『改造人間ロギイ』のこと
『改造人間ロギイ』ってマンガがありましてね。 今年『週刊少年ジャンプ』を11週で突き抜けて、「当たって砕けましたー!」という清々しい巻末コメントを残して終わったマンガなんですけどね。 でも、私は好きだったんだよ! 終わった時は「やっぱり終わったか……好きだったんだけどな……」って感じで、なんというか、打ち切りになるだろうと思ってたんだよ! うん! でも、私は好きだったんだよ。 で、自分がこつこつ書いてる『ジャンプ』感想の記事を読み返してみたら、あんまりちゃんと書いてない。 多分、コメントに困ってた。だって、「好き」しか言えてない(苦笑)。 そのわりに、『ジャンプ』で2巻分で終わったマンガのコミックスを久々に買ったんですよ。 コミックスでちゃんと読み直してみてですね、「ああ、やっぱり好きだなあ」って思うんだけど、「なんでこれを11週で打ち切るんだよ!」って気持ちにはならない。「まあ、なるだろうな」と(←失礼)。 それでふと思ったんだけど、「好き」と「おもしろい」ってのは、違うものなんだよね。 あたりまえのことなんだけど。 なんとゆーか、「おもしろいから好き!」っていうのもあるけど、「おもしろいと思うけど好きじゃない」ってのもあるし、「おもしろいと思えないけど好きだ!」ってのもある。 「おもしろい」はがんばりとかアイディアとか、そういったもので上乗せできるものだと思うけど、「好き」は相性みたいなものがあるのでそれがむずかしい。 だから、「好き」ってだけで、ものすごいアドバンテージだと思うんだよ。 そんなこんなで何が言いたいかというと、久々に「好き」枠に飛び込んできてくれた新人さんなので、次回作を期待してます! 三木先生! ってことなんでした。