『暗殺教室』第66話 女子の時間 感想、もしくは、正ヒロインがついに登場!!

緊迫したホテル侵入作戦が続いてたのに、なんかだる~い感じではじまった今回。

6階のテラス・ラウンジに姿を現したのは、E組の女子生徒たち。
って……もう6階までたどりついてたんだ(←ストーリーをちゃんと覚えてない)。

なぜ女子だけで歩いているのかと思ったら、「男手は欲しいけど、男にはチェック厳しいんだもん」ということで、要するに、ほぼノーチェックで通してもらえる女子だけが先行してきた?
と、思ったら、なんと「渚ちゃん」が登場!
なるほど「男手」って、渚くんのことだったか。

カルマくんも本気を出せば、そうとうかわいい女の子に変身できそうな気がするんだけど、服を着替えただけで性別が変わるとか、渚くんでなきゃできないよなあ。

それにしても、かわいいっ! かわいすぎるっ!
真っ赤になってうつむいてる姿が、なんかもうあざとすぎて、かわいすぎっ! 破壊力高すぎっ!

やっぱり渚くんが、このマンガの正ヒロインだったか!

てゆーか、『暗殺教室』だけじゃなく、今号の『ジャンプ』のどんな女の子キャラよりもかわいかった。
『ニセコイ』のマリカちゃんよりかわいくみえる……ううっ、マリカちゃんかわいいよ、マリカちゃん(←なんか自分壊れてきてる)。

バカ息子は「慣れてない感じが新鮮だ」といい、女子たちには「自然すぎて新鮮味がない」という、この渚ちゃん。
まあ、バカ息子の方は性別を知らんからね、無理もない。

ところで、松井せんせーが描く女子中学生とか女子高校生のコスチュームって、わりとナチュラルというか、ちょっとおしゃれな女の子って感じがいいよね。男性マンガ家だと、女性キャラの私服がずいぶんとザンネンなことが多いのに。


そんなこんなで、バカ息子の相手をさせられることになった渚ちゃん。
いや、女の子に相手をさせて、まずいことになってもまずいからね……って、この渚ちゃんだと、男だとバレても「まあ、かわいいからいっか」になりそうな気がしないでもない(爆)。


しかし、渚ちゃんを人身御供にさしだしても、声をかけてくる男は後をたたず。
明らかに子供なのに声をかけてくるとか、モラルとかいったものがまったく存在しない空間だっていうのがよくわかる。

しかし、矢田ちゃんはそれをバッジひとつで、冷静に無難に乗り切ってみせた。
矢田ちゃんはイリーナ先生の一番弟子なのかもね。

接待術も交渉術も語学も、社会に出たときに、最高の刃になると思う。本当に。
てか、中学生にして、ここまでしっかりしてて、おまけにかわいいとか、巨乳がどれだけ憎くても、認めざるを得ないよな。うん。


一方、渚ちゃんは、しっかりバカ息子の方をひきつけていた。
どうしようもないバカ息子と思いきや「ナンパ位テメーの力でやれってんだ」と思う程度にはまともなところもあったり。
しかし、バカ息子の親のネタは、なんかギリギリアウトっぽいけど大丈夫なんですか~(苦笑)。
渚ちゃんの「君の父さん、ケツに何か恨みでもあるの?」が妙に笑えた。


6階と7階をつなぐ階段の前に陣取っているのは、警備員1人だけ。
ホテル全体を買収できてないから、警備は手薄なんだろうな。
それでも、女子だけで、屈強な男を危険なく排除するのはむずかしい、というわけで渚くんが呼び戻された。

渚くん、前にやったあの手で、にっこり笑って近づいて、さらっと後ろをとるんかね、と思いきや、バカ息子を脅してた男を岡野ちゃんがさらっと沈めて、沈めた男を介抱して欲しい、という口実で警備員をどかすとかっ。

岡野ちゃんどんだけ強いんだよ~。

まったくもって、矢田ちゃんも岡野ちゃんもかっこよすぎで、正直、「男手」なんか必要なかった……。
でも、「つらいよね、男子は」ってにっこり笑いかける渚ちゃんが、あまりにもかわいすぎて、なんかもう必要性なんかまったくいらんので、渚ちゃんを10回に1回くらいでいいから登場させてください! って本気で思った(爆)。

ところで、カルマくんが「面白いからに決まってんじゃん」って言ったってことは、男手として渚ちゃんを同行させるって提案したのは、カルマくんなんじゃないかね。
実際のところ、男の子の姿でも、渚くんなら警戒されないだろ。


そんなこんなで、女子組の活躍で、ほぼ荒事なしで6階をクリアした生徒たち。
もう7階に到達か……。