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『魔人探偵脳噛ネウロ』第187話 手【いっぱつ】 感想

『ネウロ』ファンでネウヤコ好きなら、それだけでテンションあがりまくりになるに違いないタイトル『手』。 魔人様と弥子ちゃんの間に特別なイベントがあった時に使われるこのタイトルが3回目の登場! クラスメイトたちからもらった串やきを、串ごと食べて腹ごしらえをすませた弥子ちゃんは魔人様の元に向かう。 串やきを串ごとって……フライドチキンを骨ごとならともかく……。 まあ、木串だからまだセーフ。金串だったら人間じゃない……って……私もバケモノ用の判断基準になってる?(苦笑) 魔人様は吾代に弥子ちゃんコスプレをさせて無聊を慰めていらっしゃった。 「正直キモすぎる」ってやってみなくてもわかるだろう!(笑) 弥子ちゃん抜きで行動するなんて無理、と言われてカチンときたのか、最初っから予定のうちだったのか、ミニスカのまんまの吾代を外に放り出した魔人様。 吾代が哀れすぎる……でもさすがにストリーキングよりはマシだろうし……。 そして、もう一人(一房?)の従業員あかねちゃんは、「あの探偵さんとじゃないと仕事しません!!」と弥子ちゃんのためにストライキを敢行。 たとえパッサパサの髪にされようとも弥子ちゃんの味方をする覚悟。 義理堅い子なんだよ、あかねちゃんは。 従業員すべてに離反されてグレまくりな魔人様だった(あっ、トロイは従順)。 そこにやってきた弥子ちゃん。 切り落とされたプレートの代わりに、ドアに直接、自分の名前を書いて、まず覚悟のほどを見せた。 さらに手錠をさしだして、ひざをついて、頭を下げて、魔人様に「そばにいさせて」と懇願。 冷静に考えると、「つないでてもらって構わない」ってヒロインが手錠をさしだすマンガって一体……と思うんだが、そんな弥子ちゃんの姿になんかちょっと泣きそうになった私は、完全にこのマンガに毒されてる(苦笑)。 奴隷にはならない、靴は舐めない、とあれだけ対等であることにこだわっていた弥子ちゃんが、完全降服の姿勢をみせるのは「やらなきゃならない事」があって「それはあんたと一緒じゃなきゃムリ」だから。 その強い意志が魔人様に届かないわけがない。 それが魔人様にとって好ましくないわけがない。 魔人様が弥子ちゃんに惚れ直した場面だった(←と、決め付けておく!)。 ところで、「調教は」「好きなだけ」「靴は」「舐める」ってどーゆー合言葉?(苦笑) なんかいろいろと普通の少年マンガ...

『週刊少年ジャンプ』2009年04・05合併号 感想

今年、最後の『ジャンプ』。 ああ、今年もたくさん楽しませてもらったなあ、としみじみ~と思う。 きっと来年の今頃もそう思う。 どんだけ『ジャンプ』が好きなんだ、私。 『ONE PIECE』 (第526話 ”大監獄の冒険”) 巻頭カラー。めずらしいテイストのカラーだな。ゾロにはこーゆー和風絵がよく似合う。 能力を使ってボディチェック担当者を石にし、まんまとルフィを逃がしたハンコック。 でも、これ以上は助けられない。 「もっとそなたの力になりたいが…」とゆーハンコックの愁い顔がなんかもうよいよな~。 好きな人のことを心の底から心配して、どんなことだってしてあげたいのに自分の力が及ばないことを嘆いてる。そんな心情がにじみでてて萌える。 でも、ルフィに「騒ぎを起こすな」ってのは無理すぎる注文。 まだ知り合って日が浅いんで、ルフィのことをよくわかってないんだな(苦笑)。 とりあえず「ハンコック」って呼んでもらってよかった。てか、一週間近く、同じ船室で寝泊りしてたはずなんだけど、ずっと「ハンモック」だったのか? 名前を正確に呼んでもらえただけで「両思い」だったり、「ありがとう」の口パクを「愛してる」と解釈したり、とその初々しさがかわいすぎるよっ。 「騒ぎを起こさない」と約束して一時間も経ってないと思うんだが、すでに騒ぎを起こすルフィ。 お約束すぎる。 まあ、バギーが現れなけりゃ、もっと静かにしてたと思うんで、情状酌量の余地はありってとこか? それにしてもあいかわらずハイテンションなバギー。台詞はほとんどゴシック体(笑)。 ああ、千葉繁さんの声が聴こえる。 『バクマン。』 (19ページ デビューと焦り) 自分の意見に真っ向から反抗してくるサイコー&シュージンでも、丁寧に面倒をみる服部さんにちょっと感心。 それだけ二人をかってるんだろうけど。 やってることはむちゃくちゃだけど、意外と言葉遣いはきちんとしてる新妻エイジ。 それに、連載をとるためにとっさにウソをつくとか、意外と計算高いとこもあったりしてあなどれない。 そんな新妻エイジに対して敵対心を隠さないサイコーがなんかかわいいなあ。 新妻エイジもそんなサイコーを気に入ったみたいだしね。 「計算してるのが計算してるように見えないように計算して描く」のが「王道」とすると、『DEATH NOTE』は「邪道」の極みのように思える。 あれは、...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第186話 帰【かえる】 感想

