『週刊少年ジャンプ』2008年50号 感想

『バクマン。』(13ページ チョコと赤マル)
ついこないだまで真夏でシュージンがクーラーの電気代を心配してたような気がするんだけど、あっとゆーまにクリスマス過ぎてバレンタイン過ぎて、サイコーとシュージンが高校に受かってる。
展開速いよなあ。
それにしても、新妻エイジは一人でやたらとうるさそうなのに、サイコーとシュージンは二人でも静か。
でも、普段バタバタと騒がない二人だからこそ、『赤マル』に掲載決定してはしゃぎまくる姿がめっちゃかわいく見えるってもんだよね。

新妻エイジはノーフューチャーってゆーかパンクロックなイメージ。
計算もなんにもなしでただただ突進している感じ。
行動をおこすまえにまず効率的なやり方や手順を考えるタイプのサイコー&シュージンとはこれまた正反対。

自分の頭の中を見てもらってどれだけ好きかわかってもらいたい、って発想はすごすぎるよ、サイコー。
どんだけ自分に自信があるんだよ。
てか、自分に自信があるのはまだしも、自分が愛されてるって自信満々ってのが信じられないよ。
いや、私も目の前にこんなこと言う人がいたら、シュージンみたいに石化しちゃうと思うな。

『ONE PIECE』(第521話 “天駆ける竜の蹄”)
蛇姫があれほどに高圧的なふるまいをするのは、過剰な警戒心のあらわれだったのかもなあ、とか考えると、奴隷時代の生活がどれほどひどくてつらいものだったかがわかる。
サンダーソニアなんか思い出すだけでパニくるくらい、三姉妹の精神的ダメージは根深い。
天竜人の奴隷の扱い方がちょっと気がめいるくらい描かれてたのは、ここにつなげるためだったんだろうなあ。
結局、ルフィは天竜人を殴った一件でシルバーズと蛇姫という超強力な味方を手に入れたことになる。
麦わら海賊団そのものは小さいまんまだけど、くっついてくるものがどんどんでっかくなってくなあ。

それにしてもやっぱりルフィの女性に対するふるまいはどうなんだとつくづく思う。
蛇姫がセミヌードでがんばったのに……(苦笑)。

『アイシールド21』(305th down I AM AN AMERICAN FOOTBALLER)
世界編に突入。
話にビックリしてるだけのセナたちに比べて、はやくも動き出してるヒル魔。
う~ん。クリスマスボウルを制覇するのはヒル魔たちの悲願だったけど、一度、山を征服したからにはそこに留まる気はないってことか。
あのアメリカ武者修行編を描いてた時点で、この展開まで見込んでたのかな?

『ぬらりひょんの孫』(第三十四幕 妖怪・犬神 その6)
犬神との戦いがついに決着。
犬神はかなりキモかったけど、さすがにあの終わり方は気の毒だなあ。
リクオ様がぬらりひょんの孫なら、玉章は八百八狸の息子、ということらしい。
玉章はどーみても狐系な感じなんだけど、その正体は「豆狸」かあ。パッと見、歌舞伎役者もどきだけど。

清継くんのおかげで見事にオチがついた。
「やっぱ妖怪ネタってうけるんだね!!」と後々に禍根を残しそう(?)なことを思わせちゃったけど。

『D.Gray-man』(第178夜 ごめんなさい)
マリの指がとんじゃってウギャ~。糸を操る大事な指なのに。
ミランダが見たら卒倒してしまいそう。
科学班が精巧な義指をつくってくれるんだろうか。

エミリアを守ったレベル2はティモシーが乗っ取ってるって解釈でOK?
もしそうならレベル4の乗っ取りも可能ってこと?
とすると、かなり応用範囲の広い能力だなあ。