と早く戻ってきたと思ったら、表紙に堂々と「10週連続掲載!!」とか書いてある。 それって、10週で終わるってことじゃん(苦笑)。 これで、5週くらいで中断したら笑う(←ありえないことじゃないと思えること自体は笑えない)。 『銀魂』 (第二百二訓 タバコは一箱に一、二本馬糞みたいな匂いのする奴が入ってる) 「単行本の表紙で高校生がタバコ吸ってるように見えます」と言われたらしい土方。 隊服が学生服に見えたのか? それにしても高校生……笑いが止まらない。 タバコネタがどういうわけだか全面的に『DRAGON BALL』ネタに展開されて、オールド『ジャンプ』ファンとしては大喜び。 「ギャルのパンティーおくれ!!」はファンが泣いて喜ぶ(?)、名台詞だよねぇ。 でも、タバコは明らかにからだに悪いので、やめた方がいいと思うよ。 『テニスの王子様』 (Genius379 Dear Prince~テニスの王子様達へ~) ツッコミどころが多すぎて、どういうポジシ...

幽遊のこと・その3、もしくは、彼らが帰る場所

昔書いた幽遊の感想のアップがようやく完了しました!! いや、意外と大変だったわ。 なにが大変だったって、大昔の自分が書いた文章と向き合うのが大変だった。 もうちょっと体裁を考えろよ、昔の私。正直すぎて、恥ずかしいわ(爆)。 実は、魔界編の感想を読み直していたら、えらくヘコんでしまって、それでしばらくアップが滞ってしまいました。 なんか、あの当時の気持ちがよみがえってしまって、それでものすごーく落ち込んでしまいましたのよ。 いまだに幽遊のことで落ち込める自分に絶望したっ!!(理由に関しては本文をお読みください) そんなこんなで更新が滞りまくっているところに『HUNTER×HUNTER』の連載再開の記事がとびこんできて、「連載が再開する前にアップを終わらせてやる!!」と一念発起。 で、なんとか間に合いました。 それにしても、ホントに文章が長くてまいりました。 読んでくださった皆様もきっとまいったことでしょう。同じようなことをくどくど書いてるしね。 これ以外にもちょっと落ち着いた頃に書いたキャラクターレビューとか、幽助×飛影の小説とか、仙水×樹の小説とか、蔵馬×静流の小説とか、『レベルE』の感想とか、いろいろと書いてます。 残りのものを再び外に出すかどうかは、これから考えます。 ここからは、最終回の感想を書いた後のことをちょっと書かせていただきます。 最終回の感想を書き終えた後、妙に気になったのは、ラストのページの4人の写真が飾られている部屋は、誰の部屋なんだろうか、ということでした。 飛影ちゃんは論外だし、幽助は模型をつくるような子ではないから、蔵馬か桑原くんの部屋だろうな、と思っていました。 その話を友人にしたところ「あれは冨樫の部屋だと思ってた」と言われました。 そっ、それは思いつかなかった!! しかし、そういう目線で最終回を読むと、いろんなことが腑に落ちたんです。 最後の数ページのコマの周囲は黒く塗りつぶされています。これは回想シーンなんです、ということを示すお約束です。 すると、あれは誰が回想してることになるんだ、ということになるんですが、あの部屋が冨樫先生のものだとすれば、回想しているのも冨樫先生です。 冨樫先生は、回想シーンの中に彼らを閉じ込め、「過去」のものとしてしまって、最後には記念写真として自分の部屋に収めてしまった。 そう考えると、あの表現がものすご...