自爆した葛西。 それに巻き込まれた笛吹さんたちだったけど、なんとか無事だった。 そういえば、みんな耐火装備してたっけね。 葛西の生死の確認がとれないまま笛吹さんは撤退を指示。 確かに、この状況では部下たちの身の安全をはかることの方が優先だろうなあ。 石垣を背負ってる等々力さんがなんとも頼もしいよ!(笑) 一人、炎の中に取り残された葛西。 葛西は「五本指」の連中を意外と気に入ってたんだなあ。 魔人様と「シックス」の餌場争いにおいて、当事者でありながら、常に「観察者」としてのスタンスを保っていた葛西。 そこらへんが、口ばっかりで何もしない男、に見えていたわけなんだ。 葛西の目的は「シックス」に勝利をもたらすことではなく、2つの強大な存在が人間をどのように変えていくのかを見届けることにあったのかなあ、とか思ったりした。 そして、それを見届けるためには長生きしなけりゃいけないわけだ。 「シックス」を観察し、「人間」を観察し、自分自身をも冷静に観察していた葛西。 でも、「五本指」であるかぎり傍観ばっかりさせてもらうわけにはいかなかったんだよなあ。 ものすごく葛西らしい最期だった。 葛西なりに納得のいく死に様だったんだと思う。 やってることが放火じゃなければねえ(←結局、そこに行き着く)。 これにより、ついに「五本指」は全滅。 テラとDRは魔人様の全力戦だったけど、チー坊と葛西に関しては入れ知恵しただけでほとんど人間の力で片づけたことになる。 魔人様が促す人間の「進化」。 それは、死なせはしないけど限界ギリギリまでやらせる、とゆー魔人様的調教の結果なのかもしれない。 本城博士のダンボールマンション(?)から「遺書」をみつけだした弥子ちゃん。 退去させられたとか言ってたけど、家はそのまんま残ってたんだね。まあ、ダンボールハウスもこの規模になると壊すのが大変そうだし。 事前にこの遺書を残していたとゆーことは、弥子ちゃんならば自分の罪を暴いて糾弾してくれると期待していたんだろうなあ。 弥子ちゃんが自分の行動を見抜く目を持っていることはよく知っていたわけだから。 死んだ後でなければ「シックス」を裏切れなかった本城博士。 なんか、葛西と本城博士ってものすごく近しい存在だったのかも、とか思ったりした。 弥子ちゃんの立ち直りを見届けて、帰るべき場所(=刑務所)に戻ったアヤさん。 なんかやたら...

『週刊少年ジャンプ』2009年03号 感想

『ぼっけさん』 (第1怪 「正体」) 西義之先生の新連載。結構、早く戻ってこれてなによりです。 ヒーローがヒロインよりも美人だったり、しょっぱなからシャワーシーンがあったり、ネコ耳(?)になったりと、あいかわらずおもしろいセンスをしてる(笑)。 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のファンタジー色を落として、ホラー色を濃くした感じかな? 『バクマン。』 (18ページ ライバルと友達) おもわぬところで初対面を果たしたサイコー&シュージンと新妻エイジ。 サイコーとシュージンの方は新妻エイジをモーレツにライバル視してるけど、新妻エイジの方はライバルどころか友達になりたいらしい。 「あれ、僕の頭じゃ思いつかないです」って言ってるってことは、同じ土俵で争うライバルとは見ていないのかもなあ。 だけど、サイコー&シュージンは新妻エイジと同じ土俵で戦いたいからライバルなんだ。 う~ん、見下されてるわけじゃないけど、なんか地味~に屈辱的なのかも。 新妻エイジとホントに友達になっちゃったら意外と楽しいんじゃないのかなあ。 あの仕事場なんかエイジはものごっつい喜びそうな気が。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的222 BelphegorとRasiel) いろいろとツッコミどころが多すぎるヴァリアーの面々。 ことにベルとフランの漫才(?)の完成度の高さが謎(笑)。 こんな面々を率いているXANXUSは、まだどっかで肉を待ってるんだろうか……。 白蘭の「ありえないこと」をひきおこす能力ってのは、時間軸をねじまげるとかそーゆー類のことなのか? 『黒子のバスケ』 (第2Q 月曜朝8:40の屋上ね!) ちょっと理由が把握できてないんだけど、なんか楽しい。 ウキウキ。 『ぬらりひょんの孫』 (第三十九幕 牛頭馬頭の帰還) 窮地の牛頭&馬頭は烏天狗の息子たちが助けてくれた! ありがとーっ! なんかもう、困った時の烏天狗って感じでめっちゃ重宝に使われてる(苦笑)。 しかし、牛頭と馬頭の重傷はおもわぬ波紋を呼び、張り詰めていたリクオ君の緊張の糸をプッツリと切ることに。 そうか……最近、頼もしいなあ、と思ってたら、ずいぶんとムリをしてたんだねえ。ホロリ。 リクオ君の中で、牛鬼と交わした約束はとても重たいものだったんだなあ、と再認識。 いや、軽いもんだとは思ってなかったけど、こんなに重いもんだと...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第185話 会【のこす】 感想

