『週刊少年ジャンプ』2010年17号 感想

『ONE PIECE』(第579話 “勇気ある数秒”)
ゴールド・ロジャーの血を絶やす、という目的を果たし、白ひげという大海賊を討ち取り(って、海軍の手柄じゃないけど)、それでもなお白ひげ海賊団とルフィを討とうとする海軍。
普通に考えて、頭を失った白ひげ海賊団なんかほっといて、黒ひげ討伐に全力傾けた方がいいんじゃない? って思うよなあ。
いや、いろんなことがありすぎて、テンションがあがりすぎちゃってんのかね。
それとも、「ドラゴンの息子」はどうしても見逃せないのか?

ここでなんと、コビーがいいとこ見せたよ!
こんな怪物級の海賊&海兵たちが暴れるなかで、自分の無力さをかみしめていたコビーが、数秒とはいえその場を制圧してみせた。
この強い「正義の気持ち」はいつか本当にコビーを海軍大将にするのかもしれない。

そして、ここにきてついにシャンクス登場!
戦場で行方不明になってたルフィの麦わらを回収してくれたとこで、なんかもう泣きそうになった。
ベン・ベックマンもあいかわらずしぶいねえ。

『BLEACH』(BLEACH397. Edge of the Silence)
えっと……平子風にいうと「母ちゃんのハラん中におる時からみてた」ってことなんだろうか……。
どんだけスケールのでかいストーカー?(爆)

『黒子のバスケ』(第63Q 死んでも勝つっスけど)
誠凛戦の時には影が薄かった笠松&黄瀬以外の海常レギュラー陣。なんでこんなにボケキャラばっか?
笠松キャプテンの異常に高いツッコミスキルの理由がわかった!(笑)
それにしても、いちいちボケをひろって、ドツキツッコミをする笠松キャプテンの律儀さときたら……。
いや、あれだよ。みんな、笠松キャプテンにかまって欲しくてボケ倒してるんだよ。そうに違いない!

笠松キャプテンと黄瀬の廊下での会話がなんかもうシンプルでカッコエエ。
笠松キャプテンは「あっそ」しか言ってないけど、以前のわがままな黄瀬に対する指導教官的なポジションから、一緒に戦う仲間へと二人の関係がシフトされてるんだなあ、とか思ったりして。

『PSYREN』(CALL.112 “生存”)
前の歴史では過労死していたイアンが、フブキ姉さんと結婚して子供までいたりしたのにビックラした。
マツリさんと影虎の失踪がかなり歴史を変えちゃってるのかなあ。

そして、やたらと積極的なマリーがなんか新鮮でかわいかったりして。

『バクマン。』(79ページ わがままとアドバイス)
アニメ版の声優さんが発表されたけど、Vomicと違ってる。まあ、同じじゃなきゃならない理由もないけど。

服部さんが編集長に自白(?)して、編集部にも問題があると認めた編集長。
そして、ここで副編集長とゆー意外な援軍が登場。理路整然とデータで攻めるあたりがさすがだ。

ところで、サイコー&シュージンがみずから引き受けた枷。あれは、どうみてもシュージンの方にプレッシャーがかかるよねえ。シュージンがさらにやせ細ってしまわないかが心配だ。

自分の担当編集である服部さんにサイコー&シュージンを褒められて「サイコーでーす」と言っちゃう新妻エイジ。
この人、本当に心底、亜城木夢叶が好きだし、亜城木夢叶を好きな人が好きだよねえ。

本だらけの服部さんの部屋。『TRAP』の横に『DRAGON BALL』が並んでる本棚をみて、きちんと五十音順に並べてるんだなあ、とか思ったりして。

『保健室の死神』(第28診 無駄な努力)
めんどくさがりな藤も、考えざるを得なかっためんどくさい問題たち。
だけど、どんだけ考えてもめんどくささが増すだけで、問題はちっとも解決しなかった。
だから寝る!
う~ん……これやりたい人いっぱいいるんだろうなあ(苦笑)。