『週刊少年ジャンプ』2010年16号 感想

『ONE PIECE』(第578話 “新時代へ贈るもの”)
表紙&巻頭カラー。
表紙がなんか気持ち悪かった(苦笑)。
いや、最初、肌色の塊にしか見えなかったんだもん。

巻頭カラーの方は麦わら一味。いまや、麦わら一味をみることができるのはカラーだけ。
はやくどうにかしてください(泣)。

白ひげの能力まで身につけたのに、センゴクにおされっぱなしだったり、なんかやっぱりティーチは貫禄不足とゆーか、白ひげと比べると小者臭が漂うよなあ。

意識を失ったルフィを必死で守ろうとするジンベエ。からだを貫かれてもルフィを守ろうとし、そのうえ、守りきれなかったことを謝る、という律儀さが泣ける。

さて、ここでクロコダイルの出番。
「守りてェもんはしっかり守りやがれ!!!」ってカッケー!
クロコダイルがビビにしたことを絶対に忘れちゃいないけれど、それでもカッケー!
クロコダイルは白ひげの首を狙ってたらしいから、それがティーチなんかにじゃまされちゃって、ご立腹なのかもしれない。

そして、クロコダイルに飛ばされたルフィ&ジンベエを空中で受け止めたのは、逃走途中のバギー。
すばらしい連携プレー!(笑)
なんだかんだでおいしいとこもってくよ、バギー。

と思っていたら、もっとおいしいとこもってったやつがいた。
なんとここにトラファルガー・ローが登場!
「おれは医者だ!!!」って、そういえば、「死の外科医」とかゆー肩書きがあったね。
だからといって、ちゃんとした医者だとは思っていなかったんだけど、腕はしっかりしてるのか?
誰かチョッパーかDr.クレハを呼んできてくれないかなあ(笑)。

『ぬらりひょんの孫』(第九十九幕 闇に沈む…)
羽衣狐様が美人すぎるしこわすぎる。
悪役として申し分のない貫禄。

リクオ様が不在でバラバラになっている奴良組。
リクオ様がいなければ、戦う理由がないんだもんねえ、この連中。
二代目を殺したのが羽衣狐様だとゆーことはまだ知らされていないみたいだし。

その中で場をしきる毛倡妓。しかし、奴良組の連中はなんとか動かせても、遠野勢はさすがになんともならない。
「私じゃこれ以上は無理か…」って、無理強いをせずにあっさりあきらめるあたりが毛倡妓っぽいとゆーか。

そして、その奴良組の仲間からも離れていた首無はひとりでやさぐれていた……。
コワイよ。本気でコワイよ。
いや、目の前で大事な若様がズタボロにされて何もできなかったことがショックだったってのはよくわかるんだけどさあ。
はやいとこリクオ様戻ってきて、首無を癒してやって~。

そうか「闇に沈む」ってタイトルは、羽衣狐様のことかと思っていたら、首無のことでもあるのか。

『バクマン。』(78ページ やめるとやめない)
編集さんは若い子たちの人生を左右してしまう立場にある、そのことをわきまえておくべきだ、とゆー意見はごもっとも。
だけど、子供の可能性を親が信じないで、それを阻害するのはよくない、とゆー意見もごもっとも。
結局のところ、決めるのは本人だと思うんだけどね。

連載をやめるのは「作品としてやるべき事をまっとうした時」か「もがき苦しみボロボロになり打ち切りとなった時」とゆー編集長のお言葉もごもっともだよなあ。
できればすべての作品が「やるべき事をまっとうして」終わって欲しいのだけど……。

『銀魂』(第三百一訓 若者の務めは老人の死を看とること 老人の務めは若者の生を看とること)
とりあえずお登瀬さんが生きていてなにより。

『黒子のバスケ』(第62Q やることは決まった!!)
緑間はスリーポイントシューターで売ってるけど、それ以外の技術もやっぱり普通以上にうまいんだね。
その中でスリーポイントがさらに飛びぬけてうまいとゆーことか。
それにしても、ちゃんと火神にヒントを残していくあたり、ほんとうにいい人(笑)。

黒子くんはドリブルに活路をみいだしたらしい。
いや、ボールをできるだけ持たないようにしている、とかゆー話がでたばっかしなのに(笑)。
さて「黒子のドリブル」がいかなるものになるかが楽しみだっ。

さて、ここでなんと青峰VS黄瀬だよ!
なんてステキなサービスなんですかっ、藤巻先生。
黄瀬と笠松キャプテンのコンビっぷりがどんだけパワーアップしているかが楽しみ。

『デビル☆クラッチ』
新人さんの読み切り。
18歳とゆーことを考えるとかなりよくできてるよなあ。
てゆーか、ヒロインがかわいいっ! それにつきるっ!

『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』(第4話 下)
これもまあ、新人さんとしてはかなりうまいよねえ。ちゃんとコワイもの(←これが結構難しいと思うんだ)。
餡こ派なのか胡麻派なのかとゆー会話のシーンがなんかもう妙におかしくて、うっかり笑ってしまった。
ちなみに私はみたらし派(←誰も必要としていない情報)。

ところで、目次ページに編集部からのお侘び文が掲載されていたけど、連載のしょっぱなからこーゆーことになるマンガも珍しい。

『保健室の死神』(第27診 七つの感情)
「慈愛」「渇望」「勤勉」の三兄弟(?)がなんかもうかわいすぎる。
てか、ホントーに「勤勉」がちっこすぎるなあ(苦笑)。
で、特大サイズなのが「憂い」とゆーのがおもしろい。
「小さな絶望から大きな感傷までをつかさどる」かあ……ものすごくおっきな絶望があるわけじゃないけど、小さな絶望が積み重なって大きな感傷となり、何もかもがめんどくさくなっちゃったんだろうなあ。

ところで藤くんには兄ちゃんがいるのに、藤の家を継がなきゃいけないってどーゆーこと?

『SKET DANCE』(第130話 椿ダサTコレクション)
同じ血が流れているはずなのに、このボッスンと椿のセンスの違いはどうしたことだろう。
おしゃれなアカネさんに育てられ、小さい頃からおしゃれなものに囲まれて育ったために、知らず知らずのうちにセンスが身についたのかな?
それにしても、あの器用っぷりはセンスじゃ片づけられないものだよなあ。

とりあえず、ボッスンと椿がラブラブ(?)でなにより。
生徒会長が気の毒すぎるオチだったけど。

『めだかボックス』(第43箱 「だけど昔のあなたは」)
ここで記憶喪失ネタが出てくるとわっ。

『賢い犬リリエンタール』(第26話 賢い犬リリエンタールと魔女カナリーナ)
カナリーナ様がめっちゃかわいいよなあ。性格悪いのに素直とゆーとこが特に(苦笑)。