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『週刊少年ジャンプ』2012年34号 感想

『黒子のバスケ』 (第174Q もらっとくわ) 青峰がなんか便利屋っぽくなってきた(笑)。 なんだかんだで面倒見のいい性格なんだよね。 木吉と花宮以外の「無冠の五将」って設定はもはやどこかに忘れ去られてるのかとも思ってたけど(←失礼)、ここにきての大盤振る舞い。 赤司だけでも相当やっかいそうなのに、さらに強化してどうするよ。 藤巻先生、どこまでハードルあげるつもりですかっ。 ところで、赤司の目が左右で描き方が違うんだけど、公式でオッドアイ設定なのかね(←アニメではそんなカラーリングになってる)。 あっ、ファンブックようやく買えたので、これからゆっくり読む。 『ニセコイ』 (第35話 バクハツ) 病弱キャラで方言彼女とか……なんかすごいな。 『ハイキュー!!』 (第22話 憧れ) 「圧倒的才能」と「信頼と安定」の戦いかあ。 だとしたら、日向くんと影山くんが「信頼と安定」を手に入れたら無敵じゃね? まあ、あの日向くんを「安定」させるのはそうとうむずかしそうだが(苦笑)。 『暗殺教室』 (第4話 基礎の時間) 別記事なんだよ。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的394 激突の日) こっそり入江くんとスパナも合流していたもよう。 本当に総力戦だな。 ツナ、バジル、炎真のスリーショットに、なんかめっちゃ盛り上がってしまった。 このひなたぼっこが似合う和み系3人の組み合わせはなんかよいなあ。 『めだかボックス』 (第155箱 「善吉のために」) こういう設定みると、どうしても蔵馬VS海藤を思い出してしまうんだが。

『暗殺教室』第4話 基礎の時間 感想、もしくは、蜜月期間が終わる

「暗殺ごっこ」を満喫していたE組だったけど、烏間せんせーの加入により、一気に暗殺集団っぽい空気になった。 それにしても、烏間せんせーはガラをよくして理知的になった吾代のよう(←いや、それは吾代の原形をとどめてないだろ)。 ちゃんと戦えるし、教員免許も持ってるし、教えるのもうまいし、子供たちの扱いもていねいだし、本当に有能だなあ。 「ナイフ当てたらよしよししてくれんのかな~」って、なんかめっちゃかわいい発想。 「殺せんせー」という呼び名を殺せんせーは気に入ってる様子。 よかったね、渚くん。 さて、停学明けの赤羽業くんが、E組に合流。 「業」と書いて「カルマ」と読むって、DQNネームか。 なんか、実際にいそうな気もするけど。 そして、初手で殺せんせーにダメージを与えるとか、暗殺者としてめっちゃ有能。 まあ、初手だからこそひっかかったということも考えられるけど。 もらったナイフを細かく切って手袋に貼りこむとかいう手間のかかったことをやるあたりに、カルマ君の執念が感じられるんだけど、この作業をやってた時、さぞや楽しそうな顔してたんだろうなあ。 これって多分、懸賞金がかかってなくても、やったんだろうね。 これまで、殺せんせーと子供たちがやってたのは、なんとゆーか「だるまさんがころんだ」的な遊びだったと思うんだ。 そこに、烏間先生という、義務感と責任感をどっしり背負った「プロ」が入り込み、さらにカルマ君という「優等生」が入り込んで、このほわわんとした「遊び」は終わってしまった。 今回の本気で冷や汗かいてる殺せんせーの姿に、きっと子供たちも動揺しただろう。 だって、子供たちのほとんどは、殺せんせーとの学校生活を楽しんでいたと思うんだ。 でも、そんな蜜月時代はあからさまに終わってしまった。 カルマ君が殺せんせーを暗殺しようとするのは「正当」なことだから、子供たちはそれを止めるわけにもいかない。 これから、殺せんせーがどう出るかも気になるけど、子供たちがどういう反応を示すかも気になるなあ。