笛吹さんたちにビルの屋上まで追い詰められた葛西。 それを隣のビルの屋上からみつめる早坂兄弟。 ユキは入院でもしてるのかと思ってたら、しっかりついてきてた。 あいかわらず兄貴の隣にいるユキは幸せそうだよなあ。 弥子ちゃんの前に突然、現れたアヤ・エイジア。あいかわらずキラキラしてるよっ。 アヤさんにすべてを話した弥子ちゃん。 ちょっと前まで完全に目が死んでたのに、落ち込んでいるとはいえ表情を取り戻した。 アヤさんは弥子ちゃん限定で心理カウンセラーなんだなあ。 「本当に笑いたい時は普通に笑うよ」とアヤさんに語ったという笹塚さん。 ホントに落ち込んでる時って、反応がにぶくなるってゆーか、感情が多少のことじゃ揺れない感じになるんだけど、それが長く続いてる状態だったのかもなあ。 そんな笹塚さんが、弥子ちゃんならきっと大丈夫、安心して死ねる、と思って笑ったんなら、少しだけうれしい。でもやっぱり悲しい。 だってだって、弥子ちゃんが試練を乗り越えていく姿を見届けて欲しかったよ、笹塚さんには。 そして、それを乗り越えた弥子ちゃんに「復讐なんかバカバカしいですよ」って言われて、「まったくだ」と答えて笑って欲しかったよ。 え~ん、私、まだ全然、立ち直れてないじゃん。 弥子ちゃんをはげますためにカバンに入れられた、クラスメイトと同じ数の串焼き。 これじゃあカバンの中がベタベタにならないか? と思ってたらやっぱりなってた(笑)。 強化細胞も移植されていない、ただのファイアマジックが得意な「人間」だった葛西。 テラやDRは「新しい血族」にみずからのアイデンティティを求めてたけど、葛西は「犯罪者」というポジションに固執する。 「シックス」の次に長生きするという野望よりも、「犯罪者」としての美学を守ることの方が優先らしいし。 その美学はよいけれど、やってることが放火ってのがなんとも……。 葛西の行動そのものは芯が通ってる感じがするけれど、「シックス」の一番のお気に入りっぽい葛西が「人間」ってーのは、なんかしっくりこない。 あの「シックス」が「人間」を重用するのか? って疑問がふつふつと。 こうなるとよみがえってくるのは吾代の「そんな奴等…本当に存在すんのかよ?」発言なんだけど、ただのかく乱かもしれないしなあ。 ホントにもういい感じに振り回されてるなあ、私(苦笑)。 葛西の自爆に巻き込まれた笛吹さんた...

