『週刊少年ジャンプ』2008年39号 感想

『BLEACH』(BLEACH322. Outh Under The Rose)
十一番隊の隊員の前では死んでも本来の力を見せないという弓親。
では、近くで誰かが死にかけてても、弓親は瑠璃色孔雀を使わないんだろうか。
一角が死にそうになってても手出ししなかったのは、一角がそう言ったからだったしなあ。
そこらへんの線引きが気になるところ。
でも、秘密がバレても、剣八あたりは「おもしれぇ力だな」くらいで済ませちゃいそうな気がするんだが。

『バクマン。』(2ページ 馬鹿と利口)
サイコーは、リアリストに見えてかなりなドリーマーっつーかロマンチストというか。
元々はドリーマーな性格なんだけど、頭のよさがそれにブレーキをかけてるという感じ。
おじさんの部屋の鍵をもらって興奮して、夜の10時過ぎなのに外に飛び出しちゃうあたりが、サイコーの本来のキャラクタなんだろうな、と思える。
すると、前回、いきなりプロポーズしちゃったってのは、地の性格が思いっきりでちゃった、程度のことなのかもしれない。

サイコーの父と祖父がマンガ家になることを実にあっさりと許した。
祖父の方は歓迎してる風でもある。
息子(弟)の死を、めいいっぱいがんばって生きたんだからそれはそれでいいじゃないか、と受け入れているんだろうなあ。
そんな風に身内が納得できているってのは、おじさんはそれなりに幸せそうに見えた、とゆーことなんじゃないかな?

サイコーと秋人の「利口」談義はなかなかおもしろい。
『DEATH NOTE』の理詰めな空気感を思い出す。
Lが普通に中学生やってて月と出会ったら、こんな会話したりしたかなあ、とちょっと妄想してしまった。
それにしてもこのマンガ、かなり台詞が多いよね。なんかページがネームで埋まってる。
小畑先生の整理整頓された絵がなかったら、かなり厳しいことになってるかも。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』
(標的206 風紀)
とんでもないところで目覚めたのに、パニくるどころか校則チェックとは、さすがにたたもんじゃないな、雲雀(笑)。
幻騎士も「こ…これは…」なんて動揺するんじゃないよ(←イタリアに眉毛の形を規制する校則は存在するのか?)。

わけのわからない状況でも、とりあえずバトル優先な雲雀。
鼻血出してムッスーとしてる顔が異常にカワイイ。なんなんだろう、この愛くるしさ(爆)。
あらためて、丸顔(?)の方がやっぱ好きだなあ、と実感。

山本は「行方不明」ってことになってるらしい。ツナと獄寺も同様なんだろうな。
ところで、10年前に飛ばされた連中は今、何をしてるんだ?

死茎隊はアイリスの奴隷達らしい。最近の『ジャンプ』はこの手の関係が大流行だなあ(笑)。

『ぬらりひょんの孫』(第二十三幕 花開院流陰陽術)
ここんとこボケキャラに転落してたゆらちゃんがひさびさにカッコイイ。
これまでいいとこ見せられなかったのは「あしでまとい」がいたから?
いずれにしても、ぬらりひょんを驚かせるとはたいしたもんだよなあ。

『SKET DANCE』(第54話 それが男のヒュペリオン)
なぜだか今回、異常にツボにハマってしまった。
なんだろう。なにがこんなにおかしいんだろう。
「OL」に「T」(=テキーラ)を入れると「OTL」にハマってしまった自分が悔しい(苦笑)。

そういえば、ものすごーく熱中してたものが、一瞬にしてさめることってあるよね。あれってなんなんだろうね。

『ダブルアーツ』(第21話 “始動”)
“ガゼル”が本格始動、そして、“ダブルアーツ”も本格始動。
とゆーことで、いよいよストーリーの核心部分に入っていきそうな気配。
それにしても、掲載順位が超低空飛行だよなあ……。