『週刊少年ジャンプ』2012年33号 感想

『SKET DANCE』 (第241話 スイッチ・オン1) そうか……ついに「スイッチ・オン」が来たか……。 なんか、終わりが近づいてる感じがしてやだなあ。 『黒子のバスケ』 (第173Q やめとけよ) 今回だけみると、赤司がものすごいまともなキャプテンにみえる~(笑)。 まあ、キャプテンまかされるくらいだから、単なるキレキャラ(?)ではないんだろうけど。 それにしても、灰崎の件をどうケリつけるのかと思ってたら、青峰がなぐってあっさり退場でちょっと笑った。 藤巻先生はわりと思い切りがいいというか、バッサリなとこがあるよなあ。 『ハイキュー!!』 (第21話 エースへのトス) 仲間が大事だったから、その想いを受け止めることに耐えかねて、旭先輩はくじけてしまった。 だからこそ、戻ってくる理由も、仲間が大事だから想いに応えたい、なんだよなあ。 『暗殺教室』 (第3話 サービスの時間) 別記事だす。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的393 ツナの説得) ママンはどうしてるんだろうと思ってたら、まだ入院中だった。 ついにツナがリボーンの説得に成功。 ツナの成長をみたいからもっと生きたい、というのが泣ける。 リボーンを論破するとか、ツナの成長っぷりがすごいよなあ。 アルコバレーノも全員参加でいよいよ総力戦って感じ。 それにしても、マーモンの必死さかげんがかわいいなあ。 マーモンが生きることに執着するのは、ずっとベルの近くにいたいからだって信じてる(笑)。 『めだかボックス』 (第154箱 「今の私に大事なものは」) 死亡フラグの回収がはやすぎだからっ!(泣)

『暗殺教室』第3話 サービスの時間 感想、もしくは、リア充は地球を爆発させる

「極少数の生徒を激しく差別する事で…大半の生徒が緊張感と優越感を持ち頑張る」という仕組みを「合理的」と考える烏間さんは、やっぱり軍人さんなんだなあ。 こころよく思ってはいないんだろうけど、これはこれであり、と容認できちゃうところが。 中学自体は名門校ということは、あのE組の子供たちも、小学校では頭のいい子として扱われてきたんだろう、と思うわけで、そんな子たちがあれだけあからさまな差別待遇受けてたら、そりゃあ鬱屈もするだろうさ。 しかし、このE組の子たち。 ありえないほどリア充(爆)。 キャッキャウフフにもほどがある。なんでそんなに楽しそうなんだ、おまえら。 まあ、理由は簡単。 あの子たちは「ゲーム」をクリアするという「目的」を持ってるから。 殺せんせーは実に巧みにこの「ゲーム」の難易度を設定しているようにみえる。 とてもとても難しい。 けれど、絶対に不可能、とも言い切れないレベルに難易度をコントロールして、子供たちが「ゲーム」から脱落しないように工夫し、さらに、それをクリアすれば100億円というご褒美まで用意している。 そして、「地球を爆発させる」という言葉で、子供たちが「ゲーム」に興じることを、学校が容認する環境まで整えているというわけだ。 しかし、子供たちは絶対安全を約束されたサバイバルゲームに興じてる気分でも、大人たちはそうはいかないわけで、「地球滅亡まであと○○日」的なものを背負わされちゃってる烏間にしてみれば、あまりの不条理っぷりに頭を抱えちゃうのも当然だろう。 しかし、この楽しい楽しい暗殺ゲームは、烏間という副担任と、「ゲーム」ではなく「暗殺」を楽しみにしてるっぽい生徒という、異分子の投入で新しいフェーズに突入することになるんだろう。 なるほど、3回かけて、ほのぼの~な日常を描いといてこうくるわけね。 それにしても、殺せんせーがかわいいなあ。 なに、あのかわいい生き物。 「カッコつけるとボロが出る」とか「テンパるのが意外と早い」とか「器が小さい」とか、どんだけ萌え要素つっこんでんだよ! 最強キャラがドジっ子属性とか盛りすぎだろ! とにかく、殺せんせーも生徒たちもリア充すぎて、「爆発しろ!」と言いたくなっちゃうくらいなんだけど、このマンガの場合、爆発するのは地球だからなあ。 なんなんだ、この設定。