『週刊少年ジャンプ』2009年02号 感想

『黒子のバスケ』 (第1Q 黒子はボクです) 新連載。 『ジャンプ』でバスケというと『SLAM DUNK』しか思い出せない。ちなみに私の中ではバスケマンガといったら『DEAR BOYS』(by八神ひろき先生)。 バスケマンガで女子生徒が監督で超有能というと、つい最近やってた『どかしかでん』を思い出す(←さすがに一年以内のことは覚えてた)。 スポーツもので目立たない子が主人公というと、素直さと根性でのしあがってゆく、というパターンだけど、黒子くんは自分でがんばって影を薄くしているんだね。 これはちょっとおもしろいかなあ、と思うんで、期待をもって様子見。 とりあえず、黒子くんがかわいいし(笑)。 『ONE PIECE』 (第525話 “海底監獄インペルダウン”) 兄弟なのに、なんでルフィがモンキー・D・ルフィで、エースがポートガス・D・エースなんだろうと思っていたら、エースは母方の姓を名乗ってたんだね。 エースは父親であるドラゴンを憎んでいる様子。ルフィは憎むもなにも存在そのものを知らなかったわけだけど。 それと、ガープ中将はドラゴンの行動を納得している部分があるっぽいなあ。 海軍中将であるガープが革命家ドラゴンを肯定して、海賊であるエースがドラゴンを全否定してるってのは、ちょっと不思議な感じもするけど、父親は息子を肯定するけど息子は父親を否定する、とゆー見方をすれば納得できる。 そう考えると、「おれのオヤジは……”白ひげ”一人だ」とゆーエースの言葉は、ガープにとって海軍将校としても祖父としてもキツいんじゃないのかな。 久々に登場のアルビダ。 あいかわらずの美人さんだけど、蛇姫が登場した今ではちょっと影が薄い。お気の毒に……。 バギーは海軍に捕まってインペルダウンに連れていかれたらしい。 ホントにもうさらに関係者を増やしてどう収拾つけるつもりですか、尾田先生。 それにしても「安らかなる処刑を!!」って……安らかな処刑ってどんなんだ。 インペルダウンはかなりすごいところ。天竜人の奴隷の次くらいに悲惨な感じ。 海底にあるってだけですでに脱出路が限られているけど、ルフィやエースのような悪魔の実能力者だったらもうどうしようもないよなあ。 ルフィはついにインペルダウンに潜入。 まだガープがいるんなら、ひさびさに一家が顔をあわせることになるのかな? 『BLEACH』 (BLEACH...

『魔人探偵脳噛ネウロ』19巻 感想

松井優征先生の『魔人探偵脳噛ネウロ』の19巻を買った。 表紙はセクシーポーズのジェニュイン。むっ、胸を強調しすぎですからっ。 ある意味、今までで一番インパクトのある表紙。買うのがビミョ~にはずかしかった(苦笑)。 魔人様はまたもや角だけのご出演。 コミックスのサブタイトルは『女王様は魔女』。 女王様で魔女で誇り高きドM。それがジェニュイン。 中表紙の「9」の字は一瞬、何が描いてあるのかわからなかった。 そうか、魔人様のお顔か。 中表紙でずっと首を吊り続けていた弥子ちゃんだけど、次巻はついに20番台。 どーゆーことになるのかが楽しみ。 登場人物紹介のあかねちゃんの項。今回は「清純派美少女」。なんかだいぶ困ってきているような(←禁句)。 この巻はチー坊編のラスト+ジム編+ジェニュイン編のほとんどを収録。 今、笹塚さんを見ると、うっかり涙が出そうになる……。 魔界虫は十歩、走ると胃液が出るそうだ。目玉から胃液って……シュールだな。 おまけに過度の調教をするとドライアイになったりするらしい。 あの子たちもいろいろと苦労してるのね。 てゆーか、魔界虫も人間界ではからだが弱るのかしら。 人生という調教の成果……わっ、笑えない。 ダルダルなTシャツの利用法……私は普通にぞうきんにしていますが、それではTシャツに対して失礼ですかっ? シラフだった疑い……うっかり納得しかけた。ごめんなさい、等々力さん。 『突撃となりの愉快犯』はモッチー編。 モッチー由来のコラーゲン成分が入ったわらびもちなんて、世界で一番、美味だと言われても食べたくない。 てか、どんなにおいしくてもまずいと思っちゃうんじゃないかと思う。 ちゃんと味わえるとはさすがに弥子ちゃん。 ジェニュイン調教ゲームのジェニュインがなにげにかわいい。 この中で一番イヤな罰ゲームはなんといっても「とろろで洗顔責め」だと思う。 想像するだけで……うが~っ。 次巻は葛西が表紙かな?

