『週刊少年ジャンプ』2009年03号 感想

『ぼっけさん』(第1怪 「正体」)
西義之先生の新連載。結構、早く戻ってこれてなによりです。
ヒーローがヒロインよりも美人だったり、しょっぱなからシャワーシーンがあったり、ネコ耳(?)になったりと、あいかわらずおもしろいセンスをしてる(笑)。
『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のファンタジー色を落として、ホラー色を濃くした感じかな?

『バクマン。』(18ページ ライバルと友達)
おもわぬところで初対面を果たしたサイコー&シュージンと新妻エイジ。
サイコーとシュージンの方は新妻エイジをモーレツにライバル視してるけど、新妻エイジの方はライバルどころか友達になりたいらしい。
「あれ、僕の頭じゃ思いつかないです」って言ってるってことは、同じ土俵で争うライバルとは見ていないのかもなあ。
だけど、サイコー&シュージンは新妻エイジと同じ土俵で戦いたいからライバルなんだ。
う~ん、見下されてるわけじゃないけど、なんか地味~に屈辱的なのかも。

新妻エイジとホントに友達になっちゃったら意外と楽しいんじゃないのかなあ。
あの仕事場なんかエイジはものごっつい喜びそうな気が。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的222 BelphegorとRasiel)
いろいろとツッコミどころが多すぎるヴァリアーの面々。
ことにベルとフランの漫才(?)の完成度の高さが謎(笑)。
こんな面々を率いているXANXUSは、まだどっかで肉を待ってるんだろうか……。

白蘭の「ありえないこと」をひきおこす能力ってのは、時間軸をねじまげるとかそーゆー類のことなのか?

『黒子のバスケ』(第2Q 月曜朝8:40の屋上ね!)
ちょっと理由が把握できてないんだけど、なんか楽しい。
ウキウキ。

『ぬらりひょんの孫』(第三十九幕 牛頭馬頭の帰還)
窮地の牛頭&馬頭は烏天狗の息子たちが助けてくれた! ありがとーっ!
なんかもう、困った時の烏天狗って感じでめっちゃ重宝に使われてる(苦笑)。
しかし、牛頭と馬頭の重傷はおもわぬ波紋を呼び、張り詰めていたリクオ君の緊張の糸をプッツリと切ることに。
そうか……最近、頼もしいなあ、と思ってたら、ずいぶんとムリをしてたんだねえ。ホロリ。

リクオ君の中で、牛鬼と交わした約束はとても重たいものだったんだなあ、と再認識。
いや、軽いもんだとは思ってなかったけど、こんなに重いもんだとも思ってなかった。
だけど、牛鬼が命を懸けたものだもの、それをきっちり受け止める覚悟ってのは、これほど重くて当然だったんだ。
牛鬼はリクオ君を追い詰める気なんかまったくないんだろうけど、意外とそこんとこにぶかったのか、「妖怪」のリクオ様の存在が強すぎて、「人間」のリクオ君の弱さを見てあげることができなかったのか。
でも、リクオ君とのつきあいが長い鴆には、その無理が目に余るらしい。
病弱でカチコミに連れていってもらえなかった鴆だけど、こーゆー時はめっちゃ頼もしい。
たとえ「一鬼夜行」になろうともリクオ様andリクオ君についてゆくんだろうなあ、鴆は。
てか、それじゃあただの夜のデート(爆)。

「お前の百鬼夜行を作れ」
この鴆の言葉が、このマンガのメインテーマになりそうだ。