『週刊少年ジャンプ』2012年32号 感想

『暗殺教室』 (第2話 野球の時間) 別記事にしてあります。 『黒子のバスケ』 (第172Q ジャマすんじゃねーよ…!) 黄瀬っちってどんだけ黒子くんのことが好きなんだよ~! とじたばたしてしまった。 黄瀬っちの好きなタイプって、黒子くんみたいなバカがつくほどの正直者で、何かあった時には遠慮なく叱りつけてくれるような人なんじゃないかね。笠松キャプテンもそんな感じだし。 それにしても、黄瀬っちもオーバーワークでそれをほっといたとか、海常にはそういうことをちゃんとケアしてくれる人材はおらんのかね。 『めだかボックス』 (第153箱 「この戦いが終わったら」) ついさっき切腹してたと思ったら今度はプロポーズだよ。 どんだけ忙しい男なんだ(苦笑)。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的392 決戦直前) あんだけのメンバーが集まってることに、アルコバレーノたちが気づかないとも思えないんだけど。 まあ、リボーンはツナの気のすむようにさせとけって考えてるのかも。

『暗殺教室』第2話 野球の時間 感想、もしくは、殺る気スイッチの押し方

2話目の表紙もカラー!(まあ、最近の『ジャンプ』ではわりかし定番だけどね) 殺せんせーは宇宙空間を飛べるんだろうか。できそうな感じはあるけど。 今回はなんだか普通にハートフル学園コメディ。 なんだ、松井センセも普通にほのぼのが描けるんじゃないか(←設定のアレさについては目をつぶっとけ)。 しかし、普通にほのぼのコメディすぎて感想がむずかしい。 なんかもう「渚くんかわええ」ですべて終わってしまう。 う~む。「魔人様かっこええ」ですべて終わってしまってた時期のことを思い出すぞ(苦笑)。 「君達と真剣に向き合う事は…地球の終わりよりも重要なのです」 この台詞はいわゆる「人の命は地球より重い」とは意味合いが違うんだよね、多分。 殺せんせーにとっての重要事は、生徒たちと真剣に向き合うことだけで、他のことはどれもこれも瑣末事なんだよ、ってことなんじゃないかと私は感じたんだ。 月が常に三日月なことも、もうすぐ地球が滅びることも、どうでもいい。 君達と真剣に向き合うことだけが重要なんだよ、ということ。 これまでいろんなマンガやドラマで、先生がどれだけ生徒を大事にしているか、というアピールが行われてきたけど、ここまでばかばかしくスケールのでかい表現は、さすがになかったんじゃないかね。 これだけの愛情を示されて、子供たちが「殺る気」にならないわけがない!(爆) ところで、今回の松井センセのコメント。 「今作も、連載の長さに関係無くエンディングをちゃんと描けるよう精一杯頑張ります」 2話目にして、終わりの話をしないでください(泣)。 ストーリーの終わりを見据えて描いていく、というのは作家としては当然のことなのかもしれないけど、なんかこう……さびしくなります。 余談だけど、『魔人探偵脳噛ネウロ』にも野球の話題が何度かでてきてたよねえ。 今でもプロ野球選手のメジャーリーグ流出を嘆いていらっしゃるのかしら。

