『魔人探偵脳噛ネウロ』第149話 捨【すてる】 感想
テラから人間たちを守るためにイビルツリーを2本も出した魔人様。
さすがにお疲れのご様子。
たかだか1000人くらい切り捨てればいい、すべての人間の数を考えれば微々たるものだ、という理屈は、ちょっと形をかえれば結構、よく聞く話。
でも、たかだか1000人でも、魔人様にとってそれは全部、「謎」の供給源。
その1000人が「謎」を生み出す確率はかなり低い。それでも、そんな小さな可能性を、魔人様は切り捨てることができない。
魔人様が追い求める「究極の謎」を生み出す可能性を、人間の誰もが持っているから。
いろいろとアレなとこ(笑)があっても、魔人様がジャンプヒーローとして成立するのは、「人間を守る」ということにどんな人間よりも真摯だからなんじゃないかと思う。
不動産ビジネスで大もうけしていた昔のテラ。
確かに、テラの能力は合法的に金儲けするには便利そうね。
そんなテラの前に現れた「シックス」は、人間を捨てろ、と言った。
「シックス」がつくった人間の顔の皮でつくった「箱」。
サイの「赤い箱」よりも怖いと思うのは、それだけの大きさの箱をつくるのに必要な人間の数が桁違いだから。
「赤い箱」はひとつにつき一人だけど、この顔の「箱」は数百人単位で必要そうだよ。
「箱」という言葉に反応する魔人様。
当然、「箱」から連想される言葉は「サイ」。
サイの「赤い箱」はアイさんの考案とかいう話があったから、「シックス」の影響はないと思うんだけど。
これが魔人様がサイ救出を考えるきっかけになってくれるとうれしいんだけどな。
「「シックス」のためなら…ボクは全てを犠牲(すて)られる」と言ったテラに、突然、襲い掛かった魔人様。
どうやら一方的にやられていたのはイビルツリーの根でつくった人形だったらしい。
イビルツリーはそんな使い方もできんのかい。
先週のラストの方で、ひびわれてた魔人様のお顔が、次のページでは元通りになってたんで、がんばって顔を作り直したのかと思ってたんだけど、そうか、この時点ですでにダミーになってたのか。
というわけで、ホンモノの魔人様のお顔はひび割れたままだった(泣)。
「シックス」のためにすべてを捨てられる、と言ったわりに、実は「顔」だけは捨てられなかったらしいテラ。
「顔」だけあればいい、とこれまで散々言ってたけど、それは裏返せば、「顔」だけはなくせない、ということなんだね。
今まで「シックス」がすべてで私欲がないように思えていたテラ。
だけど、テラの「欲」は、実は自分に向かっていた。
まあ、どうしてそこまで自分の顔に固執するのかはよくわからんけど。
大事なものがない人間は怖い。簡単にいろんなものを捨ててしまうから。
でも、テラには「シックス」以外に捨てられないものがあった。
そこがつけこみどころと判断した魔人様。
なんだかんだで人間の感情というものを理解しているような気がしてきた。
人間としての経歴が残るテラ。
そこから「シックス」の情報を探ろうと考えている魔人様。
それを足がかりに、守るばかりの立場から、攻めに転じようという考えかな?
髪飾りをかじってパワーアップした魔人様。
そういえば、魔人様の髪飾りは魔力を蓄える電池のようなもの、という設定があった!
すっかり忘れてたよ(苦笑)。
あかねちゃんが恩恵に浴してるだけだと思ってた。
蓄えがあるから大丈夫、と見るべきか、ついに蓄えに手を出した、と見るべきかがむずかしいところ。
それにしても、「胃袋」と「顔」を守るために戦い、って書くと、なんかものすご~く間抜けな感じがする。
自分のもっとも大事なパーツを守るための戦いだから、本人たちにしてみればかなり必死なはずなんだけどね。
さて、凄絶な殺気と色気(?)を発散しつつの戦いは、どういう形で決着する?
さすがにお疲れのご様子。
たかだか1000人くらい切り捨てればいい、すべての人間の数を考えれば微々たるものだ、という理屈は、ちょっと形をかえれば結構、よく聞く話。
でも、たかだか1000人でも、魔人様にとってそれは全部、「謎」の供給源。
その1000人が「謎」を生み出す確率はかなり低い。それでも、そんな小さな可能性を、魔人様は切り捨てることができない。
魔人様が追い求める「究極の謎」を生み出す可能性を、人間の誰もが持っているから。
いろいろとアレなとこ(笑)があっても、魔人様がジャンプヒーローとして成立するのは、「人間を守る」ということにどんな人間よりも真摯だからなんじゃないかと思う。
不動産ビジネスで大もうけしていた昔のテラ。
確かに、テラの能力は合法的に金儲けするには便利そうね。
そんなテラの前に現れた「シックス」は、人間を捨てろ、と言った。
「シックス」がつくった人間の顔の皮でつくった「箱」。
サイの「赤い箱」よりも怖いと思うのは、それだけの大きさの箱をつくるのに必要な人間の数が桁違いだから。
「赤い箱」はひとつにつき一人だけど、この顔の「箱」は数百人単位で必要そうだよ。
「箱」という言葉に反応する魔人様。
当然、「箱」から連想される言葉は「サイ」。
サイの「赤い箱」はアイさんの考案とかいう話があったから、「シックス」の影響はないと思うんだけど。
これが魔人様がサイ救出を考えるきっかけになってくれるとうれしいんだけどな。
「「シックス」のためなら…ボクは全てを犠牲(すて)られる」と言ったテラに、突然、襲い掛かった魔人様。
どうやら一方的にやられていたのはイビルツリーの根でつくった人形だったらしい。
イビルツリーはそんな使い方もできんのかい。
先週のラストの方で、ひびわれてた魔人様のお顔が、次のページでは元通りになってたんで、がんばって顔を作り直したのかと思ってたんだけど、そうか、この時点ですでにダミーになってたのか。
というわけで、ホンモノの魔人様のお顔はひび割れたままだった(泣)。
「シックス」のためにすべてを捨てられる、と言ったわりに、実は「顔」だけは捨てられなかったらしいテラ。
「顔」だけあればいい、とこれまで散々言ってたけど、それは裏返せば、「顔」だけはなくせない、ということなんだね。
今まで「シックス」がすべてで私欲がないように思えていたテラ。
だけど、テラの「欲」は、実は自分に向かっていた。
まあ、どうしてそこまで自分の顔に固執するのかはよくわからんけど。
大事なものがない人間は怖い。簡単にいろんなものを捨ててしまうから。
でも、テラには「シックス」以外に捨てられないものがあった。
そこがつけこみどころと判断した魔人様。
なんだかんだで人間の感情というものを理解しているような気がしてきた。
人間としての経歴が残るテラ。
そこから「シックス」の情報を探ろうと考えている魔人様。
それを足がかりに、守るばかりの立場から、攻めに転じようという考えかな?
髪飾りをかじってパワーアップした魔人様。
そういえば、魔人様の髪飾りは魔力を蓄える電池のようなもの、という設定があった!
すっかり忘れてたよ(苦笑)。
あかねちゃんが恩恵に浴してるだけだと思ってた。
蓄えがあるから大丈夫、と見るべきか、ついに蓄えに手を出した、と見るべきかがむずかしいところ。
それにしても、「胃袋」と「顔」を守るために戦い、って書くと、なんかものすご~く間抜けな感じがする。
自分のもっとも大事なパーツを守るための戦いだから、本人たちにしてみればかなり必死なはずなんだけどね。
さて、凄絶な殺気と色気(?)を発散しつつの戦いは、どういう形で決着する?