『魔人探偵脳噛ネウロ』第184話 結【むすびつき】 感想

ひっ、ひさしぶりに水曜に復帰したネウロ感想。 このペースが守れる展開を願いたい(切実)。 落ち込みすぎて教室でつぶれちゃってる弥子ちゃん。 叶絵が串焼を口元につっこんでみても反応すらしない。 叶絵が戦慄する気持ちはよくわかるっ。 弥子ちゃんが「食欲がない」すら言えないなんて。こんな死んでる目。パパさんが亡くなった時だってしてなかったような。 それにしても、三種ミックス串焼き「海の鳥豚」てすごいネーミングだな(『海のトリトン』を知らない読者って結構いるかもしれない)。 表紙は葛西メインで五本指勢ぞろい。 こーゆー絵って初めて見るような。 「煮ても焼いても食えねぇ仲だが、でかい花火は一緒に見るか」とゆーアオリがかなりステキ。 チー坊が葛西に「誕生呪い」を送る程度には仲良かったらしいし、ジェニュインはチー坊の教育係だったらしいし、葛西はテラのことをなんだか自慢気に語ってたし、この連中って意外に仲はよかったんだろうか。 DRはみんなに嫌われてそうだけど(苦笑)。 警察と葛西の壮絶バトルは続行中。 周到な準備と団結力、なによりも笛吹さんの統率力で、葛西をじわじわと追い詰めていく警察。 ヒグチがなにげに大活躍。中央でコントロールすることができる最新式のビルは、ヒグチにとって有利なフィールドなんだな。 全員の服を不燃繊維でつくったり銃弾に強酸を仕込んだりと、予算も使いまくり(苦笑)。 まあ、この程度でビルの倒壊を防げるんなら安いもんだけど。 葛西はついにシューラの助けをかりて脱出することに。 しかし、そのシューラは早坂につぶされ、葛西はついに追い詰められた。 笛吹さんの用意周到さと指揮の手際のよさがすばらしすぎるっ。 早坂、やっぱりユキをボッコボコにした相手を探してたんだなあ。 葛西は指名手配犯で顔と名前が売れてるから、ターゲットを割り出すのはそんなにむずかしくなかったかもだけど、その行方を追うのはかなり大変だったんだろうな。 警察無線を傍受したりバズーカ砲を用意したりと、こちらも手間ひまとお金を惜しまずつぎ込んでる。 葛西自身を攻撃しなかったのは、警察に捕まえさせてやった方が、葛西にダメージをあたえられると考えたのかなあ。 そして、やっぱりつぶれたまんまの弥子ちゃん。 叶絵はホントにいい友達だなあ。 いろんなことを話してもらってなくてもちゃんと察してる。 そして、自分の手の届く...

『週刊少年ジャンプ』2009年01号 感想

『ジャンプ』は一足はやく2009年に突入。 背表紙は『ONE PIECE』シリーズが終わって『NARUTO』シリーズになったらしい。 その次はなんだろう。再来年に確実に連載が続いてそうなマンガって『ONE PIECE』くらいじゃない?(『亀有』は別枠として) 『マイスター』 (Play.1 総海高校サッカー部) 加地君也先生の新連載。 「マイスター」とゆーと、もはや『ガンダムOO』しか思い浮かばないんだが……。 ここんとこ、『ジャンプ』誌上において始まってはすぐに終わるを繰り返しているスポーツもの(『アイシールド21』ってすごいなあ)。 『ジャンプ』でサッカーものとゆーとメガヒット作『キャプテン翼』と、いつのまにかフェードアウトして泣いた『ホイッスル』しか記憶に残ってるタイトルがない……他にもあったよねえ、絶対。 あんまりスポーツものは読まないんで……とか言って『おおきく振りかぶって』(野球)と『DEAR BOYS』(バスケ)に夢中。 次号から始まるのはバスケものらしいんで、編集部はスポーツジャンルを拡充したいのかなあ、とかんぐってみたり。 全体的にスッキリした感じで、王道路線っぽくってよいんじゃないかなあ、と。 スポーツものはスロースターターでいいと思ってるんで、どーゆー具合にエンジンがかかるかを楽しみにしている。 まあ、スローすぎると打ち切られちゃうんだけどね(←禁句)。 『ONE PIECE』 (第524話 “もう誰にも止められない”) ルフィ一味が飛ばされた先がすべて判明。 ウソップは「物も命も失いたくなければ常に気を配る」ことが求められる森に。 いろいろと鍛えられそう。 ブルックは貧困の国でサタン様として崇め奉られることに。 「パンツ見せて貰ってもよろしいですか?」と言って、ホントに見せられたら逆に困っちゃうんじゃないかなあ、と。 ニコ・ロビンは労働者の国で奴隷として橋造りを強制されることに。 700年も前から造り続けられてる橋、って世界政府の成り立ちに関わる秘密が隠されてそうな予感。 チョッパーは鳥が人を支配する国へ。 えーっと、この国でトナカイはヒエラルキーのどこらへん? そして、ゾロはペローナと同じところに。 「ザマーミロ」とか言いつつもちゃんと看病しているペローナ。やっぱり一人ぼっちはさびしいんだろうね。 う~ん、ゾロ×ペローナとゆー発想はなかった...