『週刊少年ジャンプ』2012年31号 感想

松井センセがついにご帰還~! ということで、個人的に今週から『ジャンプ』が50円値上げされました(←アンケートハガキの切手代)。 『暗殺教室』 (第1話 暗殺の時間) 長くなったので別記事にしました。 『SKET DANCE』 (第239話 リトルプレジデントは幼気盛り) 椿がかわいすぎる~。 ちっこい椿はもちろんだけど、元に戻って、うっかりボッスンのことを「お兄ちゃん」って呼んじゃって、かああ、ってなるところがかわいすぎてなんともいえん。 『黒子のバスケ』 (第171Q オレのもんだ) 中学時代の黒子くんたち、一緒に昼食とってるあたり、もともとはみんな仲がよかったんだなあ。 それともみんな、クラスにとけこめなくて、部活仲間で固まってたんだろうか(←ありえる)。 それにしても、灰崎の能力、ほんとにえげつない……。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的391 大召集) ツナの成長はうれしいけど、それはそれ、これはこれ。 リボーンはどこまでもシビアだなあ。 ツナん家がこみこみすぎるんだが、これってママンはどう思ってるんだろう。 これだけの人に振舞う料理をどうやってつくろうか悩んでそう(苦笑)。 『magico』 (最終話 みんなの儀式) 終わるんだろうなあ、とは思ってたけど、終わっちゃったなあ。 エマかわいかったのに。 あのぷるんぷるんしてるとこがなんともいえずかわいかったのに。 エマからのプロポーズでハッピーエンドとか、シオンてば最後まで情けないぞ~(笑)。

『暗殺教室』第1話 暗殺の時間 感想、もしくは、松井優征の帰還

『週刊少年ジャンプ』で松井優征先生の連載『暗殺教室』がはじまった! 前連載『魔人探偵脳噛ネウロ』が終了してから約3年……あいまにちょこちょこと読み切りは描いてらしたけど……長かったなあ(しみじみ)。 松井センセの読み切りはとてもおもしろいんだけど、やっぱり連載が読みたかった。どうしてもどうしても。 待たされすぎて、先週、『ジャンプ』で連載予告をみつけてしばらく放心状態。昨日、店頭で『ジャンプ』の表紙をみて呼吸困難というありさま(苦笑)。 いやいや、人間、待たされすぎると、反応が過剰になるのね。 それにしても、読み切りを経ないで連載というのはめずらしい。 読み切りで載せるとインパクトが薄れちゃうから、とかいうインパクト勝負ものなのかな? とか予想してたんだけど、今週の『ジャンプ』の表紙はかなりなインパクトだった。 いやいや、先週の予告カットにでてた変な生物は、色がつくとさらに変な生物になってるじゃないか。 冒頭は、なぜかシールドグラスをつけた子供たちと、変な生物。 で、次の見開きページで子供たちがいきなり発砲。 2ページ目ですでにポカーンですがな。 てか、『ジャンプ』の表紙に「暗殺者参上」とか描いてあったから、変な生物が暗殺者なのかと思ったら、変な生物は暗殺される側だった……。 そうか、なんでみんなシールドグラスつけてんのかと思ったら、万が一の事態から目を守るためか。子供たちの安全対策は万全だな(苦笑)。 そして、なぜかポカーンて口ひらいたみたいになっちゃってる月がご登場で、さらにポカーン。 「我々はもう一生三日月しか見れないのです!!」って問題はそこかよっ。 引力とか潮汐力とかよくわかんないけど、あれだけ月が欠けたら、地球は異常気象で大変なことにになってるだろ、とか突っ込んでは負けだ、ということはよくわかっている。うん。 「初めまして、私が月を爆った犯人です」 「来年には地球も爆る予定です」 「君達の担任になったので、どうぞよろしく」 今北産業乙! 今回分を読んだ後で、この台詞を読み返すと、3行でこのマンガの設定が見事にまとめられていることがわかるという……。 あいかわらず松井センセはやることに無駄がない。 主人公だけが段違いに強い、というのは『魔人探偵脳噛ネウロ』と同じ。 だけど、変な生物は人間を下等生物とみなしている様子はない。 むしろ、他の先生たちよりも、生徒...